スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | pookmark |
鋼の錬金術師FA  第64話『旅路の涯』遂に最終回。それぞれのエピローグ
第64話『旅路の涯』  最終回


遂に、終わりましたね。。。(´_`)

これだけの作品が終わるのは、やっぱり寂しいし感慨深いものが…。

でも、それぞれが痛みを乗り越え、前を向いて、笑顔で締めくくられる最終回!良かったです。


個人的には安易なハッピーエンドよりは、それが必然であれば鬱になるようなバッドエンドの方が好きだったりするんですが、この作品の場合は登場人物たちがそれぞれ今の状態を手にして当然の納得のいく行動、長い長い旅を続けてきたわけで…うん。良い最終回だったと思います!



■待ち続けた人の元へ
個人的に一番見たかったエピローグがこれだったかな。

だから、ウィンリィが、外の声を聞いて、ゆっくりゆっくりと玄関に向かい…幼少期からの写真やBGMが流れて…扉をあけるまでの時間…そして全身でとびつき、涙を見せながらの満面の笑顔までの、一連のあの場面は、おもわず泣けた…。

信じて信頼して、自分に出来る事をしながら強く生きて待っていたとしても、待つ者の辛さ、不安、恐怖、苦しさは相当なもの…戦う者とは違い、前面に出ることはなく、言葉にも出来ない、詳細に描かれもしない…だけど、間違いなく長く重い時間がそこにはあった筈で、だからこそ…色んなものが込みあげてきて、そしてすべて報われたあの瞬間の、あの幸せの涙、喜びの笑顔は…もぅね、たまらないよね(ノ_-。)

ホントよかった。よかった……と言ってあげたい瞬間だったよ。


あ、そこに向かうまでのアルの様子。筋肉が衰えていて、歩くのが辛くて、疲れても、でもきっとその感覚の全てが心地良いんだろうなぁ…と思えて、それも感慨深いものがあったなぁ。



■罪が消えるわけではないけれど… 今出来る事を。
勝った側の人間。主人公側の人間も決して罪を犯さなかった訳じゃない。主人公であるエドたちだってそう。そして、マ スタング大佐や、ホークアイや、マルコーも…彼らは過去に多くのイシュバール人の血を流した…。

それは、勝った事で、正義の名の元に行なったその後の行為で忘れてしまえる訳では決してない…。

それをちゃんと、いつまでも認識してくれてる事がイイですね!
しかも、罪の重さで潰れてしまうのではなく、しっかりと前を向き、自分に出来る責任を全力で果たしていく。そこには間違いなく強い人たちの、穏やかながらも凛とした顔があって…うん。


それでも、マスタング大佐とリンの場合は特に、これからが大変ですよね。二人は、EDでも分かるようにそれぞれ最終的には、目指していた大総統と皇帝という一国の最高権力者の座に座っただろうから。

こんな終わりを迎えながら、これを書くのはひねくれてるかもしれないけれど…でも、どんなに高潔な理想を抱いていても、どれだけ崇高な意志を貫いてその立場を手に入れたとしても、権力の座に就き、時を重ねるにつれて、当初の理想を忘れ腐敗していく事が多いのが人間。それが人間の弱さでもあり、限界でもあると思うから。


だから、この二人の戦いは今まで以上にこれからが大変だと思う……でも、この二人なら、そして、この二人のそばにいる最強の側近(リザさんとランファン)がいる限り…大丈夫…きっと……そう期待してもいいよね(笑)


あ、それから…過去の罪を自覚し、苦しみ、そういうものを経て、「今出来る事を」という決断をした他の人たち…スカーや、ノックス先生たちの…それぞれのイイ表情も、とても印象的でした。



ただセリムに関してだけは…多少心がざわつく感覚のまま終わった気もするかな……あ、それが駄目な終わり方という訳ではなくてですよ!!
『異変(など)…私が起こさせません』と言い切った大総統夫人が溢れんばかりの愛情を注いでいる為に…確かに、小鳥の命を気遣う優しい子へと育っていた。だけど、まだ数年…今後どう転ぶかは未知数。

でも、不安要素だからといって、事前に命を奪うだけでは、新たな可能性は開けない…ですもんね。どっちに転ぶか分からないから…信頼し可能性に賭けつつも見届ける必要がある。なんだか、心がざわつく感覚が残るけれど期待と不安と入りまじながら明日を待つ…うん、セリムに関してはこれが、個人的にもベストの終わり方だった気がします。


■新たな旅

エドの告白のシーンは、あんまり語るのは野暮かな(笑)
二人とも可愛いしニヤニヤさせて頂きましたw 間違いなくお似合いだしね(´▽`) 


そしてそれぞれ旅に出るエドとアル。
色んな場所で色んな人に頂いた幸せを『10もらったら自分の1を上乗せして11にして返す為』『助けられなかった…忘れられない女の子…あんな不幸を繰り返さないため』『色んなものを見たい、色んなものを知りたい、色んな人に会いたい』『世界の広さを見る為に』

そう言って、再び旅立つエドとアルも…そして『あいつらはこれでいいんです。じっとしてる男なんてつまんないもの!』と言って迷いのない笑顔を見せ送り出すウィンリィもホント…この三人らしいですねw 決して立ち止まらない(笑)


そして最終的には、エドは子供にも恵まれたんだね、アルの方もメイとの関係を順調に育くんでいってるんだろうし…本当におめでとう(笑)そして、エドもアルも、登場した他の魅力的な多くの登場人物もみんなありがとう!!


