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魍魎の匣 第8話「言霊の事」

第8話「言霊の事」



大まかな流れはこれまで予想して書いてきた事に近い形で進んでるのかなぁ…と思うんですが…やはり三者(久保、美馬坂、御筥様)が最後にどう繋がるかは京極堂を待たなけりゃさっぱりですね…。

今回は仕事で家を離れていた関係で感想が大幅に遅れてますので、出来るだけ簡略化して書きたいと思ったんですが…結局長くなってしまった(苦笑)



アバン
「良い考えだった…箱が出来上がると再び幸せが訪れた…何と言う幸福感」
「祖母が亡くなったので急ぎ帰省した」

またもや…久保竣公の作品世界に入り込みすぎた危ない関口さんです…(汗)


そして、今回の光景は箱を抱えた謎の男に出会う1話のアバンの場面に繋がる形で描かれてますが…。
関口が主人公の立場にたって作品世界に入り込んでるわけですから…実際には、久保がこの時に箱を持った「誰か」に出会ったという事でいいんでしょうか……。
ただ…映像だと、その誰かは自分がずっと久保だと思ってる謎の男の顔なんで…ややこしいんですが…あくまで、それは小説を読んだ関口視点である事が影響してるのかな……。

ところでアバンでそんな風に久保竣公の小説に入り込みすぎて一層鬱な気分になった自分をうち消す為に、御筥様信者の名簿を書き写す単純作業に没頭し…「憑き物を落としたかった…小さな魍魎を…」と語る関口ですが…。
これだけ聞くと…魍魎は人の心に潜む狂気、あるいは棘のようにも感じますね…先回の魍魎話の薀蓄の結論「あの世とこの世の境界に湧く何か禍々しいもの」とは直接的には違ってくるのかもしれませんが…教主の言う「心の囲い」に生じる魍魎には、ある種通じるものもあるのかな…とか。


また、京極堂の「あの世とこの世の境界に湧く禍々しいもの」も、心の中に限定して考えれば…心の中に沸き起こる狂気的なものと捉えるならあながち遠すぎる話ではないともいえるか…な、とか又色々考えてしまった。

それにしても…これだけ久保の小説の文章が数多く紹介されると…原作自体より現実に発刊されてる訳ではない久保竣公の作品の方を読んでみたくなってきたのは、私だけかな…危ない(苦笑)


監察医里村と木場の話で確認された点


1.発見された被害者の中には柚木加菜子はいない。
(その理由は、相模湖の死体以外は血液型が加菜子とは異なる。そして相模湖の事件の際には、加菜子はまだ誘拐されていなかった
でもこれは…とりあえず、これまでに発見された遺体の中には、という意味ですから…加菜子の安否の保証…ではないですよね。


人体改造が施されてたにしろ…あの美馬坂の施設に居た間は生きていても…誘拐され失踪した後、個人的には無事生きてるとは到底思えないだよなぁ…。



2.犯人の目的は人体実験の可能性
(生きているうちに切断された腕もあれば…同じ被害者でも足は確実に死んでから切ってたりするので…犯人にとっては死んでから切る。生きてから切る。という事実そのものには興味はない…つまり、殺して切りたかったわけでも、殺す為に切った訳でもなく切る為に殺した…要するに…人体実験でもしたんじゃないか…と)


そして、木場もすぐに美馬坂近代医学研究所の2つの噂を思い出す。
「戦前は実験のために犬を買い入れ。戦争中は大陸から大量に本物(人の死体)が運ばれてた」という証言。
美馬坂幸四郎が戦時中「死なない兵隊」を研究していたという証言。


そして、美馬坂について里村に尋ねると里村も美馬坂が「不死の研究…死なない研究」をしていた事を知っていた。
それで木場は…研究所内にバラバラ事件の犯人がいるとすると、容疑者は美馬坂と技師の甲田の2人だけだと考えてますが…。


ただ、以前から何度も書いてるように何らかの形でこの美馬坂が人体実験に関わってた事は明らかだろうと思うし、加菜子に関しては…美馬坂によって実際にあの失踪以前に手を加えられてるとは思うんです。


