<< 化物語 第12話『つばさキャット 其ノ貮』TV版は終了 | main | CANAAN 第13話「キボウノチ」最終回 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | pookmark |
CANAAN 第11話&第12話
日曜の午前に書く事になる作品は毎回そうなんだけど…日程的にキツくなる事が多いんですよね(苦笑)

その為に、2作続けて途中リタイヤしたし…今回も、2週にわたって書けてなかったCANAANですが…今夜で終わりという段階になってようやく書く時間が取れました(苦笑)


今更書いても読んで頂ける方は少ないだろうけど…2話まとめて簡単に感想です(汗)


■愛の力は良くも悪くも強力
愛は人をどこまでも自己犠牲的にさせ…相手の為であればどんな事でも出来る力を持ち…人に満たされた気持ちや幸福感を与え得る。

その一方で…その力の向け方を間違い始めたり、どこかですれ違いが生じると…とことん人を狂わせ、何処までも一人の人間の全てを破壊的なまでに変えてしまう力も持つ…。

それでも、人は感情を持つ限り…誰かに惹かれ誰かを愛したり憎んだりせずにはいられない…愛は本当に厄介…人間の感情ってホント厄介…改めて、そんな気持ちにならずにはいられない11話でした(苦笑)

リャン・チーも当初は純粋にアルファルドに憧れ、惹かれ、愛するようになってひたすら喜んでもらえることだけを求めて、尽くし続けたのだろうけれど…。

その愛が高じて抑えきれなくなり、もっと自分を見て欲しいという欲求が他のモノを何も見えなくさせ…カナンやシャムへの嫉妬と憎悪を抱かせ、その憎悪がさらにこの人を歪めて、遂には…憎悪と嫉妬の対象であるカナンに似た姿に成り果て精神のバランスを完全に狂わせながら…逝ってしまった。

カミングズは、そんなリャンの何処に惹かれていたのか最後まで分からなかったけれど…もしかすると、ひたすら一途に尽くそうとしながら…報われないリャンを見ているうちに…そんなリャンの癒しになりたかったのかもしれない…と思った…。

最後の、リャンを説得する言葉の内容を聞いている限り非常に常識的な感じで…この人はリャンに虐げられて快感を覚えていた訳ではなく…もしかすると、あれもどんどんと歪みと狂いを増していくリャンと同じ位置に何とか身を置こうとする事で、リャンを癒したかったのかもしれないとさえ思ってしまった……。

その延長線上に…あったのは…救いがもぅそれしかないと分かった段階でのリャンの為のリャン殺害…そして言わずにいられなかった最後の願い…結果、リャンの瞳に最後に映ったのはカミングズではあったけれど…もぅその先は…この人自身生きていける筈もなかったよね…。

もぅ一人は…ハッコー…この人には是非生きて欲しかったんだけど…無理だったんだね…やっぱり愛は厄介だ…。

先に逝ってしまったサンタナの願いは分かっていた筈だし…身を呈して、そのサンタナの遺志を託された御法川の想いも伝わった筈なのに…それでも『決定権は生きている者にある!』と言い切って、生前叶わなかった行為を想いの丈全てをぶつけるように続け…死を選んだその様は…空恐ろしく…虚しく…哀しくて堪らなかった…。

でも、それぞれが貫いた愛…歪んでしまったように見える愛は…生前完全に満たされる事は決してなかった訳だけど…それだけで、不幸だと決めつける訳にもいかない感じで…何ともいえない気分にさせられたよ…_| ̄|○


■絶望
カナンは周りに絶望を与える存在…そういう意味で絶望そのものな訳か…。

例えば、シャムはカナンのせいで絶望した…自分の想い、人生の全てを費やして身につけてきたモノ、それらを全てやすやすと飛び越えていく、どれだけ頑張っても性能的に決して届かない、カナンが持っている常人には決して届かないモノがもたらす自分への絶望……。

アルファルドの方はカナンだけでなくシャムを抜きにしては語れないよね…彼女は常に、シャムが求める兵士であろうとし、そして理想通りの性能を手に入れた…なのに…シャムは、絶望的なまでの性能を持つカナンにただ絶望しただけでなく…否応なく魅かれ…『カナン』という名を与え…カナンに希望を託してカナンだけを見るようになってしまった…。

そしてそれだけではなく、ひたすら真っ直ぐシャムを信頼し、真っ直ぐに愛を表わすカナンを見ているうちに…シャム自身がそうで、アルファルド自身もそうだった、憎しみを糧に戦闘する兵士を否定し『復讐からは何も生まれない』などとまで、言うようになってしまったという感じだろうか…。

だからシャムを殺した…でも、粘り付く感情は拭えない…それで再び、カナンを真の力を発揮できる状態にした上で、もう一度カナン自身の光(マリア)を奪い今度こそカナンを心の面で再起不能にして、シャムがひたすら見続けたカナンのその圧倒的な力を発揮できないようにすると同時に…カナン自身に最も衝撃的な形で絶望を与えたいのか?