■全てを終えて
劇場版に…(`□´/)/ ナニィィイイイ!?…と、なったのは置いておいてw

遂に、遂に、終わってしまいましたね。ブログを始めてから5クールにわたるような大作の感想を書いたのは初めて、長かったようなあっという間だった様な…といっても全64話のうちリアルの色々な事情もあって、半分程度しか感想を書くことが出来なかったわけですけどね(汗)それでも印象に残る作品の一つになりました。

思えば当初は、前作と被る内容の部分がペースも速く、正直おさらい程度に見てたのに、中盤、後半と回を重ねるごとに本当に話に惹きこまれ、色々感じさせられ、感動させて頂きました。


長い期間にわたって大変だったと思いますが、この作品に関わった全ての方に感謝です。

長い間拙い感想にお付き合いくださった方も、ありがとうございましたm(_ _)m



63話の感想はここ



TB
http://blog.so-net.ne.jp/shonjir/2010-07-04-1/trackback



 
| 09春-10春・鋼の錬金術師FA | comments(0) | trackbacks(15) | pookmark |
鋼の錬金術師FA  第63話「扉の向こう側」
 第63話「扉の向こう側」

もうホントに見届けるだけ!だけど…長くなったかな^^;

■仲間
先週の段階で、グリードにとって本当に欲しいものは「仲間」だったという事に気付いた訳だけど、今週は…その「仲間」をグリードは間違いなく手にしていた!ってのを色んな箇所で実感させられるような作りで…泣けた。

まず、吹き飛ばされる一般兵を繋ぎ止めて「しっかりしねーか!なに吹き飛ばされてんだ!」という瞬間…これ自体はすごく小さな場面かもしれないけれど、あらためてあぁ、ホントにグリードも間違いなく、もうこの場にいる大勢の素晴らしい「仲間」の一員なんだ!ってのを実感させられる瞬間だった気がしてよかったよ…うん。

だけど、その一般兵を助けて片手が使えない、その一瞬の隙を突かれて「お父様」に腹を抉られるという…その展開がまた鋼らしく容赦なくて、同時に現実的で妙に納得で…切ないけれど、なんとも表現しきれない感覚に><

リンとのやり取りは…もう語るまでもなく…痺れたよね。。。
仲間の為に…大事な友の為に「嘘はつかない」という信条を曲げてまでついた…最初で最後の「嘘」…痺れないわけがないよ。。。

他にも、絶妙のタイミングで「来いランファン!」と叫んだグリード、それに応えてすぐさま動けるランファン、その戦い方も、息が合っていて…仲間だなぁ…と…そして、なんともいえない哀しい目、やりきれない想いでグリードの最期を見届けるリン、ランファン、エドの表情…。

そんな、仲間の表情を見ながら「十分だ あぁ もぅ十分だ もぅなんにもいらねーや じゃーな 魂の友よ」と言いながら満たされて逝くグリード………もぅ、ね…この辺は下手に余計な言葉はいらないよね。。。

可能なら…この後も、グリードにも大切な「仲間」として、未来を生きて欲しかったという願いは勿論あるけれど…だけど、どうしようもない別れや死は生ある者にはつきものなわけで…避けえない別れのその瞬間に、こんな風に素晴らしい仲間の存在を実感しながら、仲間の為になって死ねる死に方は、本人のその言葉通り満足いく死にかただったよな…と思える。


■絶望
一方、「神の力」「この世の全てを知ること」「完全な存在になる事」を求めたお父様の最後は『絶望』…。

やはり扉の向こうの存在が出す答えというのは、写し鏡のように個々によって異なるものを出すんだね…というか、ある意味全ての者は「自分がまいたものしか刈りとれない」という…真理でもあるのかな。。。

お父様は、自分で答えを出していた…「思い上がったものに絶望を」…そして、その答えに行き着くしかないものを…まいてきた。

人から生まれたにもかかわらず、傲慢にも人を見下し、人を越えて神の力さえ手に入れられると思い上がり、自らで成長することなく、他人の力を盗み奪い続けたお父様…結局最後は全てを奪われ、最初に望んだ自由さえ失うことに……。

考えてみれば、最初に望みをホーエンハイムに話した時には「そうだな…贅沢は言わないが、このフラスコから出られる身になれれば…」という、ある意味ではささやかな、同時にその状況では最大限大きな望みといえるものだったのに…どんどん、その欲望は大きく、そしてどんどん傲慢になっていったんだよね…。欲望ってそんなものだろうけど…。感謝とか、自分の限界や弱さを忘れると、駄目だなぁと、あらためて自戒も込めて思ったり。。。


■最後の錬成
エドの出した答えは今まで経験してきた全てが活かされた、見事なものでしたよね!

「真理とかいうものを見せられ、錬金術で全てが解決できると思い込んだ だけど それは間違いだ ただの傲慢だ」

「(ただの)人間に成り下がるも何も 最初からただの人間だ キメラにされた人間一人助けられないちっぽけな人間だ 錬金術がなくても みんながいる

そして…真理の扉を代価にする事で二度と錬金術は使えなくなったけれど、アルの身体を取り戻し、二人で戻ってくる事が出来た!

二人の何とも、爽やかな、さらに一皮むけたような眼の力が印象的でした!賢者の石を使っていたら…誰かの命を代価にしていたら、取り戻してもあの表情はなかったよね。

エドがこの答えに辿りつけたのは…今まで色んな悩みや苦しさ痛みを経験しつつも、逃げることなく一生懸命立ち向かい一つ一つ乗り越えてきたからだよね、そして多くの人に出会い、その多くの人から支えられてきたから…だから、この答えに行き着けた。うーん、なんか見届けたーって感慨が。


■満ち足りた死
さて…今回も盛りだくさんで書ききれないほどの内容だったんだけど…ホーエンハイムについても、触れないわけにはいかないよね。。。

うん。親としての子への自然な愛情を持たない屑のような親がいるのは事実。それはよく知ってる。

だけど…このホーエンハイムのように「自分に親としての資格があるのか」と悩みつつも…子供の為に『必要とか、理屈とかじゃない、お前たちが大事なんだ、幸せになって欲しいんだ』と心から願い、無条件で自分の命を差し出そうとする親も…いるんだよ…ね。

ホーエンハイムは間違いなく『親父』と呼ばれるに値する資格があったし…誤解を抱いたまま、すれ違ったまではなく…最後に親子が通じあえて……良かった…うん。


墓の前のシーンも泣けたよ…ちゃんと、最後の最期にトリシャの元に行き、彼女に感謝の言葉を伝えるなんて……もぅ反則級。。。

「君や息子たちに会えてよかったと心から思えるようになった 充実した人生だった そうさ 十分だ ありがとうトリシャ あぁでも やっぱり死にたくねーって思っちゃうな ホント 俺ってしょーがねーな」

満ち足りた人生…それでも、もう少し生きられれば…だれでもそう願うよね…だけど、なんとも幸せそうな顔で静かに逝った最期…そして走馬灯のような、あのED…泣けた。

来週いよいよ最終回!