だけど、どうしても気になるのは、これもすでに何度か書いてますが久保の小説の「やり方がヘタなのか…その医者が知っているなら会わねばなるまい」という言葉なんですよね…。
その表現を裏付けるように里村は…「面白いのはちょっとづつ上達してる…ひょっとしたら切る練習…」と言ってましたよね。


この描写は明らかに、すでに戦前から大量に実験を繰り返してる筈のかつての天才名外科医美馬坂に当てはまる表現ではないですから…
やはりあくまでも、素人が徐々に巧くなってる…つまり、謎の男久保の事なんだろうなぁ…と、自分は思うんですよ……。



京極邸での話
鳥口の調査結果


●妙な男…一昨年の暮れからの常連で歳は二十歳前後、手には白い手袋をはめていて、去年の夏に大量の箱を寺田(教主)に注文していた。
(これも先回書いたように、何事もきちんとしてなければ気がすまない久保が寺田の正確無比な箱を欲したんだろうな…)


●そして戦前、寺田兵衛の女房は心の病…鬱病にかかっていた。息子が生まれても子育てせず奥に引っ込んでいて…兵衛が復員すると誰も居なくなった部屋に鉄の匣が1つ…その蓋の周りには錆ついた血の痕がべっとり…。そしてまさにその匣が今も道場内に飾ってある。
(これはなんだ…ろ…この女房が無理心中でも図ろうとして息子を殺し…その息子の血だろうか…)その狂気が…魍魎と関係がある…という事でしょうか…(苦笑)


●さらに、道場の隣家で録音した御筥様こと寺田兵衛の具体的な祈祷の声と道場内の見取り図。
この垂れ流されるように出てきた教主の言霊は…話にどう繋がるのかは予想さえ出てこないなぁ…(汗)
京極堂は「寺田は伊勢と築城(北九州)に何か縁はないか?」と聞いたり、見取り図を見てニヤリ…としてみたりと何かのカラクリが分かったようですが…。


榎木津が会いに行くという加菜子の友人が、転落事故と誘拐の両方の現場に居た娘で楠本君枝という御筥様の信者の娘だと分かった途端…
「何だって!…なんだ…なんだ一体…この偶然…いや蓋然か…必然では有り得ない」と普段見せない狼狽の仕方をして見せたり
柚木陽子は加菜子の姉という事になっているが本当は母親で17の時に産んだ娘だと分かり…「もしかするとこれは大変善くない」
と語る京極堂…。


冒頭でも書いたように単独だとそれぞれ見えてる部分はあるものの、3者全てがどう繋がるのかは見えてないので…(苦笑)
やはり「あんた(木場)の話を聞かせて欲しいね。この厭らしい偶然の集積が一体どんなふざけた構造になっているか、アンタの知っている事を聞けば…ほぼ全部が解ける」と、自信満々に語る京極堂を待つしかないや…。

ただ解せないのは、その後その木場の話を聞き終わり京極堂の反応も見た上で…翌日に頼子に会いに行った筈の榎木津と関口が、何故あんなに簡単に頼子と単に会うだけで済ましてしまったのか……京極堂も頼子に魔の手が伸びそうだとまでははっきり警告しなかったのだろうか…どう考えても、頼子は謎の男の手にかかり犠牲になりそうな…。


「永遠に今の姿を残したいと思わないかい…キミを描かせてくれないか」
「もしかして加菜子が今どこに居るかも知っているの?」
「知って…いるかもしれない…さぁおいで」


どうにも怪しいとしかいえない男の言葉を訝しみながらも…バランスを崩してしまっている頼子はこの男の後を付いて行き…
ハコで埋め尽くされた謎の男(久保?)の自宅へ……。

又来週です


9話の感想はここ


7話の感想はここ


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返信とか近況とか一言感想

アニメの方は、毎期視聴本数が減っています。。。

yutanpoさんへの拍手コメ返信
自分ではいつも「あーもっと上手く伝えられたら…」と思いながら書いているのですが、褒めて頂いてありがとうございます。
確かに、指の組み方は左親指が上、腕の組み方は右腕が上です(゚□゚;)!
「CLAYMORE」アニメの方は分からないですが、数年前に友人宅で何冊か読んで、その時「面白そうかも」と思ったのにそのまま放置していました。完結したんですね、近いうちに購入して読んでみます。

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