スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | pookmark |
魍魎の匣 第13話 最終回「魍魎の匣、あるいは人の事」

(最終回)13話「魍魎の匣、あるいは人の事」


「幸せになる事は簡単なんだ…人をやめてしまえばいいのさ」





遂に最終回です。ここまで、このブログでは基本的にひたすら先を予想する事を楽しんできた感がありましたが…もぅそんな事はどうでもよくなった最終回でした(笑)

ある意味、魍魎に憑かれそうです(苦笑)関口さんほどではないですが^^;

えーと、最初に断っておきます無駄に長いです…すみません。今週は人物ごとに感想を書いていくことにします。

■雨宮

陽子に付き添って14年も一緒に暮らしてきた雨宮だが…京極堂の言葉によれば「望み通りの人生を送っていた」なぜなら雨宮は陽子ではなく加菜子を愛していたから。
赤ちゃんの頃から加菜子の成長を見守り傍でずっと加菜子といられる、ただそれだけで幸せだったんだろうか…ずっと抱いていたこの愛はどう理解すればいいんだろう…。

なんだか、この時点で既に、個人的には理解しがたいような…。

ところが、武蔵小金井駅での事件が起きてしまった。当初雨宮は加菜子があんな状態のまま生かされているとは知らなかったために、回復して元の日常に戻り3人で過ごす事ばかりを話していた、おそらく普通に考えてこの時点でもちょっとしたことでバランスを崩しかねない心理状態ですよね。

ところが実際は、加菜子はあんな状態で生かされており、しかも須崎の計画が持ち上がって、須崎の独自の生命維持法で腕を一本だけ生かし、それを遺産を受け取るための脅迫に使うという話が持ち上がってしまった。この時の雨宮の心理状態は、さすがに推し量れる気がする…。

当然反対するものの…美馬坂や陽子までそれを容認してた状況ではどうにもならず…。
結局、脅迫に使う以外の手足を貰う事にした…。うへ…これは完全に理解できたら怖いな…。

ただ…2話の時点で私自身「両足が匣に詰められて「湖」で発見された…。 うーーーん。加奈子達がやけに、湖に行きたがったのと関係があるんですかね…。 まさか、行きたかった場所へ足だけを運んだ…とか…」と、予想してたんですが…生前行きたがってた場所に「運んであげたい」という気持ちならば理解は出来る気がする…。

あぁーーーなんだか、また感情移入する必要がない所にまで感情移入しようとしながら見てしまってる自分がいるぞ(汗)

でも、事実この時点での雨宮は、まだそれ(手足)が単に欲しいと言うのではなく、それを水葬にしようと相模湖まで運んだようですね。で、途中で一本落としたのが例の峠の一本だった訳だ…。だが死んでしまった手足はそんなふうにしたものの…生かされている状態の左腕には異常な関心というか執着を示すようになっていく…。

そしてあの8/31に木場たちを案内した後、保管された延命装置がある火葬場(木場が邪魔して寝てた場所)に行き…「物言わぬ禁断の密会を楽しんでいた」だが…それ以上のインパクトのあるもの…須崎が持ち出した匣入りの加菜子の頭部を見てしまい…須崎を殴り殺して頭部を奪い取り出奔した。して夜行列車で、出会った久保にまさに、匣入りの生きている加菜子の頭部を自慢げに見せたわけだ。

………幸せそうな雨宮の笑顔が幾らなんでもおぞましすぎる。

そして…最後で登場した男の話によれば…今も匣の中の加菜子は黒く干物のようになってるにも拘らず…狂気の世界に身を浸し、向こう側の世界に行ったままひた走る雨宮はどうやら登場人物の中である意味最も幸せ…な状態にいるようです。。。。

勝手に1人で雨宮が幸せを感じるのはいいですが……既に死んで随分たち干物のようになってしまったら、それはもぅ物かもしれないですが…でも、埋葬されずその中に頭部がと、思うとやっぱり何ともいえない憂鬱な気分にさせられるなぁ…。


■加菜子
一日はあの状態で加菜子は生きていたみたいに今回言ってましたよね…。

………自分は加菜子に感情移入する機会がここまでなかったんですけど、あまりに加菜子が哀れな人生だよなぁ…。

子供時代の光景を見る限り…陽子からも愛情は得てはいたんだろうけど…形は姉と信じ込まされた上での愛だし。母親といわれてた人(絹子)は、実は自分の旦那(美馬坂)を寝取った実の娘(陽子)から生まれた子である加菜子が憎くて仕方なかったから…病院に見舞いに行った時に首を絞め殺意を向けられたりしてたわけだよね…。

おまけに、世話をしてくれた雨宮から愛情を得て育っていたために…雨宮のことは変な意味じゃなく好きだっただろうけど…。その雨宮が狂気に走った状態で…一日、あの匣の中で生きてたら間違いなく加菜子も狂気の世界に入り込んでるよね…(汗)

事実、久保と遭遇した時の加菜子の「ほぅ」は完全に向こう側に行ってるがゆえに…久保をもそちら側に惹き込むだけの破壊力のある笑顔というか存在感になったんだろうしね…。

もし、加菜子が正気を保ってて悲しそうな顔や、泣き言を訴えてたら久保は…羨ましくはならなかったかもしれない……。

まぁ…狂気の世界に行ってしまってた加菜子はこの時点では、色んなものから解放されてある意味やはり幸せにはなれていたのかもしれない…。正気ならもっと哀れですもんね…。はぁ、だとしても…何ともいえない哀れな子には違いない……。


■久保

というわけで、今回のような事件を引き起こす殺人鬼に久保を変えた原因は…予想通り現実に列車の中で、雨宮から匣入りの生きている加菜子の頭部を見せられ…。「羨ましくなった」からでした。

ただ京極堂が言う久保も被害者との言葉や、あの時(匣の中の娘に出会わなければ)「気鋭の幻想作家として全うな人生を送ったかもしれない」との発言には正直、賛同しかねる部分があります…。

あのこの世のもではないかのような光景を見て久保は、今回のような事件を引き起こす殺人鬼に変わってしまう引き金になり、結果として魍魎に憑かれ狂気に走ったのは確かですが…同時に、間違いなく自己の欲求に従い連続して少女達をバラバラにし続けた張本人ですからね…。

それに、誰にでも一線を越えてしまう通りモノにあたる瞬間が訪れる可能性はあると確かに思いますが…それを、誰かの責任にすべきではない。

間違いなく、自分で一線を越え、自己の欲求に身を任せるがままにしたのは久保自身なんだから…。

魍魎、狂気、悪魔の声が聴こえた…色々言い方は変えれるでしょうが…最終的に一線を越えて自分で決めて殺したなら、その責任は間違いなく負うべきで被害者でもなんでもない。…と思います。

さて、でも「何度やってもうまくいかず」生きたまま少女を匣詰めにする事が出来なかった久保は、榎木津が渡した写真により…匣の中の娘が加菜子という名前である事を知り、その直後頼子から美馬坂と、研究所のことを聞き出してやって来た。


■美馬坂幸四郎

美馬坂は久保の希望に従って生体実験を行い、その頭部を匣に入れた。。。

これはまぁ久保が自分で希望したのも含めて予想通りでしたね。 

京極堂は美馬坂に多くの人の心に魍魎を植えつけてしまったというが…「勝手に関わってきただけだ」「医療行為だ」と自分の責任は認めようとしない…。しかし、そもそもこの研究に固執した根本原因は…絹子の病気を治すためというよりは…病気で醜くなっていく絹子を厭う気持ちをごまかそうとしていただけだと糾弾する。そこまで肉体を捨てた永遠の命に固執し…肉体を憎悪するのは何故だと…。

ごめん、この人の気持ちは感情移入したくないのであっさりいきます。

陽子が告白した後は…至福の千年王国とか何やら怪しい宗教家が口にするような事まで言い出してますし…。

で、最後は京極堂のシュ(漢字分からない)にやられて…というか要するにハッタリに負けて…逃げ出す。


■陽子
そんな美馬坂を懸命にかばう陽子は遂に、上でも書きましたが美馬坂が加菜子の父親である事…しかも自分が誘ったと告白するが…。浅ましい行為とはこれだったんですね…。

「日に日に醜くなっていく母がたまらなく嫌だった…父のせいではないのに…父をなじり蔑む母…だから父を慰めてやろうとした」なんかね…最悪です。

私は、この慰めを受け入れた父親が特に許せんが……。この家族の全てが個人的には不愉快過ぎてしまう…。

言わずに済めばこの人の魍魎がもう少しで落ちた…と京極堂は言ってたが…これも、本当だろうか…少し同意出来ないん…だけどなぁ…。

最後は木場を刺す陽子……。

木場は刺されるよりもっと、自分が事件の引き金になってしまった件やら…本気で好意を寄せていってた陽子の過去と現在進行形の心の状態を知って心の方がはるかに痛かったはずだから…死にそうにないしこれは…刺されてよかった(ちょっと語弊があるかもしれませんが)んじゃないだろうかと私は思う…きっちり自分の手で手錠をかけて自分のヤマを完結させたし…。
まぁ簡単に心の傷は癒えないだろうが…。


■終焉

最後は屋上で久保の頭部が入った匣を持って逃げ出した美馬坂が…久保に食い殺され…。その久保を陽子が殺して終焉を迎える…。

久保の頭部を何かに入れて花火にしたのは…意味不明(苦笑)でも、まさに狂気にとり憑かれ久保が屍を喰らう魍魎の如き姿の最後を見せたのは…ブラックユーモアにも感じる終わり方ではあるものの、ある意味非常に綺麗に上手くおさまった終わり方かな…。


■関口

8話で自ら単純作業に没頭し「憑き物を落としたかった、小さな魍魎を…」と語った関口ですが…。

京極堂は「やはりキミの魍魎が一番大きいようだね」と語ったように、最後までこの人の魍魎には惹きつけられました(苦笑)彼の中に眠る魍魎は見事です。

もぅ途中…笑う話じゃないのに…関口の発言と表情におもわず爆笑してしまった(苦笑)

