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黒執事 第23話「その執事、炎上」

第23話「その執事、炎上」


このアニメって出て来る登場人物のそれぞれがかなり自由にやりたい放題に行動しているように見えて…実は誰も彼もが、それぞれの立場とか役割とか概念に縛られた自由のない中で精一杯もがきながら生きているのではないだろうか…と感じてしまった。


その中で、天使も悪魔も死神も人も…自分なりに落としどころを見つけて、ある者は諦念し、ある者は必死に反発し…でも、決して決められた大きな枠組みからは抜け出せていない感じがした……。

なんかまたのっけから、変な方向へ思い込んでまじめに語りすぎだ(汗)
〈※あと、不満点も少し(だけ)書いてるので嫌な方はここでもぅ読まないでくださいね〉


■自らの役割を果たす者たち
まずはタナカさん
『ファントムハイヴ家にお仕えして二度目の炎…私は綴るしかできません。このお屋敷での物語を それが私の役目…ですがそれも終わりですね』
あれ、よほどの謎がありそうな気配のあったタナカさんの役割はそれだけで終わりですか?!


タナカさんはこの屋敷から他の使用人みたいに自由に動く事はできないんだろうか…?!
えと、この屋敷外にタナカさんが出かけた事って、あったけ?

ごめん( ̄Д ̄;;ちゃんと覚えてないけれど…。
もし、ただただこの屋敷の敷地内でファントムハイヴ家を見守り続け、その物語を綴るしか出来ない役割だとしたら…それはかなり物悲しいね…。
ファントムハイヴ家はシエルの代で終わりだろうし…。


葬儀屋は、ロンドン方面で死神の人手が足らない程の魂を刈り取らなければならなくなったので呼び出され…少しだけ寄り道をしてシエルに迫る「死」を教えてくれる。

あくまでも自由に生きているように見える葬儀屋も…死神らしく人の「死」に関る事柄からは決して離れられないんだろうな…。
この人はそれを楽しんではいそうだけど。

同じ死神のグレルも死にかけた者に止めを刺す事は許されない。
死神界も…どうやら許されない事をした場合の罰が、しっかりある世界だってのは…これまでたくさん見せてもらってきましたからね(汗)
魔犬の声を聞いて、今回の天使の所業に悔しそうな…忌々しさを感じる表情が印象に残った。


■女王の哀れな末路
死を悼み、悲しむ気持ち…愛した相手が死んだ時に感じる心の痛みとか「もう少し生きて欲しい。死んで欲しくない」という気持ちは、普通の人間であれば誰もが感じるもので…女王も決して特別変だったわけじゃないとは思うんですよね…。

でも、その瞬間の脆くなった心をたまたまつかれて…あんな形で肉体を繋がれてしまった為に完全に狂気の世界に踏み入れてしまった…。

それに今回分かったけど、自分の肉体に繋がれたかつての愛した者の肉体が、繋がったまま膿み腐っていく…そんな状態で生きてたらそりゃ狂うわな( ̄Д ̄;;


それなのに、結局アッシュ(アンジェラ)は自分の都合で利用したあげく…気に入らなくなると見捨てて…天使がいなくなったことで…腐敗を修復する事も「生」を維持する事もできなくなった女王は…夫の腐肉の混じった涙を流して息絶える…。

うーん、まぁ何ともいえない哀れな気持ちをこの女王には持つと同時に…隙を突かれたとはいえ、天使の甘言にのり人としての決して抗えない縛りの領域を踏み越えてしまった為の当然の末路のような気もして…複雑…。

でも、死に際の狂った笑顔を見る限り…それなりに女王は狂気の中で、本人はいい夢を見続けていられたのかもしれないけれど…。



■使用人たちの涙
『僕はお屋敷の笑顔を、お屋敷での日々を守りたいんだよ。そのためには誰一人欠けちゃ駄目なんだ』と、プルートゥを元に戻そうと努めた三人…。

理想は確かにそうだけど…どれだけ願っても人には叶わない想いや、過去の日々があるのが現実で…。


『自らの誇りを奪われ、目的さえも見えず生きていることがどんなに惨めな事か…お前らならば分かるだろう』とのシエルの言葉に…涙を流して同意し射殺する事を決意する。

この言葉は分かるなぁ…。

誇りも目的も無く、完全に自由を奪われ操られるままであるなら…それならば『死』を…これは…まぁ人それぞれ考え方は異なるかもしれないけれど…『救い』でもあると思う。
殺してあげる事こそが…。