62話の感想はここ



TB

http://blog.so-net.ne.jp/shonjir/2010-06-27/trackback

| 09春-10春・鋼の錬金術師FA | comments(2) | trackbacks(12) | pookmark |
鋼の錬金術師FA 第62話「凄絶なる反撃」
第62話「凄絶なる反撃」


「お父様」に反撃の隙を与えず、賢者の石を使わせ続けるため、互いに庇い合い、助け合い、力を一つに、全員が一つになって連続攻撃を仕掛けていく様はまさに圧巻!いや、ホント疲れてても食い入るように見てしまった(苦笑)

それに対して、お父様は確かに圧倒的な力を有してはいても、なんと弱く、愚かで矮小な存在なのか!…と、思ってしまったヨ。


■お父様の言う神とやらは所詮ちっぽけな神
わざと「神」という表現を使って、こんな書き方、表現の仕方にしたけど…なんというかな、ホーエンハイムたちの言う「奴の言う神とやら」とか「完全な存在になったつもりだろうがドン詰まりなんだよ!!」という表現にもちょっと通じるものがあるかな。。。

えと、何が言いたいか、見ていて何を感じたかっていうと…所詮「お父様」の手に入れた力はその程度のもの、そしてその力さえ抑えきれないお父様、そしてその事実に向き合えていないお父様は、弱い存在だなぁ…と。

あ!!誤解して欲しくないけど、物語のラスボス(まだ、扉の向こうの存在は残ってるけど)としては十分すぎるくらい強いよ…うん^^;

だけどね、話は飛ぶかもしれないけれど、先週かな?掌で太陽さえ創れると言っていたけど、それさえ宇宙全体と比較したらちっぽけですもんね。だって、今現在把握出来てるだけでも、一説によれば太陽のような恒星ってたった一つの銀河の中に数十から数百億個もあり、そんな銀河が数百から数千個もあるっていう話ですよ?しかも把握出来てる範囲だからこの数字はもっと増えるかもしれないし(苦笑)

そんな想像もつかない広大な宇宙には、それこそ強大なんて言葉では表せないエネルギーや、情報が存在し広がっているわけで…やっぱり「お父様」の手に入れた力、神とやらは…確かに強大ではあるものの…そういう宇宙全体と比較したら、ほんとちっぽけですよね。

おまけに、その程度の手に入れた力を抑えるために人間の命を材料にした賢者の石に頼らざるを得ず、それもすぐに消費してしまい、補給しなければいけない。それなのに、相変わらず他者(人間)を見下げ、自らが全知全能にでもなったかのように振る舞う「お父様」の愚かしさ、弱さ、小ささが露見してしまっていたなぁ…と。

やっぱり、どんなに受け入れがたい事情があろうと…事実は受け入れ、向き合い、限界を知りそれを知った上で立っていないと、いざという時に、小ささや弱さ醜さが一気に噴き出す気がする・・・ね。

まぁ、なんていうか…こんなこと書きながら、自分の限界とか弱さをちゃんと受け入れるって、とんでもなく難しいんだけど(苦笑)


でも、やっぱりエドたちは主人公!!そんなお父様とは対照的に、エドやアルたち主人公側の人たちは、お父様の手にした力自体からすると、弱々しい力しかないんだけど、ホント強いよね。そして、やっぱり見ていて…美しい!(なんか、言葉にすると恥ずかしくなるような表現だけど/汗)


■美、力、強さ
うん、でも、やっぱ美しいというか、眩しいというか…お父様との対比が効いてるから余計にそう思う。

だから、お父様から切り離された「強欲」として、ひたすら力を欲していたグリードも、エドたちと触れ合い、リンを知り、エドたちみんなの仲間としてのあの様子を見て、本当の意味での「欲しい」もの、ホントの意味で欲しい力を知ったんだよね・・・。なんか…驚愕するかのような、眩しいものでも見るかのような、グリードのあの反応…印象的だったです。

そういえば、大総統や他のホムンクルスたちの多くも総じて似たようなものを、最終的にはエドたちから感じ取っていたような気もするし。。。


眩しかった場面は今回他にも色々あって、アルがボロボロの状態でメイを庇い続ける所とか、ロイ・マスタングとリザ・ホークアイの息の合った共闘とか、オリヴィエさんの大総統の亡骸を前にした「どうだブラッドレイ…私の部下は強かっただろう」という声量を抑えた言葉に含まれていたであろういろんな想いとか…メイが大泣きしながらも、アルの希望通り行動してあげた姿とか、どれもこれも、ジーンときたし、美しかった。。。

(※あ、シャオメイが両手をぶんぶん振りながらメイを心配してる様子も惹かれたけど/笑)

そしてなんといってもアルかな…エドの魂を取ろうと迫るお父様から、エドを救うために、かつて自分がしてもらったことの「逆」をしようと決意し、実行するあの姿、決意・・・そして、扉の 向こうに行ってからの肉体に戻った姿で完全にエドを、エドたちを信じ切って、全く揺るがない様子で「来る!絶対に!」と言ってみせた、あの笑顔!!うん…強いわ。



さて、もうお父様とエドたちの戦い自体の勝敗の行方は見えた感じだけど、あとは扉の向こうの真理だよね。いまだに把握しきれていないけど…あれって、それぞれの写し鏡のように姿を変え、話しかけ、答えを与える感じの存在ですが…ふむ、どんな決着が待っているかとにかく、あと2回見届けます^^


61話の感想はここ

| 09春-10春・鋼の錬金術師FA | comments(2) | trackbacks(19) | pookmark |
鋼の錬金術師FA 第61話「神を呑みこみし者」
第61話「神を呑みこみし者」


絶望的な状況が一瞬で逆転し、一度は「お父様」の中に飲み込まれたアメストリス人5千万の魂が、その肉体へと戻っていき…みんなの意識が回復する。

うーーーん、最初見た瞬間あまりに呆気なく逆転した印象で、正直ちょっと拍子抜けしたんだけど…。

よくよく考えれば、「お父様」の目的に気付いていたホーエンハイムが、長い年月をかけて自分の中の賢者の石をこの国の全土に配置しておき、その仕掛けが、たとえ自分に何かあっても日食によって大地に落ちる月の影で発動するというのは……すごいスケールだよなぁ。

スカーの、国土錬成陣をベースに逆転の錬成陣を発動させて、賢者の石の力を無効にし、錬金術の力の源である地殻エネルギーを本来の形で使うことが出来るようにするとかもそうだし…。

ホントこの作品の、そういう発想というか、設定や伏線の敷き方とか改めてすごいなと思う。


■遺す言葉
今週もスカーとブラッドレイの戦闘は見応え充分!!