でもただ笑っただけじゃないんだけどね…最後の関口さんの想像は…非常に深いシーンでした…。

ー荒涼とした大地を1人行く男(雨宮)ー「降りてしまわれるのですね 残念だな せっかくどこまでも行けるのに」列車を降り…名残惜しそうに見送る関口…。

降りる事ができて…そのまま、関口さんまで列車に乗って狂気の世界に行ってしまわないで本当によかったです…。

「それでも 私はなんだか酷く男が羨ましくなってしまった」…………。うん……。それも少し、分からなくもないかな…というか…。

「幸せになる事は簡単なんだ 人をやめてしまえばいい」
という京極堂の言葉は…妙な説得力を感じるし、ある部分真理だろうとも思う…。
でも、それだけが幸せを得る唯一の方法ではないと信じたい気持ちもどこかに、あるから…まだなんとか生きていられるという所もあるんだけどね…。

そしてこの場面でもう1つ思ったのは、そんな考えを抱いて生きてる京極堂だからこそ…普通の謎解き役の人物像とは欠け離れているんだろうなぁとも思いました…。

榎さんは…又いつものように脳内が見えたから場を外して、あそこに向かったんのか…最初、うんざりしてきて勝手に帰るのかと思ったよ(苦笑)


■全てを見終えて
このアニメはやはり通常のアニメの楽しみ方とは異なっていたような気がします。アバンの映像など「見て」楽しむ部分も、もちろんありましたし、作品全体に流れる独特の雰囲気も個人的には非常に好きでした。

でも、それ以上に耳で聞いた情報を、自分のない頭を必死に働かせて意味を掴む事に必死になったり、毎回伏線を見極めて展開を予想する事に集中し「予想する」事そのものをひたすら純粋に楽しんでいた気がします。

もちろん外れた箇所もありましたが、物語自体が簡単に先が読めるような薄っぺらなものではないからこそ楽しかった。

やはりこれは原作が凄いんでしょうね。でも最後に多分、私の言いたい事を分かってくださる方もいる事を期待して書きますが…見終えた後の爽快感は皆無です(苦笑)


これは作品批判ではなくて…。内容が色々重くてどっと精神的に疲れが出たというか……。


まぁ私が無駄に色々考え込む性質の人間だからというのもあるかもしれませんが(苦笑)

正直、大晦日に見たくはなかったかもしれない(笑)

まだ、消化しきれていない感じもあるんですが…とりあえずこれで終わりにします。

最後に最終回までかなり楽しませて頂いたこのアニメの制作に携わって下さった方々に感謝です。そして、このブログのやたら毎回、長くなる感想を毎回読んで下さった方々、TBをしてくださったブログ仲間の方々に本当に感謝しています。

そして、このアニメはコメントをしてくださる率が非常に高かったアニメの1つで本当にありがたい事です。コメントを頂けると、書き続ける励みになりますのでコメントを下さった方々有り難うございました(笑)

では、またもしよければ別の作品でもよろしくお願いします。


12話の感想はここ








| 08秋・魍魎の匣 | comments(16) | trackbacks(1) | pookmark |
魍魎の匣 第12話「脳髄の事」

第12話「脳髄の事」

この作品は今までずっと好き勝手に予想する形で書いてきたので、ようやくここで答え合わせが出来る所までたどり着き…ホッとするような怖いような気持ちで今回は見てました(苦笑)


  • 美馬坂の研究所で遂に魍魎退治…最後の憑き物落しが始まり…京極堂により一連の奇怪な事件が解き明かされていく。
    そこに揃った役者たちとは、京極堂、美馬坂、柚木陽子、探偵榎木津、記者鳥口、増岡弁護士、福本巡査、木場刑事、その後輩の青木刑事、作家の関口…そしてもう一人と言ってた(久保)だった。

    京極堂はまず「脳髄が人体の中で特別視されるのは、其処に意識の座があるとされているからだ」と前置きした上で…今回の事件では色々な人物がそれぞれの視点から物を見、考え、勝手にそれぞれの物語を語り複雑に絡み合ってしまった為に魍魎が湧いたので、一つ一つ解きほぐさなければこの魍魎は落ちないと言う。


さてここからは次々に明らかになっていく事実なんですが…
ここまで予想メインで書いてきたブログなので、ラスト2週は答え合わせのような形式で書きますね…。


■武蔵小金井駅の加菜子の事件の犯人と動機
これは犯人が楠本頼子である事もその動機も、このブログだけでなく多くの方が1話の時点ですでに感じた通りで正解だった訳ですね。


  • 1話で『加菜子への憧れが頼子の中で加菜子を神格化(天人化)してしまってたのに、首の後ろの「ニキビ」を見つけて… 「兆しだ!」死ななくてはならない!と思って背後から線路に突き落とした』のか…と書きましたけど


まさに、頼子の中で加菜子は崇拝するところにまで至っていたので…『完璧』でなければならなかった。



ただまぁ…青木が言ったように…これはあまりに分かり易かったので、当初からそんな風に感じはしたものの、敢えてミスリードを狙ってるのだろうか…と途中少し深読みしたくなる時期もありましたが…榎木津が頼子の脳内イメージの中に『ニキビ』を見た時点で、間違いなく頼子が突き落とした証拠と言うか…ダメ押しの確証を得られましたもんね。



それにしてもこの動機は本来、動機としては全くたまったもんじゃないというか…無茶苦茶な論理ですが…まさに『不意に訪れた通りモノにあたった』ようなもの…突発的な衝動であったわけですね。
同時に加菜子を崇敬し、加菜子の言葉に酔いきってたあの時点の頼子の中ではそれ以外思考が全く働かない状態…あくまでも頼子の中では至極当然の行為だったんでしょうけど(汗)



■頼子の嘘の証言
『加菜子を落としたのは黒ずくめの男だった』と言う例の証言です。


これは二人の距離の問題などからも京極堂は証言の矛盾を付いてましたが…。
見てる視聴者の側としては…頼子が後になって急に証言し始めたあの時点で
「加菜子が誰かに突き落とされた…と、今日急に思いついたんです」と本人自身が口にしていて…え?明らかにその証言は日本語がオカシイじゃないか…と違和感を感じましたもんね(汗)



ただ関口の小説『眩暈』の最後に登場する京極堂を模した黒ずくめの男の影響を受けて…突き落とした犯人像を思いついていたとは…眩暈を映像化した5話のアバンの時点では全く予想できないものでしたが(苦笑)



ただ4話の時点で怪しいアバンはきっと久保が自分が経験したありのままを書いてるんだろうなぁ…と予想して書いた時に…。
一方で、関口の短編小説の作品タイトル「嗤う教師」「イデオロギの馬」「E.B.Hの肖像」「蒼ざめたものをもって」「舞踏仙境」「温泉源の老爺」「眩暈」が今回の事件と関連がありそうな怪しいタイトルが付いているのは一体何故なんだ…とも書いたんです…。
でも、これはもぅ途中から偶然の一致と思うしかないのだろうか…と釈然としない気持ちのまま整理を付けようとしてたので…今回の事実でなるほど!!


関口の作品を読んで影響を受けていたから、結果として少女たちの行動や思考がそれに似通っていて関口さんの作品タイトルが怪しく感じた訳か!!と、凄くすっきりした気分になれました(笑)



で、謎とは関係ないんですが…その関口作『眩暈』
5話で関口自身が『締め切りに間に合わせる為に京極堂に模した男を登場させて安易な終わらせ方をしたため駄作になり自分では後半は読むのも耐え難い』
と語ってましたが…確かに…(笑)


せっかく、閉じた館で永遠の追いかけっこをしている男女という興味をそそられる題材を描いてて…私個人としてもそれなら読んでみたいと感じるような内容なのに…。
後半に…「こんばんわ。私は全ての物語に終わりをもたらす殺し屋です」と言う台詞の男が登場して…その後の展開があれでは…はい。もぅ全てが台無しな駄作の臭いがプンプンします(笑)
京極堂も「名作になりそうだった…」と言ってますし(笑)



まぁ頼子が影響を受けた事実を知って、愕然としてる関口さんがある意味非常に魅力的ですが(笑)



■柚木陽子と美馬坂の関係
まず陽子については美馬坂との関係が親子だったんですね!


先週は別居中の妻がいて調停の為の手紙のやり取りの差出人が美馬坂絹子だったのを見て陽子が元夫婦だったのかと感じてしまったわけですが…これはもぅ完全なハズレだった訳です(苦笑)…そうか、親子か…(苦笑)



でも、母親の名前を芸名に使用していたという事は…
先週書いた「あなた(母)になりたかった」行為ってのは…女優になる事と関係があったのだろうか…という予想のほうは少し真相を突いてる箇所もあるのだろうか……。



多分、この母親との関係性は例の首絞め場面なども含めて来週明らかになる残された謎の中に含まれてるんだろうから完全にはまだ分かりませんが…。



■加菜子失踪に絡む様々な事実
カラクリについて考える上でまず出てきたのが陽子を強請ってた男です。


そういやぁ陽子を強請ってた男の話が片付いていないなぁと少し前に書いてはいたんですが…これはあまり突き詰めてそれが誰だろうか…とまでは深く考えてなかったんですよねぇ…。
でも、これは是非とも、もぅ少し深く考えておくべきだった点でしたね…そうすれば首謀者(須崎は死んでるわけだから、あくまでもこの時点の加菜子の狂言誘拐に関してですが)も見えたかもしれないのにと残念(苦笑)



その男とは須崎だった訳ですが…。
その強請りのネタとは…柚木加菜子が柴田の孫娘ではなかった事…相続絡みの話。



まぁこの点に関しては…
相続関係の話は怪しい…加菜子は例の柴田財閥の孫との間に出来た子じゃないのでは…とか。
遺産が手に入らないのが困るから、少なくとも1ヶ月は加菜子が死んでしまわないように延命したかったし…たとえ死んでも死んだと分からないように隠したかった(別の場所に移動させたかった)んじゃないだろうか…。