そうする事で、シャムにカナンよりも自分を見て欲しかった…そんな過去から続く、自分の粘りつくような感情に決着を付けたいという事だろうか。

そして…マリアもある意味絶望してしまったのかな…ただ待つしか出来ない自分、足手まといになるだけの自分、カナンの事を全て理解出来てなかった自分、普通の女の子のように…あるいは赤ちゃんのようにひたすら怯え、ひたすら求める今のカナンに何もしてあげられない自分に…。

おまけに、守って貰うなんてムズムズする、ただ傍に居るだけで良いと言っておきながら…実は、求めてた…強いカナンを…強くあり続けるカナンを、自分を照らし続けてくれるカナンを…。

いつも何処までも真っ直ぐに光を放ち続けるカナンに愛され、照らされる事で生まれてしまった心の片隅のそんな影に絶望し…最後は『ごめんね』と言いながら…死ぬ事でカナンを守る道、最後に自分で…そういう形で光る事を選んでしまったマリア…。


はぁ色々重いね…展開が…唯一の癒しは…落ち込む周りを必死に盛り上げようとしたり、必死に守ろうとしたりしてたユンユンなんだけど…マリアの最後の頼みを泣く泣く聞いてしまって切り離してしまった車両…このまま助からなかったら、ユンユンの心に残る傷も心配だよ。


ところで、こんな風に周りに今のところ絶望を与えるカナンだけど…あくまでもカナンな訳ですよね…そしてシャムは最後には一度は己に絶望を与えたカナンだけど、カナンが悪い訳ではないのは分かっていただろうし…最後には間違いなく希望を託したと思うんだ…だから、絶望ではなく希望で終わらないとダメなのかなと思うんですが…。

この展開で…本当の意味での希望に変わる何かが最後に残るのだろうか…逆にご都合主義的展開で希望が残った!って展開は御免だし……どう決着がつくのか色んな意味で不安ですが…最後を心して見届けたいと思います。


最終回の感想はここ



10話の感想はここ





icon icon

CANAAN 1(Blu-ray Disc) icon
| 09夏・CANAAN | comments(0) | trackbacks(3) | pookmark |
スポンサーサイト
| - | - | - | pookmark |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://kokorotekutek.jugem.jp/trackback/470
トラックバック
[アニメ]CANAAN #12
CANAAN 公式サイト 『忌殺劣者』 脚本:岡田麿里 演出:許蒴 絵コンテ:安藤真裕 作画監督:小谷杏子 ファクトリーで起きた数々の出来事は、カナン(沢城みゆき)たちに大きな傷を残した。これもすべて、アルファルド(坂本真綾)の思惑なのか。 ■混乱の極み ファク
| Vanishing Point-バニシング・ポイント- | 2009/09/27 10:55 AM |
[アニメ]CANAAN #11
CANAAN 公式サイト 『彼女添』 脚本:岡田麿里 演出:安藤剛文 絵コンテ:安藤真裕 作画監督:石井百合子 フラワーガーデンでマリア(南條愛乃)たちが見た光景。アルファルド(坂本真綾)の本当の狙いとは。 ■姿を似せたわけではない フラワーガーデンに現れたのは、
| Vanishing Point-バニシング・ポイント- | 2009/09/27 10:56 AM |
◎CANAAN第11話「彼女添」
ナツメはユンユンとマリアを殺そうとするとアルファルドがきてカナンのところへいけという。氷付けにされてたのは、カナンにそっくりなボナーだった。ボナーになると髪の毛が白くなるらしい。そういえば、ハッコーさんの髪も白くなってたな。そして、ナツメは去っていく
| ぺろぺろキャンディー | 2009/11/08 2:29 PM |
IHクッキングヒーター

返信とか近況とか一言感想

アニメの方は、毎期視聴本数が減っています。。。

yutanpoさんへの拍手コメ返信
自分ではいつも「あーもっと上手く伝えられたら…」と思いながら書いているのですが、褒めて頂いてありがとうございます。
確かに、指の組み方は左親指が上、腕の組み方は右腕が上です(゚□゚;)!
「CLAYMORE」アニメの方は分からないですが、数年前に友人宅で何冊か読んで、その時「面白そうかも」と思ったのにそのまま放置していました。完結したんですね、近いうちに購入して読んでみます。

最近の記事

PROFILE

コメント等歓迎ですが返信はかなり遅くなってしまうこともありますm(__)m



↑拍手コメでのコメントも送れます

管理人へのメールはここ

利用サイト

BlogPeople
 
 

CALENDAR

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

CATEGORIES

MOBILE

qrcode

SEARCH



当ブログで感想の補助・引用目的で使用している画像の著作権は全て各制作・放送関係者に帰属します。

SPONSORED LINKS