だからアッシュがこの時にシエルについて語った…『非情、酷薄…救いようの魂です』という評価はおかしくないですかね…。
天使として長い年月の間、不浄な人間を見続けてきた天使のくせに…表面上の冷徹に見える人間のそういう行為の心の奥にある『想い』に気付きもしないのか?!
まぁこの天使は明らかに狂ってるから…それでいいのか……。

でも、このときのシエルの言葉にセバスチャンが凄まじく驚いた表情をしてたのが…ちょっと底が浅く感じて残念だった……。
あれ?その程度でそこまで驚いてくれるのか?!と拍子抜けしてしまったというか……。



■シエルの決断

シエルの『憎しみを捨てない』事にした決断自体はね…間違いなく迷った末に決めた一つの決断だから文句は全然無いです。

上でも書いた『自らの誇りを奪われ、目的さえも見えず生きていることがどんなに惨めな事か』とか『憎しみを捨てたら、あの日からの僕は存在しない事になる』という気持ち自体も理解できるしね…。

ただし…シエルの事が好きな人には申し訳ないけれど、実は大いに不満点もあるので書かせて貰いますが…その決断をするきっかけが残念すぎた…。

だって、セバスチャンに魂を取られなくても近いうちに『死ぬ』事になるという事実を知り『どうせ死ぬなら…』って……。

そんな『どうせ、もうすぐ死ぬなら』って事でなら、多くの人がかなりの確立でそういう結論になりそうじゃないですか…。
なんか上手くいえないけれど『壮絶な覚悟の末』の結末というものが大いに薄らいだ気がする…。



■アッシュとアンジェラ

アッシュとアンジェラが同一だった事に関しては17話でも「性など超越してる天使としてのアンジェラの男性形態なのか…それとも…」と書いたし他のブログの方も書いてて、予想の範囲内で驚きはしないけれど…。

この天使の語る内容はもぅ…なんだろ、全くついていけないね〈苦笑〉
きっとこの世界観からすると十字○系の天使なんだろうけれど『堕落した地が抱える全ての涙は、人間が男と女に分かれた時から始まった』って…男と女に分けたのはまさにあんたの神がした事じゃないかよ、文句なら人間に向けるな┐( ̄ヘ ̄)┌

これがまぁ、はっきり神に反旗を翻した堕天使なら言ってる事は分からくはないんだけど『我らが研ぎ澄まされた状態で一つになれば、我が父〈神〉に愛される至言の存在に成れる』って…オイオイ(汗)

この天使も狂ってしまったけど・・・あくまで天使の枠組みからは自由になりきれず、自らの欲望と天使としての綺麗ごととが混在してるのかね…。

おまけに最後は『キモチィィーーー』って…Σ( ̄ロ ̄lll)
うーーーん、一体何をしたいのだよ…アンタ。
穢れすぎだよ…。


24話の感想はここ


22話の感想はここ



| 08秋冬・黒執事 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
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コメント
最終回ボロ泣きしました[E:weep][E:bearing]ホントに今でも想い返したら泣きそうです[E:crying]てか半泣き状態です[E:coldsweats01][E:coldsweats02] 最後のセバスチャンは悲しそうに見えました[E:despair]シエルも悲しそうでしたΩÅΩ;あの後どうなったんでしょう[E:sign02]それだけ気がかりデス[E:sign03]シエルにはもうちょい生きてほしかったです[E:sad]そして裏世界から足を洗ってセバスチャンとまた一緒に暮らしてほしかったです[E:think]
| 留奈 | 2009/04/03 9:49 PM |
留奈さんコメントありがとうございます。 最終回は…そうですね。留奈さんが言われる様に生き続ける選択も出来たとは思いますが…。シエル自身が納得して決めた結末なので受け止めるしかないですよね…でも、切ない終わり方でしたね。 シエルの表情がホント何ともいえない、寂しくなる表情でしたしね。。。 あの後はきっと…魂は取られたんでしょうが…。悪魔に喰われた魂がどうなるかは…考え方次第だと思います^^
| テク(管理人) | 2009/04/04 6:39 AM |
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| 日々“是”精進! | 2009/03/20 7:58 AM |
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返信とか近況とか一言感想

アニメの方は、毎期視聴本数が減っています。。。

yutanpoさんへの拍手コメ返信
自分ではいつも「あーもっと上手く伝えられたら…」と思いながら書いているのですが、褒めて頂いてありがとうございます。
確かに、指の組み方は左親指が上、腕の組み方は右腕が上です(゚□゚;)!
「CLAYMORE」アニメの方は分からないですが、数年前に友人宅で何冊か読んで、その時「面白そうかも」と思ったのにそのまま放置していました。完結したんですね、近いうちに購入して読んでみます。

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