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魍魎の匣 第12話「脳髄の事」

第12話「脳髄の事」

この作品は今までずっと好き勝手に予想する形で書いてきたので、ようやくここで答え合わせが出来る所までたどり着き…ホッとするような怖いような気持ちで今回は見てました(苦笑)


  • 美馬坂の研究所で遂に魍魎退治…最後の憑き物落しが始まり…京極堂により一連の奇怪な事件が解き明かされていく。
    そこに揃った役者たちとは、京極堂、美馬坂、柚木陽子、探偵榎木津、記者鳥口、増岡弁護士、福本巡査、木場刑事、その後輩の青木刑事、作家の関口…そしてもう一人と言ってた(久保)だった。

    京極堂はまず「脳髄が人体の中で特別視されるのは、其処に意識の座があるとされているからだ」と前置きした上で…今回の事件では色々な人物がそれぞれの視点から物を見、考え、勝手にそれぞれの物語を語り複雑に絡み合ってしまった為に魍魎が湧いたので、一つ一つ解きほぐさなければこの魍魎は落ちないと言う。


さてここからは次々に明らかになっていく事実なんですが…
ここまで予想メインで書いてきたブログなので、ラスト2週は答え合わせのような形式で書きますね…。


■武蔵小金井駅の加菜子の事件の犯人と動機
これは犯人が楠本頼子である事もその動機も、このブログだけでなく多くの方が1話の時点ですでに感じた通りで正解だった訳ですね。


  • 1話で『加菜子への憧れが頼子の中で加菜子を神格化(天人化)してしまってたのに、首の後ろの「ニキビ」を見つけて… 「兆しだ!」死ななくてはならない!と思って背後から線路に突き落とした』のか…と書きましたけど


まさに、頼子の中で加菜子は崇拝するところにまで至っていたので…『完璧』でなければならなかった。



ただまぁ…青木が言ったように…これはあまりに分かり易かったので、当初からそんな風に感じはしたものの、敢えてミスリードを狙ってるのだろうか…と途中少し深読みしたくなる時期もありましたが…榎木津が頼子の脳内イメージの中に『ニキビ』を見た時点で、間違いなく頼子が突き落とした証拠と言うか…ダメ押しの確証を得られましたもんね。



それにしてもこの動機は本来、動機としては全くたまったもんじゃないというか…無茶苦茶な論理ですが…まさに『不意に訪れた通りモノにあたった』ようなもの…突発的な衝動であったわけですね。
同時に加菜子を崇敬し、加菜子の言葉に酔いきってたあの時点の頼子の中ではそれ以外思考が全く働かない状態…あくまでも頼子の中では至極当然の行為だったんでしょうけど(汗)



■頼子の嘘の証言
『加菜子を落としたのは黒ずくめの男だった』と言う例の証言です。


これは二人の距離の問題などからも京極堂は証言の矛盾を付いてましたが…。
見てる視聴者の側としては…頼子が後になって急に証言し始めたあの時点で
「加菜子が誰かに突き落とされた…と、今日急に思いついたんです」と本人自身が口にしていて…え?明らかにその証言は日本語がオカシイじゃないか…と違和感を感じましたもんね(汗)



ただ関口の小説『眩暈』の最後に登場する京極堂を模した黒ずくめの男の影響を受けて…突き落とした犯人像を思いついていたとは…眩暈を映像化した5話のアバンの時点では全く予想できないものでしたが(苦笑)



ただ4話の時点で怪しいアバンはきっと久保が自分が経験したありのままを書いてるんだろうなぁ…と予想して書いた時に…。
一方で、関口の短編小説の作品タイトル「嗤う教師」「イデオロギの馬」「E.B.Hの肖像」「蒼ざめたものをもって」「舞踏仙境」「温泉源の老爺」「眩暈」が今回の事件と関連がありそうな怪しいタイトルが付いているのは一体何故なんだ…とも書いたんです…。
でも、これはもぅ途中から偶然の一致と思うしかないのだろうか…と釈然としない気持ちのまま整理を付けようとしてたので…今回の事実でなるほど!!


関口の作品を読んで影響を受けていたから、結果として少女たちの行動や思考がそれに似通っていて関口さんの作品タイトルが怪しく感じた訳か!!と、凄くすっきりした気分になれました(笑)



で、謎とは関係ないんですが…その関口作『眩暈』
5話で関口自身が『締め切りに間に合わせる為に京極堂に模した男を登場させて安易な終わらせ方をしたため駄作になり自分では後半は読むのも耐え難い』
と語ってましたが…確かに…(笑)


せっかく、閉じた館で永遠の追いかけっこをしている男女という興味をそそられる題材を描いてて…私個人としてもそれなら読んでみたいと感じるような内容なのに…。
後半に…「こんばんわ。私は全ての物語に終わりをもたらす殺し屋です」と言う台詞の男が登場して…その後の展開があれでは…はい。もぅ全てが台無しな駄作の臭いがプンプンします(笑)
京極堂も「名作になりそうだった…」と言ってますし(笑)



まぁ頼子が影響を受けた事実を知って、愕然としてる関口さんがある意味非常に魅力的ですが(笑)



■柚木陽子と美馬坂の関係
まず陽子については美馬坂との関係が親子だったんですね!