もしそうだとすれば、その加菜子を隠す筈が…須崎が殺されて誰かに持ち去られた為に慌てて急に動揺し始めるとういう態度の急変があったのも…納得がいく気がする。
とは書いてたので…どうやらこの内容自体は結構あたってた部分もあるんですけど…。
これを意図したのは陽子か美馬坂かと思ってたんだよなぁ…。



だからこの計画の首謀者が須崎だという事を全く予想できなかったのは、かなり大きな失敗というかツメの甘い中途半端な予想になってしまいました(苦笑)
(あ、首謀者と言ってもさっきも書いたようにあくまでも…加菜子の狂言誘拐の首謀者ですが)


それからこれに関係して…須崎自身も独自の生命維持法を持っていたという点も予想してなかったです…。
最初の方から美馬坂によって瀕死の加菜子が得体の知れない弄られ方をしたのは陽子は知ってるんだろう、でもきっとそうしないと列車の事故の段階で死んでただろうし…と予想してたので、天才的な美馬坂の手で改造されて箱に頭部が入ったような状態でも加菜子は短期間なら生き続けられると思ってたんですが…。



美馬坂教授の生命維持方はあくまでも…人体の各機能を完全に機械に代用させるので小型化は不可能で…あの建物全体を意識の座である脳髄を納める新たな箱にする必要があった。



そして、その維持には多額の費用が必要とされるし…14歳の加菜子が人生を全うするためにはまちがいなく非常識なまでの莫大なお金…柴田の遺産が必要になった…。



それと、当然あれじゃぁ軍用には全く不向きな訳だ…(苦笑)
当初はもしかするとただ純粋に美馬坂は陽子の母親である美馬坂絹子を生かし続ける為という所から出発したんでしょうか……。



■重要な転換点…8月31日
美馬坂は陽子に最後通牒を突きつけていた…。
それは…もぅ加菜子は保たない…死ぬ…と言うものだったんでしょうね。。。
それで…動転した陽子が…現実逃避のために脅迫状を書いてみたり…。



その現実逃避に書いた脅迫状を…木場が当初から『俺のヤマだ』などと言って暴走気味だったもんだからあっという間に事件にしてしまった…と(汗)


3話で誘拐の予告状を手にしたときの陽子の様子が…あれは予想というより感じたままに『ヘタな三文芝居の大袈裟な姿に見えて』…と書いたんですがまさに、そうだったんですね(苦笑)


さらにはそれを見て雨宮が…陽子がその計画を自分で立てて警察を呼んだと思って…陽子を庇う為に嘘の証言をして狂言誘拐が始まってしまった…。



そしてそれに乗じて須崎が自分の金銭欲のために…上でも少し触れたような…本格的な遺産の詐取計画を始めた…と。
その際に独自の生命維持法を持っていた須崎は(美馬坂の方法と違い失敗率も高いらしいが)加菜子を1分1秒多く生かすためだと陽子達を納得させて…移動させる狂言誘拐を実行に移し…。
あの時、チューブを抜き取って小型の箱に…もはやほんの少し残された機械じゃない部分(脳髄のある…頭部)の加菜子を移し変えて簡単にあの現場を離れる事が出来た…。
でも須崎は殺された…と。



さて木場さんですが…
完全にこれは自分の暴走から…加菜子が失踪してしまう引き金をひいてしまったということで相当ショックだろうね…(汗)


しかも、そもそもその暴走は陽子に惹かれる気持ちが関係してたんだろうし………。
これは、京極堂が木場に気を遣ったとか言ってたのも分かる気がするし…はっきり京極堂が言わなかったがゆえにさらに暴走した木場に榎木津が顔面パンチを浴びせたのも…仕方ないか…(苦笑)



■最後に分かったのは久保があの建物に居ると言う事。
『いや…ここは久保の中なんだよ』

…という事は久保を切ったのは個人的には美馬坂しかいないと思う。と書いたのはあたってたわけですが…ただ、どうやらあの言い方(患者)だと久保は生きているようですね…脳髄(頭部)で…。



しかも…自分で望んで切られたように感じますけど…。
久保は加菜子のように死にかけていたわけではないから…きっと匣の中の娘つくりを失敗し続けた久保が遂に医者の元に行き、やり方を教えてもらう為に自分を加菜子のようにして欲しいと言ったのだろうか…。


もちろん
そんな事したら、自分で匣の中の娘をつくる事はもぅ叶わない訳ですが…そこは狂気に捕らわれた久保の事だからありえそうですよね…。



そして、須崎を殺して加菜子を持ち去ったのは先週も書いたように雨宮で間違いないような気がしますね…久保に箱の中の娘(加菜子)を見せたのも雨宮だろうし…でもこれも先週も書きましたが雨宮は今生きてるのだろうか…。
連れ去った、加菜子が今も無事生き続けてるとは思いにくいし……。
陽子を庇ったりしてる所を見ると…悪意を持って、持ち去った感じではなさそうだし……動機がなんだろうか…。



さて随分好き勝手予想して書いてる本人がひたすら楽しんでたような内容の感想も遂に来週は最終回ですね(汗)



追記:あーそうか…
今TB返信していて近親相姦の予想をしておられるブログを幾つか見かけましたが…そうだよ…その予想なら…ずっと自分が気にし続けてきた首絞めの件…加菜子が陽子の母から憎まれてた理由も、先週のアバンもかなり理解できますよね…うーーーん。


13話の感想はここ


11話の感想はここ


| 08秋・魍魎の匣 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
魍魎の匣 11話「魔窟の事」

第11話「魔窟の事」


木場さんが明らかに暴走してますが(汗)
とりあえず置いておいてまずアバンから…。



陽子の回想
「今になってやっとあなたの気持ちが分かりました。私は父がいなくなってから日に日に変わっていくあなたがたまらなく嫌だった。私は若い頃のあの優しく美しかったあなたになりたかった。その想いが結局はあんな浅ましい行いとなってしまいました。私はあの人のところへ参ります」
あぁぁぁぁーーーーもぅ、ここにきてこのアバンが何だかさっぱり分からない感じで…考え出すと暴走しそう(汗)


加菜子や頼子たちと似たような主旨の発言にも聴こえるんだが…どう受け止めればいいんだろう…。


とりあえず映像の方の口元のホクロからして若かりし頃の陽子とその母親の光景なのは間違いないですよね…という事は、この文章の「あなた」は…陽子の母親…でいいんですよね…。
優しく美しかった「あなたになりたかった」行為ってのは…女優になる事と関係があったのだろうか…。
それとも、死なない身体と関係のある発言なんだろうか…。



でも「浅ましい行い」って…なんだろう…「浅ましい行い」ですぐ浮かんだのは…相続関係の話だったんですが……後の方の木場と相続の話をした時の会話も妙に微妙な印象を受けたし……加菜子は例の柴田財閥の孫との間に出来た子じゃなくて相続する権利がないのに騙すための工作とかしてたとしたら「浅ましい行為」という表現にはしっくりくるんですが…そうなると「若い頃の美しいあなた」とは関係なかったりするよね……。
うーーーん。まぁ、これとは関係なくても相続の方はかなり怪しい気はしてるんだけど…。

で、「あの人のところ」っていう「あの人」は今回明らかになった色んな事を考えると「美馬坂の事…」で、いいんでしょうか。


それから、再三このブログで気にしてきた…加菜子が母親から首を絞められたと語っていた、その母親とこの人の顔が一致する所を見ると、やはり不治の病で美馬坂が治療していた陽子の母(加菜子にとっては実は祖母)が加菜子の首を絞めてたんですよね…。

でも一体何故、加菜子はそこまでお祖母さんから憎まれていたのか…いや、今回の映像を見ると…陽子に対しても狂気か憎しみかを剥き出しにしてるわけだから…陽子の事も憎んでたのか…しかも、何故加菜子は、このお祖母さんを母親と言ってたのか(あるいは思い込まされて育てられてたのか)……その辺も以前謎だなぁ…。

あぁーーーもぅ考えても駄目だ…次いこう…。

アバンの後は、またもや実際の事件、帝国銀行椎名町支店で発生した毒物殺人事件、いわゆる帝銀事件が出てきてましたが…今回もあの事件は直接は関係ないですよね?
今回の事件の謎を解く上で直接関わる訳ではないけれど…あの事件で、青酸化合物が検出されたゆえに、その扱いに長けた犯人像が浮かび上がって…悪名高い731部隊や、その部隊が大陸で人体実験に使ってた青酸化合物を作ってた陸軍第9研究所があったなんていう実際の話を出す事で…美馬坂や京極堂の携わってたような研究も実際にあっても全くおかしくはなかった戦時中の時代背景感を出し…話に重みを持たせたんだろうな…と、判断したんですがどうなんだろう。



京極堂と美馬坂の関係が明らかに
久保以外の事件については中々答えようとしない京極堂を関口、鳥口、榎木津の3人は問い詰め…ついに… というより最も効いたのは榎木津に「僕にはさっきから気になって仕方がないんだよ、その白衣の男が…」と、脳内のイメージを見られたのが決め手になったんだろうけど…ついに口を開き始める京極堂。

…にしても榎木津を睨む目が殺気を含んだような凄まじさですよ京極堂(汗)

京極堂がまず話し出したのは、自分と美馬坂の関係だった。それによると、京極堂と美馬坂は戦時中、陸軍の研究所だった例の箱型の建物内で、美馬坂は、死なない兵士、人工臓器の研究に真面目に没頭し…京極堂は異教徒を国家神道に改宗させるための洗脳実験を不真面目にやっていた…と。。。

で、美馬坂との重要なエピソードとして…彼には別居中の妻がいて調停の為の手紙のやり取りを何度となくしてたらしいが…その差出人が美馬坂絹子だった…と。
絹子って明らかに陽子の芸名ですけど……。
んーーー美馬坂と陽子の関係と言うのはそういうこと??