腕を破壊されても、なおも瞬時に刃先を咥えてまで相手を刺すブラッドレイの凄まじ さ…惚れ惚れするよ^^;

そして「悲しい人生だ…貴様には愛する者はいなかったのか…遺す言葉は何も無いというのか!!」と語るランファ ン(彼女のここまでの経験を考えると、この言葉自体にも感覚的、感情的に色々感情移入したり思うところもあるんだけど…書ききれない/汗)に・・・。

「愛だの悲しみだのと、下らぬ言葉を垂れ流す な小娘 舐めるなよ!あれは私が選んだ女だ 私とあれのあいだに遺言などいらん 王たる者の伴侶とはそういうものだ 用意されたレールの上の一生ではあっ たが、お前たち人間のおかげで…まぁ 多少…やり応えのある良い人生であったよ」

と言いながら満ち足りた顔で息を引き取っ たブラッドレイ。

先週さ…「妻」の顔を最後に思い出して欲しいなんて、書いてしまったけど…うん。そんな陳腐な事を書かなきゃ良かった (苦笑)

思っ ていたよりもずっと強い繋がり、相手への信頼…二人で過ごした濃厚な時間が、きっと二人にはあったんだよね。。。

それと・・・「用意されたレールの上の一生」「人間のおかげで」などという表現からはやっぱ、「自由への欲求」や「人へのある種の羨望」 なども感じられはするけれど、それでも縛りのある中でもブラッドレイなりに自分なりの「王」を具現化しつづけ、一瞬一瞬を精一杯生き続けていた…だからこそ、ブラッドレイなりの満足のいく最後に「辿りつけた」んだな…と、思わせられたかな。


■神
今回も「神」関係のネタが結構出てきたよね(汗)

いつも言ってるけど自分自身は宗教は大嫌いだし、仮に神が存在したとしても、宗教的に信心をしようという気は皆無な人間なんです…でも、色んな疑問や矛盾や人間の思考の動きについて考える事自体は大事なときもあるとは思うんで…結構こういうとこには、すぐ食いついてしまう(苦笑)

ということで、まずは「神を呑みこみし者」
アメストリス国民5千万の命を賢者の石に変えて膨大なエネルギーを手にし、その力で今度は天の扉からさらなる強大な力を引き出し、「手にいれたよ神を」とのたまうお父様…。

えと、この作品の扉のむこうの「真理」とか「神」ともいう存在について自分の頭じゃ完全には理解しきれないし、神についての描き方もいろいろで難解なんだけど・・・此処での「神」って、人には到底抗えない宇宙の中に存在するエネルギーそのもの(宇宙を制御してる法則のような力とか、宇宙の始まりの時に必要だったとされるようなエネルギー自体とか)…膨大な時間とともに生じる情報そのもの、そういうものを手にしたって事でいいんだろう…ね。

うん…人間には制御し切れない、到達し得ないという意味での強大なエネルギー自体は確かに存在するだろうしね。


でもこの作品、神をそういうふうに描いたりする一方で、あとの場面の会話中に出てきた「神」はニュアンスが違うよね?!
「錬金術、物質の構築が、万物の創造者たるイシュヴァラへの冒涜ではなかったのか?…絶望を知った貴様は心のどこかで思っていたはず、神など、この世界のどこにもおらんと!」
これは明らかに、信仰の対象としての、人格を持つ神についてですもんね…。

さらにいえば…一民族の神にとどまらず多くの人間が長年抱えてきたともいえる…全知全能の力を持ち慈悲深い愛を併せ持つ人格を持つ神、もしもそんな存在が仮にいるなら…何故この世の不公正や苦しみを放置するのかという、やるせない疑問や、不信への問いかけ・・・もしくは否定。

でも…そう問いかけをし、なおかつ天運も神も信じていないと断言してきた…ブラッドレイでさえも、死の間際に「こういうのを、天は我に味方せずとでも言うのかね」「天は粋な客を寄越したものだ」などと言ってしまうという…何ともいえない人の思考の動きのおかしさ、面白さ(ブラッドレイを人と表現できるかどうかはおいておいてね)…。

なんか…信じる者にも否定する者にもいろんな問いかけをするかのような、深い作りになってるなぁと思います。

そして、人の命を大量に使って神と表現するまでの宇宙の膨大な力を一度は手にしても、勝利を手に出来ないお父様を描くことで、神とか宗教とかとは別にしても、踏み越えてはならない一線や倫理観、際限のない欲望の愚かしさなんかについても考えさせられる気がするし。

あとは…例の扉の向こうの真理…神…それとのエドの最終的な対話をとうして、いったいどんなことを描くのかも見物…。




うーここまでが、長くなってしまった。。。

ホントはスカーの「憎しみは消えていない…なのにその憎しみの相手…アメストリスを助けようとしている…正の流れと負の流れ…矛盾したその両方を抱えている俺は…どこへ流れていくのだろうか」とか、セリムの家庭への想いや、キンブリーの挟持とかも、詳しく書きたい気分だったんだけど…ちょっと書ききれないや(苦笑)


でも、スカーはある意味では答えが出ているからこそ、今のように動けてるんだと思うけどね…それに「誰しも矛盾をいっぱい抱えながらも動かなきゃいけない」…それこそが人間だと思うし。



あ、ホークアイを気遣うと同時に「まだ戦えるか?」と聞いたマスタング大佐!
きっと共にまだ何かするつもりなんだよね…どんな最後の活躍を魅せてくれるかも楽しみ!