先週は別居中の妻がいて調停の為の手紙のやり取りの差出人が美馬坂絹子だったのを見て陽子が元夫婦だったのかと感じてしまったわけですが…これはもぅ完全なハズレだった訳です(苦笑)…そうか、親子か…(苦笑)



でも、母親の名前を芸名に使用していたという事は…
先週書いた「あなた(母)になりたかった」行為ってのは…女優になる事と関係があったのだろうか…という予想のほうは少し真相を突いてる箇所もあるのだろうか……。



多分、この母親との関係性は例の首絞め場面なども含めて来週明らかになる残された謎の中に含まれてるんだろうから完全にはまだ分かりませんが…。



■加菜子失踪に絡む様々な事実
カラクリについて考える上でまず出てきたのが陽子を強請ってた男です。


そういやぁ陽子を強請ってた男の話が片付いていないなぁと少し前に書いてはいたんですが…これはあまり突き詰めてそれが誰だろうか…とまでは深く考えてなかったんですよねぇ…。
でも、これは是非とも、もぅ少し深く考えておくべきだった点でしたね…そうすれば首謀者(須崎は死んでるわけだから、あくまでもこの時点の加菜子の狂言誘拐に関してですが)も見えたかもしれないのにと残念(苦笑)



その男とは須崎だった訳ですが…。
その強請りのネタとは…柚木加菜子が柴田の孫娘ではなかった事…相続絡みの話。



まぁこの点に関しては…
相続関係の話は怪しい…加菜子は例の柴田財閥の孫との間に出来た子じゃないのでは…とか。
遺産が手に入らないのが困るから、少なくとも1ヶ月は加菜子が死んでしまわないように延命したかったし…たとえ死んでも死んだと分からないように隠したかった(別の場所に移動させたかった)んじゃないだろうか…。

もしそうだとすれば、その加菜子を隠す筈が…須崎が殺されて誰かに持ち去られた為に慌てて急に動揺し始めるとういう態度の急変があったのも…納得がいく気がする。
とは書いてたので…どうやらこの内容自体は結構あたってた部分もあるんですけど…。
これを意図したのは陽子か美馬坂かと思ってたんだよなぁ…。



だからこの計画の首謀者が須崎だという事を全く予想できなかったのは、かなり大きな失敗というかツメの甘い中途半端な予想になってしまいました(苦笑)
(あ、首謀者と言ってもさっきも書いたようにあくまでも…加菜子の狂言誘拐の首謀者ですが)


それからこれに関係して…須崎自身も独自の生命維持法を持っていたという点も予想してなかったです…。
最初の方から美馬坂によって瀕死の加菜子が得体の知れない弄られ方をしたのは陽子は知ってるんだろう、でもきっとそうしないと列車の事故の段階で死んでただろうし…と予想してたので、天才的な美馬坂の手で改造されて箱に頭部が入ったような状態でも加菜子は短期間なら生き続けられると思ってたんですが…。



美馬坂教授の生命維持方はあくまでも…人体の各機能を完全に機械に代用させるので小型化は不可能で…あの建物全体を意識の座である脳髄を納める新たな箱にする必要があった。



そして、その維持には多額の費用が必要とされるし…14歳の加菜子が人生を全うするためにはまちがいなく非常識なまでの莫大なお金…柴田の遺産が必要になった…。



それと、当然あれじゃぁ軍用には全く不向きな訳だ…(苦笑)
当初はもしかするとただ純粋に美馬坂は陽子の母親である美馬坂絹子を生かし続ける為という所から出発したんでしょうか……。



■重要な転換点…8月31日
美馬坂は陽子に最後通牒を突きつけていた…。
それは…もぅ加菜子は保たない…死ぬ…と言うものだったんでしょうね。。。
それで…動転した陽子が…現実逃避のために脅迫状を書いてみたり…。



その現実逃避に書いた脅迫状を…木場が当初から『俺のヤマだ』などと言って暴走気味だったもんだからあっという間に事件にしてしまった…と(汗)


3話で誘拐の予告状を手にしたときの陽子の様子が…あれは予想というより感じたままに『ヘタな三文芝居の大袈裟な姿に見えて』…と書いたんですがまさに、そうだったんですね(苦笑)


さらにはそれを見て雨宮が…陽子がその計画を自分で立てて警察を呼んだと思って…陽子を庇う為に嘘の証言をして狂言誘拐が始まってしまった…。



そしてそれに乗じて須崎が自分の金銭欲のために…上でも少し触れたような…本格的な遺産の詐取計画を始めた…と。
その際に独自の生命維持法を持っていた須崎は(美馬坂の方法と違い失敗率も高いらしいが)加菜子を1分1秒多く生かすためだと陽子達を納得させて…移動させる狂言誘拐を実行に移し…。
あの時、チューブを抜き取って小型の箱に…もはやほんの少し残された機械じゃない部分(脳髄のある…頭部)の加菜子を移し変えて簡単にあの現場を離れる事が出来た…。
でも須崎は殺された…と。