美馬坂の秘密を知ってそうな陽子の様子から今までも…何らかの繋がりはあるに違いないと思ってたわけですが…まさか、元妻なんです…かね…でも、今でも好きそうな感じですよね…あれ。
という事は…加菜子はどうなるんだ…(汗)
まぁでも、これが1つアバンの「あの人のところ」…という「あの人」は言い方からしても男と女の関係にある美馬坂の事かなと思った理由なんですが…。

それにしても、理解しにくいのは京極堂なんですが…
美馬坂とは旧知でしかも、嫌いじゃないし…バラバラ事件を犯した久保と、加菜子を多分突き落とした頼子は死んでるわけだから…
残る事件(加菜子の誘拐、須崎殺人、久保殺害)の犯行を犯した可能性のある関係者(美馬坂、陽子、雨宮あたり)の動機には久保と違って同情の余地があるから話したくなかったという事なのだろうか……いまだに京極堂の行動理念が掴み辛いなぁ……。



青木を見舞い→陽子を乗せて研究所へ

入院中の青木を訪ね青木から、室内の状況から見て久保がバラバラ連続殺人事件の真犯人だというのは間違いないと聞かされる。
…これはまぁ、今まで積み重なってきた事実からして、もう確定事項ですもんねぇ。

で、久保を切ったのは個人的には美馬坂しかいないと思うんですけど…これは…京極堂が発見された久保の手足について「里村君が見てるのかな」と言ってましたから、あの監察医が見たら切り口がどうなってるかで、例えば今までとは異なり凄まじく上手だと分かれば断定できると思うんですよ…だから
京極堂が何か確認してから追いかけると言ったのは…この久保の身体の切り口についてかな…と思うんですが違うだろうか…。

で、その青木から、謹慎が解けた木場が拳銃を持って外出した、と聞いた京極堂は、すぐさま木場が何をしに行ったかを察知し、榎木津と視線を合わす…榎木津も何も言わず理解する。
これは、京極堂の脳内を見なくても木場の性格を知ってればすぐに理解できそうですね…関口は相変わらずワンテンポ気付くのが遅い気がしますが。

そして木場を追いかけ研究所へ向かう道中、陽子をひろい車を急がせる榎木津。

ところで、ここで陽子に「とにかく木場が危ない。あんたが大事に思ってるあの男が風前の灯だ、ぐずぐずしていたら死ぬよ」
と言ってますが…関口さんは「木場を大事に思っている女」て心の中で呟いてますが…え?これ関口さんの勘違いじゃないだろうか…
木場が死ぬんじゃなく、性格から考えて殺しかねない状況になってるのを京極堂や榎木津は察知してる訳だろうから明らかに…陽子が大事に思ってるのは美馬坂の方ですよね!…違うのかな…



■木場暴走

木場が暴走する前に、陽子を訪ねて事情を聴いた際、柴田の死を知った陽子が加菜子に代わって巨額な遺産を相続する、と知ったわけですが…なんだか…やっぱりこの辺の陽子の言動は怪しいですよね…急に言ってる事が変わったりしてるらしいし…

とにかく遺産が手に入らないのは困るから少なくとも1ヶ月は加菜子が死んでしまわないように延命したかったし…たとえ死んでも死んだと分からないように隠したかった(別の場所に移動させたかった)んじゃないだろうか…。
もし、そうだとすれば、その加菜子を隠す筈が…須崎が殺されて誰かに持ち去られた為に慌てて急に動揺し始めたと言う事なら、あの時急変したその理由も納得が行く気がするんだけど…どうだろうか……。
そうなると、持ち去ったのは雨宮で久保に箱の中の娘(加菜子)を見せたのも雨宮だろうけど…一体雨宮は今生きてるのだろうか…。連れ去った、加菜子が無事生き続けてるとは思いにくいし……。

まぁこの辺の予想が当たってるかどうかは全く分かりませんが…
少なくとも、木場さんは完全に色々誤解して暴走してますよね(汗)


研究所に乗り込むなり技術者の甲田を倒して、美馬坂に迫り加菜子を生かすために、他の娘たちの臓器を使ったと推理してますが…これだと、久保が犯行を犯して殺した娘たちまでも美馬坂の犯行と言う事になる訳で…それは、違いますもんね…。
しかも、陽子と美馬坂の関係はどうやら理解してないん…ですよね…。

推理を否定された木場は、持っていた拳銃の銃口を美馬坂の額に突きつけて今にも殺しそうですが――。
来週で決着なんでしょうか…何話までか分からないんですが…。

今回も、榎木津の発言やら…勝手な予想やらもぅ少し書きたい気分だったし、文章も練りたかったんですが時間切れです…書きなぐりで非常に読みにくいかもしれないですが…すみません。

というか木場さん以上に自分が暴走してるかもしれない…(汗)


12話の感想はここ


10話の感想はここ


| 08秋・魍魎の匣 | comments(8) | trackbacks(1) | pookmark |
魍魎の匣 第10話「鬼の事」

第十話「鬼の事」



今まで長々と予想や感想を書いてきたこの作品も、いよいよ京極堂による解明が始まって、もう後はあんまり多くの感想を語らず京極堂の豊富な知識とそれを活かす話術の巧みさに感心しながら…ただただ見守ればいいのかなという気がしないでもないんですが(笑)



今回自分が一番驚いたのは8話の時に寺田が復員して戻った時に、誰も居なくなった部屋に血がこびリつき錆びついた鉄の箱が置いてあったというのを知って、鬱病の女房が無理心中でも図ろうとした際の息子の血だろうか…とは書いたんですがまさか、その息子が久保だったとは…これは全く予想してなかった(驚)


それに今までずっと久保の私小説的作品「匣の中の娘」が犯行の様子を描いたものとしてアバンで描かれてきた為に…バラバラ殺人に久保がかかわっている事は予想できても、まさか久保にはもう1つの作品「蒐集者の庭」というものがあって…そちらの作品では久保が御筥様の陰の首謀者である事を示すものになってたとはねー……。



その久保の作品「蒐集者の庭」
伊勢に住む神官が人の懊悩を石塔に封じ集めている。
『啼くのです 懊悩が啼くのです 私情の懊悩を石塔に封じ妄執から解き放ってやる事こそ神職を預かるものの役目』
それを、やめさせようと訪れた修験者はミイラ取りよろしく闇に感染し…『その庭に魅入られ』庭を引き継ぐ。


これの解説は京極堂の独壇場と言うか、視聴者である自分たちには、当然これまでこの作品の事や久保のプロフィール「幼少期には福岡の修験道の山で知られる求菩提山の近くで過ごし青年期は伊勢神宮の下宮のすぐ傍らで暮らした」と記されてる事など知る由もないわけで…なるほどなーその事前知識があれば「匣の中の娘」の内容と合わせて考えて、当然以前京極堂が尋ねた様に「寺田は伊勢と築城(北九州)に何か縁はないか?」と聞いてみたくなるよなーと、納得です。

それからわざわざ寺田の祝詞の内容を知りたがったのも…それと関係していて、先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)の中に出てくる祓えの祝詞と御筥様の祝詞を対比させ…色々読み方の違うその祝詞を教主がどういう音(おん)で唱えているかを確認し…それが中世の伊勢神宮の神官の読み方と同じだと判定したと言う事ですね。
ナルホドね…言霊に力があるかどうか本物か偽者かの判定ではなかったわけだ。

そして、久保の育った求菩提山の鬼を祀る神社のご神体が筥で…その中には壺が入っておりこれがシンピノ御筥と呼ばれているという知識が京極堂にはあったわけで…そうなれば、まさに寺田の宗教を始めた際の話と合致するから…久保こそが間違いなく御筥様を創ったに違いないとなるわけですね。

もぅこれは京極堂の知識の豊富さ、久保の作品までをも全て読み込んでた普段からの読書量の成せる業でただただ、そこに感心する以外にない感じです。

車の中では久保の小説の内容が、幻想や不条理感を計算して書いたのではなく、実際の出来事を日記風に書いたに過ぎない、と話してますが…その辺は、もうハイ…随分アバンで強調してくれましたからね…(笑)


でも、以前「計算で書ける人は尊敬する自分は私小説のような形しか書けない…」みたいなことを言ってた関口さんは久保の事をそれまで、どんな風に捉えてたんでしょうねぇ…本筋とは関係ないけど聞いてみたい気が…。



関口と榎木津を伴い御筥様の道場に乗り込んだ京極堂

いやここは実は相変わらずいいように使われ…うろたえ、怯える関口の泣き顔が最もインパクトが大きかったかもしれない(汗)

まぁでも…それはさておき、第七話で既に視聴者には披露してくれていた膨大な量の「もうりょう」に関する薀蓄話や、6話で出てきた「言葉に縛られていく」話などのおかげで、京極堂の作戦や話の方向性がより理解出来たため、その術中にまんまとハマって全く反論できず…落されていく寺田の様子がかなり楽しめました(笑)

それにしても、事前に見取り図を見て一人納得してた京極堂の真意は、方角の確認と…ご神体とされる箱をどの方角に置いてるかの確認だったんですね(苦笑)



■そしてついに、本物の御神体の箱の中に、息子である久保の指が入っていると言い当てられた寺田は観念し。

久保との関係を自供する。

それにしても、兵衛の祖母の残した桐の箱の中に残されていた「魍魎」と書かれた紙切れが…単に御船千鶴子や長尾郁子らの実際にあった千里眼騒動の研究をしていた福来博士の千里眼セットが…近所で霊感があると評判だった兵衛の祖母の元に残ってたに過ぎなかったってのには…ちと拍子抜けしたけどね(苦笑)



■京極堂邸

一昨年の暮れ突然帰って来た久保の第一声が、あの様子で「僕の指を返してください、おとうさん」では寺田が震え上がったのも仕方ないですね…(苦笑)

あと、出納額が女性の筆で書かれている…と。聞いた時に、これも何か重要なんだろうか…と書きましたが、どうやら寺田に内緒で喜捨をあの女性が横領してた…と。まぁ、それ程重要でもなかった(苦笑)