60話の感想はここ






| 09春-10春・鋼の錬金術師FA | comments(0) | trackbacks(15) | pookmark |
鋼の錬金術師FA 第60話「天の瞳、地の扉」
第60話「天の瞳、地の扉」




遅くなってしまいましたが、感想です。


■やっと辿り着いた
『地位も経歴も生まれも人種、性別、名前…なにもいらん。何者にも縛られず、誰の為にでもなく、ただ戦う…なんと心地よい…やっと辿り着いた』

『誰の為でもなく、ただ戦う』という部分にのみ注目すると、戦闘狂的な発言に聞こえなくもない訳だけど…ブラッドレイの言葉からは、そんな意味ではない深みや哀しみも感じとってしまった。。。

この人も初まりは間違いなく被害者とも言える訳だし…その後も、この国の最高の地位についていたとはいえ、お父様の意志に背く事は、死を意味しただろうし、色んなものに縛られて、決して自らの思うままには生きてこれなかったよね。

勿論この人は恐怖に慄きながら、お父様の命令をただただ行うような小物ではないから、命令された事を行う際も、自らも色んな事を思考はしただろうし、その上である程度達観した心境で行い、生きてはきたんだと思う……でもそれでも、その結果、何を成し遂げようとも、自らの中で達成感や満足感といった喜びは、ほとんど感じとれていなかったんじゃないだろうか。

だからどうしても、真の意味での自由への渇望、真に己が意志のままに生きてみたいという欲求を胸に抱いてはいたんだろうなぁ…と。

それがようやく、ここにきて死を目前にしながら戦う事で、お父様の意志や目的とかとは全く欠け離れた部分で、自らの肉体や精神全てを思うまま、限界までただただ戦いに没頭させる事に使う清々しさにも近い感覚を覚えて…それに喜びを感じてる…のかも。

同時に、死そのものへの魅力、解放…そんな感覚に近いものも覚えているのかもしれないし。。。

それから…『どこまでもあがきおるわ、人間め』という発言からは、やはりどこか羨望にも近い印象、眩しいものでも見るようなそんな感覚を抱いてるような印象が・・・。


うーん、こうやって書いてはみても正確にブラッドレイの心情を汲み取れきれてるかどうかは分からないけれど…でも自分の感じたブラッドレイには、やっぱ感情移入出来る部分や、共感できる部分があるかも。

ただ、同時に…ひたすらもう一度会いたいと願って、祈る様に待つ大総統の妻の姿を見ると…その妻の顔も、ここにきて多少なりとも思い出してあげて欲しいという気分にもなるし……もし可能ならば、その妻との余生を過ごす中で、別の何か、別の到達点を見つけて欲しい、見させてあげて欲しい…という気にも……。


■神の力
お父様…強さの次元が違いすぎです。。。

まぁホーエンハイムでも歯が立たなかった訳だから、正直あの場に居る誰もがどれだけ強くても、単体で臨んで勝てる筈はないよね(汗)

うーん、ところで…正直お父様はね…その心情も、行為も、何もかもが…測りがたい^^;

どこまで……望んでるんだろう…最終的にどうなりたいんだろう???

「お父様」の持つ力や、その知識、情報量は半端なく強大で膨大で…十分今のままでも、凄すぎると思うのですが・・・・・・星自体の扉を開けて、その星一つに眠る膨大な情報量と力を手にし、おまけに「天の扉」まで開けて…。

『神…を引きずり降ろし、我が身の一部にしてくれよう』とまで、言ってますが…やっぱり自らを全知全能とやらにしたいのでしょうか??


えっと…色んな物語のラスボスってさ、よく神になりたがるじゃない?(苦笑)

でも、神なんて…結局はその存在を『神』だと崇めて崇拝する者たち、畏怖する者がいないとある意味「神」ではなかったりする訳で…逆にいえば、極論だけど詐欺師程度でも、そいつを信じて崇める者がいれば、そのコミュニティの中では『神』に成り得る訳で…(苦笑)

それにさ…仮に、神かどうか云々ではなく…完全に全知全能になったとして、その時そのものは何を得、何を見るのだろう。。。


えっと…なんかまた脱線しそうだけど…『お父様』はどう成りたいのだろう^^;

「もう貴様に縛られ続ける私ではない」という発言もしてたから、『お父様』も何らかの不条理からの解放、不条理への反逆が望みなのだろうか?!

ま、来週以降見ないと何とも言えないかな。。。。


■諦めない
さて状況は、絶体絶命の状況で、今まで登場した仲間やウィンリィまでもが、魂を飲み込まれてしまったかのような状態で今週は終わった訳だけど。

上でも書いた『どこまでもあがきおるわ、人間め』というブラッドレイの言葉にも表わされてるように、どこまでも諦めない人間達の逆襲が来週は見れる事に、期待…かな?!

まさか、まさか、あのままみんな終わらないよね…。

イシュヴァール人たちが、地上で色々準備してたっぽいし。


59話の感想はここ







 TB
http://blog.so-net.ne.jp/shonjir/2010-06-06/trackback


| 09春-10春・鋼の錬金術師FA | comments(0) | trackbacks(9) | pookmark |
鋼の錬金術師FA 第59話「失われた光」
第59話「失われた光」


振り返ってみたら、37話以来書けてなかったよ…_| ̄|○


でも、ようやく視聴が追いつきました!!


うん…書けなかった間を振り返ってまで感想を書くのは無理だけど、終盤の盛り上がり方、半端じゃないよね。。。


そして、結構キツイ展開というか、ハードな展開で息詰まる感じ。



■失った光
でも、今回の場合は個人的には、『失われた光』というタイトルと、前回の展開からして、もっと最悪の展開…ロイにとって、かけがえのない存在であるホークアイを失う事で、精神的に光を失うのかもと覚悟していただけに、まだそれよりは助かったかな。


いや、それは個人的な感想でしかなくて…「国の先を見据え」自らの信念を貫いてきたマスタングの歩みが重みのある生き方だっただけに、自らの目で「未来を見る」事が出来なくなるというのは、決して、本人にとって軽いものではなく、大きな絶望だろうけどね。。。


でも、それでも、仮に二度と視力を取り戻せなかったとしても、ホークアイを失うよりは良かったかなと思うんだ…。

仲間がいれば、彼を支える者が残ってさえいれば、文字通りの目ではなくても、未来を見る事は出来ると思うし…。


■『人間という奴は・・・』
ここにきても、自分の中で大総統の存在感はずば抜けてるかも!