さて木場さんですが…
完全にこれは自分の暴走から…加菜子が失踪してしまう引き金をひいてしまったということで相当ショックだろうね…(汗)


しかも、そもそもその暴走は陽子に惹かれる気持ちが関係してたんだろうし………。
これは、京極堂が木場に気を遣ったとか言ってたのも分かる気がするし…はっきり京極堂が言わなかったがゆえにさらに暴走した木場に榎木津が顔面パンチを浴びせたのも…仕方ないか…(苦笑)



■最後に分かったのは久保があの建物に居ると言う事。
『いや…ここは久保の中なんだよ』

…という事は久保を切ったのは個人的には美馬坂しかいないと思う。と書いたのはあたってたわけですが…ただ、どうやらあの言い方(患者)だと久保は生きているようですね…脳髄(頭部)で…。



しかも…自分で望んで切られたように感じますけど…。
久保は加菜子のように死にかけていたわけではないから…きっと匣の中の娘つくりを失敗し続けた久保が遂に医者の元に行き、やり方を教えてもらう為に自分を加菜子のようにして欲しいと言ったのだろうか…。


もちろん
そんな事したら、自分で匣の中の娘をつくる事はもぅ叶わない訳ですが…そこは狂気に捕らわれた久保の事だからありえそうですよね…。



そして、須崎を殺して加菜子を持ち去ったのは先週も書いたように雨宮で間違いないような気がしますね…久保に箱の中の娘(加菜子)を見せたのも雨宮だろうし…でもこれも先週も書きましたが雨宮は今生きてるのだろうか…。
連れ去った、加菜子が今も無事生き続けてるとは思いにくいし……。
陽子を庇ったりしてる所を見ると…悪意を持って、持ち去った感じではなさそうだし……動機がなんだろうか…。



さて随分好き勝手予想して書いてる本人がひたすら楽しんでたような内容の感想も遂に来週は最終回ですね(汗)



追記:あーそうか…
今TB返信していて近親相姦の予想をしておられるブログを幾つか見かけましたが…そうだよ…その予想なら…ずっと自分が気にし続けてきた首絞めの件…加菜子が陽子の母から憎まれてた理由も、先週のアバンもかなり理解できますよね…うーーーん。


13話の感想はここ


11話の感想はここ


| 08秋・魍魎の匣 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
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コメント
加菜子に憧れた頼子は、少しでも加菜子のようになりたくて、今までは読まなかったような大人の文芸雑誌を読むようになりましたが、内容は難しくてあまり理解できませんでした。 それでも頼子は、『幻想的で不思議な関口の小説』だけはちょっぴり好きだった訳です。 「自分の書いた小説のせいで事件が混乱してしまった」という事実を知った関口君の心情を思いやると、ちょっとかわいそうですが(^_^;) さて、来週はいよいよ最終回。 今までネタバレを避けてコメントをされなかった原作既読の方々も、ようやく本気のコメントを書く事が出来ますねw
| さと | 2008/12/24 4:09 PM |
さとさんいつもコメントありがとうございます^^ さとさんのコメントを読みながら、そういえば、頼子があぁいう本自体を読み始めたきっかけも加菜子への憧れが発端だったような映像があったのを思い出しましたが…。 『幻想的で不思議な関口の小説』だけはちょっぴり好きだったとかまでは全くアニメだけでは分からないですよね。ありがとうございます^^ 関口さんの心情は…そうですね…何だか尾を引きそうな(汗) 来週は最終回なので予想の部分もそうですが…全貌が明らかになれば、犯行を犯したそれぞれの人たちの動機とか心情に対しての感じ方なんかは随分人によって異なるでしょうし…色んな方の感じ方なんかも聞けるかなぁと期待はしてるんですが…年末ですしねどうかな^^;
| テク(管理人) | 2008/12/25 12:58 AM |
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魍魎の匣 第12話「脳髄の事」
その扉が開くとき、物語は終わるのです--------。私は恐れている。物語を終わらせる者の登場を--------!!そしてやってきた男・・・・。「すべての物語を終わらせる・・・殺し屋です」関口の「眩暈」個々にすべての鍵が!!関口、榎木津、陽子らが箱型の研究所に到着した...
| ◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆ | 2008/12/24 9:16 AM |
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返信とか近況とか一言感想

アニメの方は、毎期視聴本数が減っています。。。

yutanpoさんへの拍手コメ返信
自分ではいつも「あーもっと上手く伝えられたら…」と思いながら書いているのですが、褒めて頂いてありがとうございます。
確かに、指の組み方は左親指が上、腕の組み方は右腕が上です(゚□゚;)!
「CLAYMORE」アニメの方は分からないですが、数年前に友人宅で何冊か読んで、その時「面白そうかも」と思ったのにそのまま放置していました。完結したんですね、近いうちに購入して読んでみます。

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