さて、京極堂は第一の事件でバラバラになっていたものは…久保の犯行ではないものの…「それは、今さら真相を暴く必要はない」と言う。
なんだろ…この反応は…
その犯行は同情できる理由があるという事なのか…。
それとも、もっと複雑な事情があるのか…あの箱型の施設に近づくな…と忠告してた事は全然片付いてないですもんね…。



■そしてその頃、久保のアトリエに乗り込んだ青木

突然、殴りかかってきた久保を取り逃がしてしまい…室内からは無数の箱と…やはり手遅れだった頼子が…きれい(きっちり)に収納された状態で発見される。

だが、当の久保が、今度はバラバラ死体で発見され事件は降り出しに…と語る関口です…
うん、そりゃ久保が死ぬのは予想できなかったけど、久保だけの犯行でないのは既に分かってた訳で…京極堂が言うように、これでもし片付けられたらねー…見てる側は全然すっきりしないわけだから…これからがさらに重要ですよね。

となると今度は、一連の事件に柚木陽子、美馬坂、技師の甲田、失踪したままの雨宮がどう絡んでくるのか…て、事ですが。


汽車の中(久保があえて設定を変えてれば場所は違うかもしれない)か、どこかで久保が見た匣の中の少女を持った男とは御筥様関係が消えた今…雨宮か甲田しか候補が居なくなってきた感がありますよね…。


というか、もし失踪直後なら…雨宮以外ありえないのか…。
うーーーん。雨宮は最初あまりに怪しませてるだけかと思ってたんですが…。
それに依然陽子を強請ってたやつがいたって話もそういや片付いてないし…やっぱり例の首絞め母親の話が気になるし(シツコイ)…(苦笑)
まぁとにかく再三書いてきた…陽子が隠してる「何か」を語らないとこれ以上は見えてこないのかな…。

ふぅ…結局いつもよりは…短く書いたつもりでも長い……。


11話の感想はここ


9話の感想はここ


| 08秋・魍魎の匣 | comments(4) | trackbacks(1) | pookmark |
魍魎の匣 第9話「娘人形の事」

第9話「娘人形の事」



今回はかなり解決に向けて動いたような気もしますが…今の所、解決者側の動き自体は後手に回ってしまってる感は否めないですよね…(汗)


そうなると…柚木陽子も木場に「もっと…もっと早くに関わって欲しかった…」と語ったように、これでは最終的に事件そのものは解決しても…誰かが救われるような解決の仕方は到底無理のような気がするなぁ…。



このアニメの感想はいつも予想しながら書いてるのが自分が楽しいので、今回も相当好き勝手に予想を交えて感想を書きます(苦笑)
でも当然、原作未読なので予想が外れる可能性も高いですから…読んでくださる方は、そのつもりで読んでくださいね(苦笑)


■まずはいつものようにアバンから

4話で関口が「幻想や不条理を計算で書ける人は素直に尊敬に値する。私はありのままに書いている」と語った時に…「匣の中の娘」の作者久保竣公もまさに同じタイプ…久保の私小説(直接経験した事)をありのまま書いているんだろうな…と書きましたが…それは今回で確定的になった感じですね…しかもこの髪型。

そして、これもその時以降何度も書いてきたんですが…
今回再び読まれた久保の小説の内容
「なぜだろう、なぜうまくいかぬ やり方がヘタなのか。又失敗だ 魂が穢れているから腐敗するのだ その医者が知っているなら会わねばなるまい。今すぐ出かけよう あの娘を」

と言う、その言葉通りの事を呟きながら久保は被害者の身体を何度も切り刻んできたという事で……そのために、医者でもない素人の久保が切った被害者たちの切り口は検死官が言うように上達しているように見える…と。

まぁ狂気以外の何者でもないですが…久保は匣の中に頭部をメインにしつつ生きた状態で収めるためやっきになっていてその点では…失敗し続けているという事かな…。


それで、成功させる事ができる医者…「死なない兵隊を研究」していた美馬坂のもとに行かねば……と語っている。
だから初めは美馬坂によって瀕死の加菜子に手が加えられ延命されていたあの娘(つまり成功している様に見える状態の加菜子)を誘拐したのも、この久保なのかと予想を立てていたわけですが…最後の京極堂の話からすると…誘拐した犯人は別のようですね。

とすると…久保は御筥様から、その美馬坂の話を聞いたか…?
あるいは、以前のアバンで汽車の中で見た
の中の少女を持つ男を羨む男は、関口が主人公になりきってる訳で、匣を抱いた男の方は久保のように見えて久保ではない訳だからそれが御筥様関係者だったか…?
あるいは美馬坂の指示を受けた誰かが運んでる最中に遭遇したか?(もう一段、それを運ぼうとした須崎を殺した「誰か」という可能性もあるが


ここにもし御筥様の関係者が絡んでいれば事件への関与の形も何となく見えてくる気がするんですが……どうでしょう…。



そして場面は先週のラストの場面の少し前の時間…頼子に出会う前の場面です…
関口と榎木津が喫茶店で久保竣公と遭遇

榎木津は顔も見たことのない筈の小説家の久保竣公に注目する。
そして「加菜子を知っているか」と問いかけるが「知らない」と答える久保。だが、おそらく久保の脳内イメージに加菜子の顔を見たんだろうね榎木津は「知っている」と確定して話を進め…写真を見せてみると久保は…途端に動揺し「この娘は…加菜子というのか」と呟き…写真を貸して欲しいと、頼み込む。

これはさっきも書いたように、汽車の中でのアバンの「生きた状態で匣の中に収まってる少女」を見て「あぁ生きている…酷く羨ましくなった」「なんとしてもあの娘が必要だ」と表現した…その時に娘の名前は知らなかったけれど、見たことがあった娘…まさに欲する娘だった故の驚愕なのではないだろうか…と。

そして久保がいつも手袋をしている事を気にした榎木津に関口は久保が、何本かの指を欠損しているらしいと話す。まぁこれは…今まで書いてきた事からすると当然状況が繋がるかな…。

そして、先週のラストの場面に…
留守だった君枝の家に戻った関口と榎木津が頼子と話す場面は…関口の感じた印象が捕捉してるだけの場面なので省きますが…



重要なのはやっぱり頼子が去っていく場面…
「あれはニキビかな…痣かな…それにしても、あんなところにあるのがよく分かったなぁ…」と、榎木津が呟いた場面だろうなぁ…。

そういや上で榎木津の能力を確定的に書きましたが…
榎木津の能力話の回では同じ感想ブログ様の中でも意見が割れた感がありましたよね…でも、これはもぅ間違いなく榎木津が人の脳内イメージが完全に見えているから出た言葉って事でいいですよね。ただ、この榎木津の能力…心を読むような能力ではないので全てが視えるわけではなく、あくまで脳内のイメージの断片が視える能力なんだろうなぁ…。

だから、頼子にとって最も印象に残っていて頻繁に脳内に蘇る筈のあの「ニキビを見つけてしまった」場面が視えたんだろう……。

そして…さらに、思ったのは…この後の母親の話で「あの時はまだ(危険かどうか)はっきり分からなかった」と語った事からすると…頼子が加菜子を突き落とす場面も視えたんじゃないだろうか!
だから…若干迷ったものの、あの時点で頼子が危険かどうかは微妙で引き止めるのは躊躇ってしまったとか。



楠本君枝との会話

釘で打ち付けられた扉を剥がして家の中に入り込んだ二人は、君枝が首吊り自殺をしようとしているのを見つける。

ここでも、しきりに関口が不思議がるが(長い付き合いの筈の関口が京極堂にも榎木津にもやっぱり不思議がりすぎだけど/苦笑)…君枝の脳内イメージが視えるとすれば何の不思議でもない会話を…榎木津は続け…しまいには関口を御亀様のご本尊に仕立て上げ…自分達の方がインチキな御筥様とは違い本物の霊能者だから「危険が迫ってる。頼子を守るように」言う言葉を信じさせて去る(笑)

なんてぇインチキぶりだ…御亀様には吹き出した(笑)


まぁこの榎木津の場合に限らず多少、他の人と違う能力があれば幾らでも霊能者だろうが宗教家だろうが名乗って人を騙せるという見本のような行為です。
まさに、京極堂が6話で超能力、占い師、霊能者、宗教者の違いについて話した際に…その境目が崩れてしまうのは「その先」がどうかにかかってる…と言ってましたが、それを分かり易く実践してくれた感じですね(笑)

そして御亀様もそれを考えればインチキなのは間違いないわけですが…。
ただ、血染めの鉄の箱に絡んで何らかの禍々しいものが関係してる可能性自体は、まだ完全に否定できないんだよなぁ。


あと、笹川は擬似宗教を作り上げていった教主の周りの集まってきた信者の一人だろうけど…どんな、役割を担ってるのやら……。

さらに「鳥口の推理が根底から崩れる」って話も出てましたが…まぁあの推理は出た時点からあんな単純な話ではないだろうな…と、書いてますし…今回はスルーでもいいかな…多分。

えと、これは本編と全く関係ないですが…この君枝のように一度インチキ宗教にハマッた人はそこから仮に抜け出せても大抵次から次に…インチキ宗教に騙されるケースが凄く多いですよね(汗)まぁ…だから、いとも簡単に榎木津の話も効果的にハマったわけですが(苦笑)



木場と陽子の会話

木場は自分はあの日、焼却炉の前に居たのだから、陽子が神奈川県警に対して証言した「手袋の男の目撃話」が嘘であると、指摘すると…陽子は
「警察が陽子や、姿を消した雨宮ばかりを疑っているようだったから…警察の目を外に向けたかった」と答えるが…木場は「雨宮は、加菜子を連れ去った犯人ではない」と断定する。

まぁなんだろ…これも以前書いてますが、陽子は馬違いなく美馬坂の研究に関する一定の事情は知っていて…隠してますよね。そして、加菜子が消えたあの時、美馬坂や陽子が真の意味で狼狽したように見えたのは演技でなければ加菜子が消えたときよりも、須崎の殺害以降だからなぁ…。
だから、連れ去ったのは「外のもの」だと…。

あと、この場面でもう1つ気になるのは…先回陽子が加菜子の姉でなく母親だったという話が出てましたが…。
加菜子が再三思い出していた…母親に「死ね」と言われながら首を絞められてた相手は…陽子じゃなくて…今回陽子の話に出てきた、不治の病で美馬坂が治療していた陽子の母(加菜子にとっては実は祖母)が…その行為をしてたって事でいいんでしょうかね…


加菜子の話に出てきた時からずっと、妙にこの首絞め母の話が鍵になりそうな気がして仕方がないものの、イマイチスッキリ分からなくて棘が刺さった感覚なんですが……。
その母親(祖母)が美馬坂に治療されてた事と…加菜子を憎んで首まで絞めてたこととどう関わるのかが……。



京極堂邸の会話
ようやく関口の願い(掲載順の悩み)が京極堂によって解決してもらえたくだりは見ていて楽しく笑わせてもらいましたが…本筋ではないので省きますね(笑)


京極堂は関口が置き忘れた久保竣公の「匣の中の娘」を読んだ感想を当然「問題だ」と語ったり…久保竣公「久保が手袋をしている」と知り、大きく顔をくもらせ…「そりゃーますますまずい」と語る。

そして加菜子殺害未遂事件、加菜子誘拐事件、須崎殺人事件、バラバラ死体遺棄事件のうち、バラバラ死体遺棄事件の犯人は久保だと断定する。

これはそれぞれの事件が、全て関係はし合っているものの実行犯は別々の犯人だと言う事ですよね?