あの強さも敵キャラとして否応なく憎らしく、同時に魅力的だし、それだけじゃなく相変わらずこの人の心の内の本心の部分を正確に覗き見たい!という気分にさせてくれる存在です。

『いつまでも学ぶ事を知らん憐れな生き物かと思えば、キミたちの様に短時間で学び、変化する者もいる。全く人間というヤツは、思い通りにならなくて腹が立つ』

うん。これその通りだと思う。人間はどうしようもなく愚かだし、救い難い存在で滅んでしまえばいいと思わなくもない…だけど、可能性も秘めている…。

大総統はそんな人間が、実際苛立たしく、同時に惹かれるものも感じてるんだろうなぁ…と、思うんだよねぇ。

自らが人間だっただけに…そして、間違いなく人間ではなくなってしまっているゆえに。。。

それに、スカーに対して、自らを名無しと言い放った部分も、どこか哀しさを感じたんだけど…考え過ぎだろうか。。。

かといって、そういう内面で何らかの思うところがあったとしても…それで、弱さや脆さを示すとかじゃなくて、左目の最強の目を失っても尚、圧倒的な強さを示して、威圧感をも失っていないし、うーーーん、この人の結末がどんなものになるのかも興味が尽きない。


■真理って何よ
真理って…何よ。いや、一般的に使われるその言葉の意味は分かるんだけど…。

ちょっと話は逸れるけど……これが真理だ!と、誰かが言う事を鵜呑みにすることほど、危うい事はないと思うのよね。

人は色んな分野で、真理を求めてきた訳だけど、各分野の真理!と現時点で言われている事が全て本当に正しいかどうかは分からないし、ましてや宗教なんかがこれが究極の『真理』だ!などというものは一層眉唾な訳だし。

でも、人って、そういう『真理』という言葉を使うかどうかは別として…そして、それが宗教という形を取るか、科学という形を取るか哲学という形をとるかといった差はあれ、色んなものの根源的な、真理を探究し続けている訳で。。。


う〜〜ん。変な方向の話になったね(汗)

けど、何が言いたいかっていうと、この作品に出てくる、お父様が「人が神だとも言う存在」『真理』という存在も、そういう深淵の先にある存在、もしくは概念のようだと思うんだけど…それが示す「真理」を鵜呑みにすべきではないというか、それが正しいかどうかは又別だと思うんだ(苦笑)

そして、その存在、概念についても、あやふやというか、掴みどころがないというか…結果それが示す答えもそういうものじゃないかと思ったり…。

同じ事実でも受け取り方は人によっても変わるし。

エドが「納得がいかねぇ」って叫んでたけど、納得がいくかどうかも考えずに『真理』と言われるものを受け入れる必要なんてないし、ましてやそれに支配される必要もない、『真理』はあくまで自分で答えを出さないといけないものだと思う。

勿論そうやって出した答えが、間違っていれば当然その結果は、どんなに悪いものでも、本人が受け入れる必要があるけど。。。

エドたちもある意味真理を求めてここまで、長く苦しい道を歩んできた訳だけど、最終的にエドはどんな答えを得るのか…アルはどうか、イズミは、ロイは…それぞれ、どんな答えを得るのか…そして、結果どうなるのか…ホント目を離せないですね。



ここまで、放置してしまっていましたが、残り数話しっかり見届けて、遅れてでも感想を書きたいなぁと思ってます。







| 09春-10春・鋼の錬金術師FA | comments(0) | trackbacks(19) | pookmark |
鋼の錬金術師FA 第37話「始まりの人造人間(ホムンクルス)」
第37話「始まりの人造人間(ホムンクルス)」 


なんか、鋼はじわじわ…ワクワク感が益々増してきてるかも。


■美学
まずは、キンブリ―からです。というか、キンブリ―について語る率が自分の中で高くなってる気がする(汗)

33話でも、この人の内面について書いたんだけど…今週もこの人の内面が垣間見えたのかな?

ウィンリィとの会話で見せた話の内容『医の倫理に従い最後まで意志を貫き通す。心から敬服します』っていうあの言葉は…ウィンリィを信用させる為の芝居って訳…じゃないよね?!

いや、笑顔を見せたり…穏やかそうな表情なんかは、芝居も入っているのかもしれないけれど…。

でも、語ったその言葉の内容自体は、実は一貫してると思えたんですよね…。

『医の倫理に従い意志を貫き通す』『ご両親に似て仕事熱心』『殺さない覚悟か…それも貫き通せばまた真理』『覚悟と覚悟 意志と意志 命と命』『自分の存在をかけた戦い』『遣り甲斐のある人生』キンブリ―の語った言葉を抜き出してみたけど…全部、統一された彼なりの一貫した美学を感じるんだよね…。

うん・・勿論彼の生き様は一般的倫理観からは外れてるけれど…でも、既存の概念に流される事なく終始自分なりの生き甲斐を求めて、それを貫き通す様にはある種、惹かれるものも感じずにはいられないかも。。。

そして、貫き通し行き着いた先の結果、彼は彼なりの『何を』見るのか…興味が尽きないです。

■始まりの人造人間(ホムンクルス)
セリムが実はホムンクルスだった!!

実はこれね……今までで最も見たくなかったネタバレの一つなんだけど…どこかで見かけてしまってたんですよね(苦笑)

イヤ…まぁはっきり書いてた訳ではないんですが…匂わせてて…あぁ、この子もホムンクルスなんだな…というのは分かってしまってて…もし知らなかったらこれは衝撃的だったかも…。

うん、でも知っていても…ホークアイとの会話は中々ゾッとするものがありましたね。

同時に、ホークアイさんの胆力が素晴らしい!今まで経験した事のない恐怖、プレッシャーを感じてるにも拘らず、あれだけの遣り取りが出来るとは…。

命をすでにかけて戦っていて、死ぬ覚悟さえ完全に出来ているというのが口先だけではない事を感じさせてくれるというか…。

ところで、1週間もたっていて生存者がいたのは何故なんだろう…?!今回も襲わなかったし、何か理由が?それとも気まぐれ?分からなかった…。

■覚悟と作戦
久々にゆっくり見た気がするウィンリィ…いいねやっぱ。

意識し合う二人の様子や、相手を気遣う様子もイイし。

まぁそんな悠長な事を言ってる場合じゃなくて…自らが『人質』状態で、足枷になっている事も知ったウィンリィ。

そんな中、覚悟を決めたウィンリィ…うん。この作品の女性陣の覚悟の決め方が、好きです。

勿論以前も書いたけど…『待ってるだけ』がどれだけ大変で、どれだけ不安で、どれだけ辛いか…だからそれでも、あんな風に待てているウィンリィは『強い』と書いた事があったし、そこにも美しさは間違いなくあると思うんです。

でも、こうやって即座に色んな事を理解して、危険を覚悟して、それでも覚悟を決めて行動に出る姿もやっぱ惹かれますよね^^;


あ、エドとアルが目で相手の意志を確認し合う姿も良かった!