それなら、ここまで書いてきたようにバラバラ死体遺棄事件の犯人が久保なのはまぁ最初に書いたように当然として、加菜子殺害未遂も1話で最初に感じた印象のままで正解なんでしょうね…つまりニキビを見て頼子が突き落とした。

そして、加菜子誘拐に関してや…須崎殺人犯なんかも勝手に予想して可能性を色々書いてますが…今回も暴走気味に予想して書いたのがどの程度当たってるやら…でも、やっぱこの作品はそれぞれ、予想をして推理しながら見るのが楽しい気がするんですけどね(汗)
でも、それを読んでいて楽しいかどうかは別なので…なんかやたら長いし…すみません(汗)

さて、頼子はとりあえず…両腕は切断されたようですが…今回の久保は巧く切れたのか…それとも、又失敗したのか、どっちなんでしょう…どっちにしても冒頭で書いたように、後手に回ってしまった感があるので…無事救出なんて結果にはなりそうもない気がしますよね……。

又来週です。


10話の感想はここ


8話の感想はここ


| 08秋・魍魎の匣 | comments(14) | trackbacks(0) | pookmark |
魍魎の匣 第8話「言霊の事」

第8話「言霊の事」



大まかな流れはこれまで予想して書いてきた事に近い形で進んでるのかなぁ…と思うんですが…やはり三者(久保、美馬坂、御筥様)が最後にどう繋がるかは京極堂を待たなけりゃさっぱりですね…。

今回は仕事で家を離れていた関係で感想が大幅に遅れてますので、出来るだけ簡略化して書きたいと思ったんですが…結局長くなってしまった(苦笑)



アバン
「良い考えだった…箱が出来上がると再び幸せが訪れた…何と言う幸福感」
「祖母が亡くなったので急ぎ帰省した」

またもや…久保竣公の作品世界に入り込みすぎた危ない関口さんです…(汗)


そして、今回の光景は箱を抱えた謎の男に出会う1話のアバンの場面に繋がる形で描かれてますが…。
関口が主人公の立場にたって作品世界に入り込んでるわけですから…実際には、久保がこの時に箱を持った「誰か」に出会ったという事でいいんでしょうか……。
ただ…映像だと、その誰かは自分がずっと久保だと思ってる謎の男の顔なんで…ややこしいんですが…あくまで、それは小説を読んだ関口視点である事が影響してるのかな……。

ところでアバンでそんな風に久保竣公の小説に入り込みすぎて一層鬱な気分になった自分をうち消す為に、御筥様信者の名簿を書き写す単純作業に没頭し…「憑き物を落としたかった…小さな魍魎を…」と語る関口ですが…。
これだけ聞くと…魍魎は人の心に潜む狂気、あるいは棘のようにも感じますね…先回の魍魎話の薀蓄の結論「あの世とこの世の境界に湧く何か禍々しいもの」とは直接的には違ってくるのかもしれませんが…教主の言う「心の囲い」に生じる魍魎には、ある種通じるものもあるのかな…とか。


また、京極堂の「あの世とこの世の境界に湧く禍々しいもの」も、心の中に限定して考えれば…心の中に沸き起こる狂気的なものと捉えるならあながち遠すぎる話ではないともいえるか…な、とか又色々考えてしまった。

それにしても…これだけ久保の小説の文章が数多く紹介されると…原作自体より現実に発刊されてる訳ではない久保竣公の作品の方を読んでみたくなってきたのは、私だけかな…危ない(苦笑)


監察医里村と木場の話で確認された点


1.発見された被害者の中には柚木加菜子はいない。
(その理由は、相模湖の死体以外は血液型が加菜子とは異なる。そして相模湖の事件の際には、加菜子はまだ誘拐されていなかった
でもこれは…とりあえず、これまでに発見された遺体の中には、という意味ですから…加菜子の安否の保証…ではないですよね。


人体改造が施されてたにしろ…あの美馬坂の施設に居た間は生きていても…誘拐され失踪した後、個人的には無事生きてるとは到底思えないだよなぁ…。



2.犯人の目的は人体実験の可能性
(生きているうちに切断された腕もあれば…同じ被害者でも足は確実に死んでから切ってたりするので…犯人にとっては死んでから切る。生きてから切る。という事実そのものには興味はない…つまり、殺して切りたかったわけでも、殺す為に切った訳でもなく切る為に殺した…要するに…人体実験でもしたんじゃないか…と)


そして、木場もすぐに美馬坂近代医学研究所の2つの噂を思い出す。
「戦前は実験のために犬を買い入れ。戦争中は大陸から大量に本物(人の死体)が運ばれてた」という証言。
美馬坂幸四郎が戦時中「死なない兵隊」を研究していたという証言。


そして、美馬坂について里村に尋ねると里村も美馬坂が「不死の研究…死なない研究」をしていた事を知っていた。
それで木場は…研究所内にバラバラ事件の犯人がいるとすると、容疑者は美馬坂と技師の甲田の2人だけだと考えてますが…。


ただ、以前から何度も書いてるように何らかの形でこの美馬坂が人体実験に関わってた事は明らかだろうと思うし、加菜子に関しては…美馬坂によって実際にあの失踪以前に手を加えられてるとは思うんです。


だけど、どうしても気になるのは、これもすでに何度か書いてますが久保の小説の「やり方がヘタなのか…その医者が知っているなら会わねばなるまい」という言葉なんですよね…。
その表現を裏付けるように里村は…「面白いのはちょっとづつ上達してる…ひょっとしたら切る練習…」と言ってましたよね。


この描写は明らかに、すでに戦前から大量に実験を繰り返してる筈のかつての天才名外科医美馬坂に当てはまる表現ではないですから…
やはりあくまでも、素人が徐々に巧くなってる…つまり、謎の男久保の事なんだろうなぁ…と、自分は思うんですよ……。



京極邸での話
鳥口の調査結果


●妙な男…一昨年の暮れからの常連で歳は二十歳前後、手には白い手袋をはめていて、去年の夏に大量の箱を寺田(教主)に注文していた。
(これも先回書いたように、何事もきちんとしてなければ気がすまない久保が寺田の正確無比な箱を欲したんだろうな…)


●そして戦前、寺田兵衛の女房は心の病…鬱病にかかっていた。息子が生まれても子育てせず奥に引っ込んでいて…兵衛が復員すると誰も居なくなった部屋に鉄の匣が1つ…その蓋の周りには錆ついた血の痕がべっとり…。そしてまさにその匣が今も道場内に飾ってある。
(これはなんだ…ろ…この女房が無理心中でも図ろうとして息子を殺し…その息子の血だろうか…)その狂気が…魍魎と関係がある…という事でしょうか…(苦笑)


●さらに、道場の隣家で録音した御筥様こと寺田兵衛の具体的な祈祷の声と道場内の見取り図。
この垂れ流されるように出てきた教主の言霊は…話にどう繋がるのかは予想さえ出てこないなぁ…(汗)
京極堂は「寺田は伊勢と築城(北九州)に何か縁はないか?」と聞いたり、見取り図を見てニヤリ…としてみたりと何かのカラクリが分かったようですが…。


榎木津が会いに行くという加菜子の友人が、転落事故と誘拐の両方の現場に居た娘で楠本君枝という御筥様の信者の娘だと分かった途端…
「何だって!…なんだ…なんだ一体…この偶然…いや蓋然か…必然では有り得ない」と普段見せない狼狽の仕方をして見せたり
柚木陽子は加菜子の姉という事になっているが本当は母親で17の時に産んだ娘だと分かり…「もしかするとこれは大変善くない」
と語る京極堂…。


冒頭でも書いたように単独だとそれぞれ見えてる部分はあるものの、3者全てがどう繋がるのかは見えてないので…(苦笑)
やはり「あんた(木場)の話を聞かせて欲しいね。この厭らしい偶然の集積が一体どんなふざけた構造になっているか、アンタの知っている事を聞けば…ほぼ全部が解ける」と、自信満々に語る京極堂を待つしかないや…。

ただ解せないのは、その後その木場の話を聞き終わり京極堂の反応も見た上で…翌日に頼子に会いに行った筈の榎木津と関口が、何故あんなに簡単に頼子と単に会うだけで済ましてしまったのか……京極堂も頼子に魔の手が伸びそうだとまでははっきり警告しなかったのだろうか…どう考えても、頼子は謎の男の手にかかり犠牲になりそうな…。


「永遠に今の姿を残したいと思わないかい…キミを描かせてくれないか」
「もしかして加菜子が今どこに居るかも知っているの?」
「知って…いるかもしれない…さぁおいで」


どうにも怪しいとしかいえない男の言葉を訝しみながらも…バランスを崩してしまっている頼子はこの男の後を付いて行き…
ハコで埋め尽くされた謎の男(久保?)の自宅へ……。

又来週です


9話の感想はここ


7話の感想はここ


| 08秋・魍魎の匣 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
魍魎の匣 7話「もうりょうの事」

第七話「もうりょうの事」


このブログで、久保がとにかく少なくとも被害者のうち何人かは殺してるんだろうなと書き続けてますけど…今回のアバンとラストのおかげで、自分の予想が全く間違った方向へ向かってる訳じゃないのかなと思えたのと同時に、少しづつ久保の動機のようなものの一端や、次の被害者が誰になるのかさえも今回「見えた」って事でいいんでしょうか…。



■まずそのアバンとラストの映像を考えます。
最初は出版社の女性、小泉珠代からの手紙で…自分の短編集の作品の順番に悩む関口に、掲載順ではなく執筆順にすればとのアドバイスと共に、久保竣公が執筆した「匣の中の娘」のゲラ刷りが送られ感想を聞きたい言う内容が…。


  • 今まで、関口が久保の小説を読んでその幻想世界に自らの心身を置いているんだろうなぁ…というのは、書いてきましたけど。
    ここで、ようやく…そうか、こういう流れで関口は読むことになったんだ!てのが明らかに。

    それにしても、今回もどっぷり感情移入しすぎて完全に幻想の中に浸りきってる関口さんが(汗)

    いや、自分もかなり感情移入して作品世界に浸るタイプですけど…久保の作品のような内容は、関口のようにずっぽりはまり切る人間が読むと、やっぱ精神バランスが崩れて余計に鬱がやばそうな(汗)

    でもおかげでそうやって見ると、分かりやすい映像になるんだろうなと思うんですけど…。


久保は子供の頃から潔癖症で、「弁当に隙間が空いてるだけで…怒りが勝って、もう食べない。そういうことばかりが気になる」と。
さらに「広い屋敷に独りになった。脳髄が肥大して、頭に鬆(す)が出来そうだ。一秒たりとも我慢が出来ぬ…」


(元々、久保の中に内に秘めた狂気はあったんだろうが…遺体と共に大きな家で一人居る様だから、きっと久保の肉親の誰かが死んだ事が狂気の引き金になったんだろうと思ったんですがどうでしょう…。確かいつか、祖母の墓の話が出てたから可能性が高いのは祖母だろうか…)

そして、以前その小説の内容として「棺桶が丸いのがいけない…匣にするべきだ。そしてみっしりと詰める。やり方がヘタなのか。その医者が知っているなら会わねばなるまい」 とも言ってるわけで…これはやっぱりどうしても、久保だけで収まりきる話ではなく、例の病院長の美馬坂が関わってくるだろうし、何事もきちんとしてなくては治まらない久保にとって単なる箱ではなく、正確無比な箱を作る技術を持ってる御筥様の教主魅力的なんだろうな…。実際信者名簿にも居た事が分かったしねぇ…。

そして、この冒頭のアバンの光景は、さらにラストの映像に繋がってくる訳ですが…
「家を売って小さな部屋を借りた…(押入れの下段の隙間をさして)…気になった、まだ隙間がある、これでは駄目だ箱を作ってもらおう」…そして、すれ違う頼子との映像…。

これはどうみても、今度あの隙間に箱の中にみっしり詰められた上で収納されてしまう次の被害者は頼子ですよね…。
(何やら寸法まできっちり測ってるし…)


あとは、この事件に美馬坂と御筥様がどんな形で事件と関係があるのかだよなぁ…。この段階で、これだけ分かってきてる久保が単純にメインの犯人でしたってだけで終わるとは思えないわけで……。



そういう意味でも今回の「もうりょうの話」は興味深かったんじゃないだろうか…。
「もうりょうの話」
関口は『そんなに大袈裟に困る事かい』と言ってたが
京極堂が気にした、“心に囲いを作ると魍魎が宿る”という御筥様の教え…が、まさに『御筥様の教主は知ってか知らずか魍魎のイメージを的確に捉えているようだ』と判断したのは非常に重要な言葉だと思うんだよなぁ…。


知ってて魍魎のイメージを正確に教主が掴んでるとしたら…事件自体に魍魎が実際に絡んでくる可能性があるわけで…そうなると、事件解明のアプローチの仕方が通常の場合とは明らかに変わりますもんね。

そういうわけで、その魍魎の薀蓄です…好きなジャンルの話とはいえ、活字がないと、ついていくのが大変だったので…間違ってる部分があればすみません教えてください(汗)


分かった範囲でまとめると…魍魎は諸説諸々あるわけです。


●まず罔両と書く場合、陰の回りに出来る薄い陰と言う意味があったり

罔象と書くと、中国の方では、水から生じる怪(水の精とか)を指していて

それを和風に読むと(ミズハ)つまり伊邪那美(イザナミ)が火産霊(カグツチ)を産んで焼け死ぬ際に苦しみ流した「ゆばり」(尿)より産まれた罔象女神(ミヅハノメノカミ)の事で…まぁこれは日本の水の神の代表格のような神の一人なんですが…とにかく、こういう水と関係が深い怪と見る説がある、一方で史記では木石の怪と言う説も…。


じゃあ全く容が定まらぬのかと言えばそうではなく…

●例えば江戸時代の根岸鎮衛の『耳袋』には、柴田という侍の従者が、ある晩枕元に立ち暇乞いをし「自分は人間ではなく魍魎で、一里先の死骸をとる役目が回ってきた」と言い、実際にその村では葬式の場が黒雲で覆われ、棺の中の死骸が消えたという話が残っている。
『本草綱目』にも「罔両は好んで亡者の肝を食らう」とか、他の文献にも罔両と同一視される弗述(ふつじゅつ)というのがいて、これは死人の脳を食べる」と。


江戸時代に出された妖怪画集の1つには火車に乗ったのが魍魎だとも言われてると。

●一方『方良』と書く場合。
追儺の儀という方相氏が矛と盾を持って内裏を巡り厄を祓う儀式が関係していて…。
日本では鬼を払うが、本家の中国では魍魎を祓う儀式だと。

さらにはその後発展した陰陽師の専門分野、四角四界祭の話なども出てきて…まさに鬼相手ならば京極堂の専門だが…魍魎はそれ以上に古くとらえどころのない厄介な存在と言う事に…。


で、ここまでで分かってきた中で
■共通点は墓穴に湧く屍を食らう罔両と、方相氏が祓う方良共に死体にまとわりつくイメージがある。


ただ水と関係のある怪罔象は一見関係がなさそうだが…京極堂によれば…罔象女神(ミヅハノメノカミ)は井戸の神でもあるわけで、墓穴も井戸も四方を壁で囲まれた穴で、どちらも黄泉の国、つまりあの世への入り口とされるもので…一見バラバラに見えた諸説も全てが繋がってくると。


■要するに総じて考えてみると京極堂的には…
墓穴や井戸の四辺の縁(ふち)、それは深く深くあの世へと続く深淵の入り口。そしてそこには、ぼんやりとした陰ならぬ陰、すなわち魍魎が出来る


あの世とこの世の境界に湧く何か禍々しいもの、それが魍魎の原初形態だと。
(現時点での京極堂の思いつきで、まだ論にもなっていないと断ってはいるが…)

という事で、もし魍魎のイメージを正確に教主が掴んでるなら、匣に絡んで…ただの殺人事件にとどまらず今回の事件にはこういう禍々しい「何か」がでてくる可能性は高まるのかな…と思うんですがどうなんだろうねぇ…。

鳥口は、穢れ封じの御筥様の信者リストを入手して…バラバラ事件で身許が判明した唯一の少女が、清野が持ってきた御筥様の帳簿に載っているし、失踪少女のうち被害者の可能性が高いのが13人で、その内7人までもが御筥様の信者の娘だから教主が喜捨を吊り上げる為に犯行を犯してるのでは、と言ったものの…そんな単純なものではないんだろうな…。


京極堂も、「どう…かな」と言って判断を下すにはもう少し情報が欲しい、と言ってるくらいだからどちらにしても、まだ断定は出来ないですが。

最後に今後の為に京極堂が欲しがった情報や指示も重要になりそうなので挙げときます。
御祓いの具体的な方法。
呪文のやり方と呪文の種類、祭具は何を使うのか。
清野が持ってきた帳簿の情報を警察に流すようにと言う指示。
例のハコ型(四角)の研究所にくれぐれも近づかないように念押し。

また、来週…なんですが、おそらく来週は仕事の関係で家を離れているので、かなり感想が遅れると思いますが…このアニメは遅れても必ず上げますのでよろしければ待っててくださいませ。


8話の感想はここ


6話の感想はここ


| 08秋・魍魎の匣 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
魍魎の匣 第6話「筥の事」

第六話「筥の事」


今回は、完全に放送通りの順に書きたいと思いますのであらすじは、なしにします。



■アバン

まずアバンですが、幽霊やらの怪しげな目撃談の取材メモでしたけど…これは共通点が…あるように思ったんですがどうでしょうか。


燕尾服を着た若い男の幽霊」
「中には死骸の入った小さな棺桶を抱えた、顔と手が白く光る亡霊」
光る手喪服の男」


うん、この目撃談で複数重なってくるのは見方によっては黒い服だと言う事と…手が光る…つまり、白い手袋?…さらには、これは共通点ではないですが…小さな棺桶(ハコ)とくると…もぅ人外のものというより、自分が勝手に4話で予想した謎の男(久保?)以外…思い浮かばなくなってしまったんですが、こじつけでしょうか…(苦笑)

ただ、なぜ目撃者が全て10代に偏っているのか…これは分からない…犯人が狙うのがその年代だからなのか…。

■ネタばらし

それから、先週予告もなしにやって来た初対面の鳥口の事を色々言い当てた京極堂のネタばらしの話は…まぁ、こういう場合にありがちで、誰でも聞いいてしまえば「なんだそんな話か」と言う感じでした。