36話の感想はここ






icon



| 09春-10春・鋼の錬金術師FA | comments(2) | trackbacks(14) | pookmark |
鋼の錬金術師FA 第36話「家族の肖像」
第36話「家族の肖像」


展開がいよいよ大詰めなんじゃないかってくらいの雰囲気を漂わせてきたけれど、長丁場の放送である事が明らかになったし、これでまだまだ中盤なんですよね。


ホーエンハイが、多数の名前?を呟きながら『使わせて貰うぞ』と、自らの血を抜いた描写は、今現在の行動?そしてそれは一体、何を意味していたのだろう。。。

自らの中に多数の魂があって、その一部を使って、お父様に対抗する何かの手を打ったという感じなのだろうか?


■家族
初めて撮った集合写真で流したホーエンハイムの涙、そして苦しむ夫の全てを受け入れ、支え、黙って送りだした妻トリシャ…良い関係だね。

それだけに、再び会えぬままこの世を去ったトリシャが哀しいし、その死に目に会えなかったホーエンハイムが哀しい。。。

以前からこのブログを見てる方は…またかって感じだろうけど…私自身は家族で撮った写真は一枚も持ってないし、過去に家族揃って撮ったような写真を見た記憶さえ一度もないんですよ…。

ま、そういう家族だったし、色々あったので親に対しては、恐怖や恨みや憎しみ諦めしか抱いた事がなく…父親や家族を描く描写、とりわけ父親が抱く家族への愛情の描写は正直得意ではなかったりするんですが…『俺はトリシャと…子供たちと一緒に、老いて死にたい』という呟きは胸にくるものがありますね。

自らの肉体的な化け物具合を確認し、子供たちに触れる事さえ躊躇うホーエンハイム…だけど…実際に肉体は人間でも心が腐りきった化物のような人間の親がいるのに比べ、ホーエンハイムの心の有り様は決して化物なんかじゃないよね、それどころか不器用だけど家族への想いが溢れている。

その中で流す涙や、家族と一緒に老いて死ぬという願いを叶える為にも、「何か」成さなければならない事をする為に旅立つ決意をしたホーエンハイム…いつかそれが実ればいいね。

だけど…トリシャは夫の苦しみやその決意を全て理解して受け止めて送りだしたんだろうけど…死の瞬間傍に愛した夫がいなかった事実は、やっぱりやるせないというか…辛いや。。。


■欲に釣られた男の末路
先週も「レイブン中将って、あんなに簡単に引っかかって食いついてくる程度のタマだったのか…」と書いたけれど、ホント発言や行動の一つ一つが想像以上の小物だったな(汗)

というか…どこにでもいる色欲と自分の立場や権力、自らの命という目先の欲にすぐに喰いつくセクハラ老害親父だった(汗)

それだけにオリヴィエさんが『その腐りきった尻を載せている貴様の席をとっとと開けろ老害が!』と切って捨てた場面は見事に映えたけれど(笑)

だけど、結果は決して思わしくはないのかな…?

目先の分かりやすい欲に目がくらんだ男の立てる策略や恫喝なんて読みやすいけれど…それとは違い…独自の美学で動くキンブリ―に自由に動かれる方が、ブリッグズで起こそうとしてる何かを止めるのはより困難な気がするし。。。

おまけに、改めてウィンリィはこちらの手にあるぞ!と脅す大総統が怖いし^^;


ところで、来週も面白そうなタイトルですね。


37話の感想はここ


35話の感想はここ






icon icon


TB
http://shonjir.blog.so-net.ne.jp/2009-12-14


リンク先のURLを間違えてました(汗)すみません。訂正しました。


| 09春-10春・鋼の錬金術師FA | comments(0) | trackbacks(20) | pookmark |
鋼の錬金術師FA 第35話「この国のかたち」
第35話「この国のかたち」


まず・・・今回の本筋ではないけれど、イズミ師匠は山岳警備隊を1カ月襲い続けて、その装備や食料を奪い続けた上で、自慢げに『冬のブリッグズ山で1カ月生き延びたぞー!!』と、エドたちに吠えてたのね(笑)

イヤ…うん、自慢してもイイと思う(笑)イズミ師匠やっぱ好きだわ、又師匠の回が巡ってこないだろうか。。。


■ブリッグズ流
あの強引さ!と、同時にただただ強引なだけではなく、凍てつく環境を見事に利用して、あっという間に凍りつかせて眠らせた頭脳的プレイは素晴らしい…だけど、スロウスがあまりにあっけなかったのは、ちと拍子抜けしたよ^^;

まぁ、ホムンクルスの場合グラトニーにしてもエンヴィーにしても、真の姿が表面上よりも凄かったりエグかったりするから、きっとスロウスも今回のは顔見せ程度で、今後真価を発揮する時があるんだろうとは思うけどね。


■エネルギー源

以前に「お父様」と対峙した時に、錬金術は発動出来なくさせられたのに錬丹術の方は問題なく仕えた事から、当然その二つはエネルギー源が違うんだろうなぁとは思ってましたが…実際にそれが異なるというだけでなく、それ以上の意味もありそうかな。

一般には錬丹術は龍脈がエネルギー源で、そして錬金術の方は地殻変動のエネルギーが源だと実際に使ってるマルコーさんさえ思ってたみたいだけど…今回の話を見る限り、錬金術の方に関しては、真のエネルギー源はどうやらそういった自然の力を元にしたものではなさそう?!な感じ…ですよね。

メイの感じた違和感…「この国の足元に流れている力は…たくさんの人が地下で蠢いているような…」って言葉も、何とも意味深だし…エグくて薄気悪いモノが関係してそうな(汗)


■アメストリスという国
スロウスが掘っていた地下トンネルは、どうやら巨大な錬成陣の為のモノのようで…しかも、その錬成陣上の要所要所ではこれまでに軍の関係する大量の流血を伴う事件が、それこそ建国以来ずっと起き続けている…。

それだけ見ると、国土全体を使って賢者の石を造ろうとしてるように見えるけど…どうやら、その先があるとか…そして、この国自体がそもそも『(その)何かを成す為だけに造りあげられた』って…凄まじく壮大な陰謀ですね( ̄ロ ̄lll)

短い人生に過ぎない人間ではないからこそ出来る、壮大さだよ。

ところで真の目的って、ほんとに一体何なんだろうね…そこまでの事をして巨大な錬成陣を造り上げ、そんな巨大な力を発動させて一体何をしたいのか…人柱の話も依然気になるし。。。

でもまずは、大規模な流血事件が起きている要所を繋げていくと『残るはブリッグズだけ』ってのが気になるというか…心配かな…レイブン中将がわざわざ現れて、キンブリ―に『仕事』をさせるってのが、それに関係してそうな気がするし…。

ところで、あの錬金術を使える医者って、ハッキリ顔見せしなかったけど、覗く金歯がヤケに印象的で、金歯に偏見がある訳じゃないけど…内面のイヤラシさが滲みだしてる感じで(汗)今回だけの登場では終わりそうにない感じでしたよね…どんな人物なんだか気になる。


■カマかけ
オリヴィエさん、あんな演技も出来るとは…怖いわ(笑)

にしても…レイブン中将って、ロイとのやり取りの時は、もっと手強いのかと思ったのだけど、あんな簡単に引っかかって食いついてくる程度のタマだったのか…。

それとも、化かし合いが続いてるのだろうか?!

何はともあれ、軍上層部が相手がホムンクルスだと知っていながら丸ごと真黒になるほど、この陰謀に加担してるからには、相当な見返りというか…自らの欲を刺激する「何か」があると思っていたけど…それが不老不死と関係してるのかな。

来週も楽しみです。


36話の感想はここ



33話の感想はここ





icon icon
| 09春-10春・鋼の錬金術師FA | comments(2) | trackbacks(21) | pookmark |
鋼の錬金術師FA 第33話「ブリッグズの北壁」
第33話「ブリッグズの北壁」


北へ…新たな地での展開がスタートです。

■憎しみと狂気
錯綜する情報の中、冷静な判断力と分析力を見せ、的確にスカーの向かった方向を突きとめていくキンブリー…やはり相当頭は切れるんだろうね。

しかし、彼のこれまで見せてきた…大量殺人を嬉々として行ったり、強烈な自尊心の強さや自己中心的な態度、罪悪感や良心の痛みなどとは無縁の言動などを見ていると、サイコパス的要素を強く備えてはいるんだけど…どうやら単に殺人自体から興奮、快楽を得るだけの快楽殺人者という感じではない様子。

それよりも、『いいぞ そうだ死が迫ってくる 死を築く者は死に追われるのだ 常に死と隣り合わせの魂をかける仕事こそ美しさがある』という言葉からは…自らの死がいつ訪れてもおかしくない状況下での、ヒリヒリするような刺激、恐怖…それこそがこの人の快感や興奮、生きている実感を味合わせてくれる糧となっているかのようで…そこに自分の生きる意味や美学さえも求めている?!

まぁ、その為の手段は選ばず、そういう状況下に身を置く為にも、自らの後に大量の屍を築き上げていく訳だから、いずれにしても凄まじい狂気が宿っているのは間違いない訳だけど。。。

一方のスカーも、ある意味狂気に彩られていて大量の殺人を重ねているんだけど、こちらは憎しみや復讐という…誰もが陥る可能性のある動機が根本にある為に、毎回見てて心の痛みも凄く感じる存在なんだよなぁ。。。

だから、今回も家族の死の直接の原因である相手との対決で見せる迫力、怒り、哀しみ・・・そして、あと一歩で取り逃がした後の『キンブリーーー!!』という、何ともいえない叫びが。。。

■新たなる世界
エド&アルは錬丹術の秘密を求め北へ…。

だけど、そこは厳しい酷寒の地の自然の脅威と、クマよりも怖いボスが住んでいた^^

原作既読者のブログなんかでは登場が心待ちにされてた感じで、どんな人かと期待してたんですがアームストロング少将『私以外の他人が付けた評価などいらん!私は私の目で人を判断する!』発言を聞く限り…うん、痺れるね、今後の活躍に期待したいです^^

ところで、オートメイルの不具合や、相手に錬金術が効かなかったのは単に寒さ故?それとも何かあるのかな…。

最後はマルコーさんですが…強制的に醜く顔を変えられたにもかかわらず『私には分相応な顔だ 満足している』という発言に、この人の抱いてる自らの中にあった醜さ、罪への罪悪感、良心の痛みが集約されていて…その嘆きに…心が痛むなぁ。。。


35話の感想はここ


31話の感想はここ





 
icon icon icon
| 09春-10春・鋼の錬金術師FA | comments(0) | trackbacks(13) | pookmark |
IHクッキングヒーター

返信とか近況とか一言感想

アニメの方は、毎期視聴本数が減っています。。。

yutanpoさんへの拍手コメ返信
自分ではいつも「あーもっと上手く伝えられたら…」と思いながら書いているのですが、褒めて頂いてありがとうございます。
確かに、指の組み方は左親指が上、腕の組み方は右腕が上です(゚□゚;)!
「CLAYMORE」アニメの方は分からないですが、数年前に友人宅で何冊か読んで、その時「面白そうかも」と思ったのにそのまま放置していました。完結したんですね、近いうちに購入して読んでみます。

最近の記事

PROFILE

コメント等歓迎ですが返信はかなり遅くなってしまうこともありますm(__)m



↑拍手コメでのコメントも送れます

管理人へのメールはここ

利用サイト

BlogPeople
 
 

CALENDAR

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

CATEGORIES

MOBILE

qrcode

SEARCH



当ブログで感想の補助・引用目的で使用している画像の著作権は全て各制作・放送関係者に帰属します。

SPONSORED LINKS