でも、これはあくまで聞いた後、感じる事で…普通は敦子から事前に聴いてた話と、あそこまでの幅広い知識、瞬間に見せた観察眼全てを持ち合わせ、なおかつ、それをフルに使って全て言い当てれる人は、そう多くはないわけで京極堂がどういうタイプの人間なのか…どんな点が優れてるのかはよく分かったかな。

ただ、先週も書いたんですが、関口さんは…長い付き合いなんでしょう…それにしちゃぁ幾らなんでも驚きすぎ(汗)


まぁ、関口にそういう役回りをさせることで分かり易くしてるんでしょうが…ペテンだ!って驚く場面も、京極堂が昨日今日であんな性格になったわけじゃないんだから…(苦笑)
なんか、関口の中に歪んだ部分があるにしては意外なぐらいの…京極堂に対する真っ直ぐな反応……うん。


鬱傾向な関口は自分の世界に入り込んだり、多少歪んだ渇望は持ってても…現在出てきてる中で最も素直で純粋な心の持ち主なんじゃないだろうかと思ってしまった…それがゆえに傷つきやすいんだろうけど…。
って、自分の中で実はあんま本編の(犯人探し)をする上で深く考える必要はないだろうと思ってる関口さんについて書き過ぎか(苦笑)

さて、京極堂は安倍晴明を祀ってある神社の神主で、陰陽師でもあると…まぁ、憑き物落しが副業って時点でねぇ…今回も、色々トリックについて語ってはいるものの霊能とか異能自体を完全に否定してる印象は受けなかったんですが…という事で、この人も何か能力も持ってそうな気はするんですが…違うんでしょうか…。

で、宗教自体は私は大嫌いなんですが…陰陽師の話とか神話の話とかは個人的にかなり好物なんで…土御門家や泰山府君、天壇、陰陽五行説やらの話にも食い付きたい所ですが…きっと、今回のそれらの話自体は、犯人探しには直接関係してなさそうですよね(苦笑)
ここに食い付くとどこまでも、脱線してしまいそうだからやめます(苦笑)

■超能力、占い師、霊能者、宗教者の違い

そして、京極堂はさらに延々と超能力、占い師、霊能者、宗教者の違いについて、それぞれ具体的に説明してましたが…ここはまぁ京極堂の意見に大体は賛成かな…境目が崩れてしまうのは「その先」がどうかにかかってる…という点も含めて。
ま、ハナからインチキでしかないものも多々あるが…。

で、注意しなければならないのは…霊能者の周りに信者が集まり擬似宗教を形成している場合…この場合はその信仰の対象が霊能者自身で…この場合、周りが教義を整理し教団を組織していく…そして、周りに崇められていくうちに本人もその気になっていく事もあるからタチが悪い…と。
(まさに、穢れ封じの御筥様の場合はこれなんだろうね)

ここにいたって、「なぜ、こんな話を延々と…聞かせたのか」と聞く関口が…ちょっと意外過ぎるほどの鈍さです…(苦笑)


京極堂は、関口と鳥口が「(こういう類の話を聞きに来たんじゃないのか)」と答える。
京極堂が相談内容まで推理した上で、説明していた事に鳥口は心酔…と。


一方「僕は慣れているからまだいいが初対面の鳥口くんなどは……心酔してる」と、心の中で呟く関口が…全然慣れてないじゃん、いつもやられてるならもうちょい慣れなさい…(笑)
(でも、そうかと思うと、京極堂の説明(言葉)によっていつのまにか自分たちが縛られ…その説明の縛りの中…制限の中で話をせざるを得なくなって…鳥口も「占い師とかインチキ宗教と呼んでいたのが…この教主は霊能者」と言うように無意識の内に実は縛られてるって事は冷静に眺めててなんかギャップがいいね…)
あ…又、関口さんについて書いてるや…(汗)

■清野の話。

そして、穢れ封じの御筥様の信者リストを持って鳥口の元にやってきた清野の話。300名ほどの信者が載っていて歌手、代議士、作家が含まれ…住所と6,7月分の出納額が女性の筆で書かれている…と。
この辺も重要なんだろうか…教主よりも周りの人間が…って意味で?…分からないですけど。

どうやらその男の話では…この御筥様の信者はどんどん不幸になっていくらしい…。それは教主が喜捨額を増やさせる為に何かしているに違いないと…。そして清野は、条件としてはお金よりも、「必ず記事にして欲しい」と頼んでいた。


■取材

で、鳥口の御筥様の道場への潜入取材は、ありゃぁちょっと当たり前過ぎる話でしたが…一応書きます。
要は飛び込みで教団に乗り込むと後日都合のいい日を連絡をするということで…大家の電話番号を聞かれ…次に行くと出身地や職業を当てられ、慌てて逃げて来た…と。
(まぁ、そのネタばらしも京極堂がしてましたが…)

あの…こういう連中もプロですから…イカサマな宗教団体や、詐欺を働くような…人を騙して生きてる連中は、騙す為にはこれぐらいは普通にやってますから…。
仕事柄宗教に限らずインチキ連中は多少知ってますが…全力でもっと色んな事してますし…
記者にしちゃ用心が足らなさ過ぎです(汗)

それより、次の…隣の風呂屋の取材をしたという鳥口の話のほうが京極堂も明らかに興味を覚えてましたよ…ね。 

御筥様の教主は、以前は箱職人だった寺田兵衛で、当初木工細工師だった父親が専ら人形などを納める箱を造る職人に転向…そのあとを継いだ兵衛は腕がよく正確無比な金属製の箱を作り始め大学やら軍隊からも注文を受けていた…と。
ん?なんか4話の美馬坂の軍隊でのフランケンシュタインのような死なない兵隊を作る研究と繋がり始めたような…しかも、最初の被害者だけ金属の箱でしたよね……

そして戦時中になると…金属の箱が造れなくなり…しばらく(近所で箱に憑かれたと噂になるほど)荒れてたものの…近所でも評判の霊能力があったとされる、兵衛の祖母の残した桐の箱の中に(桐の箱は第二の被害者以降だけどなんか関係は?…)壺が発見されその中からは「紙」が出てきて劇的に変る→そしてそれを見た後、しばらくして信者が集まり始めた…と。

うーーーーん。しかも、その紙に「魍魎」と書いてあったと…うーん、もしかして魍魎が封印されてたのか?なんか本格的にそういうのが出てきてもおかしくなさそうな雰囲気になってきたような…気もするし…全くそういうのじゃないインチキだって話で進める事も可能だろうし…個人的には出てきそうな気がするんですが…。



京極堂の、困った顔をしながらの…「僕は魍魎は苦手なんだよ」も、まさに憑き物落しとしての自分の専門分野だって感じだろうか…


まぁ、ちょっとこの辺は分からないですが…少なくとも苦手と言う…言葉とは逆で自信がありそうな(汗)

来週も楽しみです


7話の感想はここ


5話の感想はここ


| 08秋・魍魎の匣 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
魍魎の匣 第5話「千里眼の事」

第五話「千里眼の事」


まさか5話まできて、たっぷり登場人物の紹介のような話がくるとは思わなかった(汗)
しかも、前半の千里眼騒動の事件をあんなに丁寧に描く必要があったのだろうか…?



原作を知らないので断定できないですが、事件の謎解きに必要と言うよりは榎木津礼二郎というキャラの能力を紹介したいが為の導入のように感じたんですが…も し、そうなら、公式ページの登場人物紹介で榎木津礼二郎には「他人の脳内に浮かぶイメージ(=記憶の再構成)を見る能力がある」とはっきり紹介してる 訳で…もう少し明治の騒動は端折っても全然良かったような…だって多少の伏線らしきものもあったとはいえ、今回事件自体は殆ど進んでないですよね(苦笑)



それに、あの御船千鶴子や長尾郁子らの千里眼騒動実際にあった有名な騒動の訳だし…無駄に力を入れて描き過ぎてるような気がどうしてもしてしまったなぁ…。


  • あらすじ:加菜子の事件が起きる60年あまり前、千里眼騒動が起き、千里眼や念写能力があると騒がれた2人の女の検証実験が…有名大学教授らの立会いで行われたものの妨害も多く、結局2人の女の死によって、その結果は解明されないまま有耶無耶に。
    しかし、その千里眼能力が、探偵の榎木津礼辞次郎には本当にあるらしい。
    そして、その榎木津の事務所に、柴田財閥に関連する団体の弁護士だと自己紹介する増岡が元女優・美波絹子(柚木陽子)の妹「加菜子を捜して欲しい」と依頼にやって来る。
    一方、短編集に載せる自分の作品の順番で悩んでいる関口は、三鷹の御筥様をインチキ宗教だと断言する編集者の鳥口の話を聞き、その手の話には敦子の兄がうってつけの人物だと…中禅寺秋彦(京極堂)のもとに連れて行く。


さて、今回もアバンからですが…先回はっきりと、久保の小説の内容を語ってるのが分かったと書きましたけど…今回の場合は、自分の小説「眩暈」の内容を語ってるんですよね(汗)

なのに、そう見ようと思えば微妙に加菜子と頼子の状況を表すような女の子が登場するように感じてしまう内容なのは…どうしてなのか、そこは全く分からない(苦笑)

で、ついでに関口さん関連でもう1つ書いてしまいますが、今週も自分の短編小説の順番に悩んでて、先回編集者に単行本のタイトルに押されてた「眩暈」 が自分の中では本当は締め切りに間に合わせる為に京極堂に模した男を登場させて安易な終わらせ方をした駄作だから、自分では後半は読むのも耐え難い…と苦悩?してます(苦笑)
これも、ある意味キャラ紹介的な話なんだろうか…な。

で、ここでもアバンと同じ「私は怖れている…物語を終わらせる者の登場を」
と繰り返してますが…これも事件自体には深い意味はないような気がしたんですが…。
例えばその後すぐに、敦子の兄の京極堂とやらの怖さを延々鳥口に話してるし、これは単に京極堂の事を指していて…関口自身の内面的な京極堂への想い(羨望とか畏怖のようなもの)からくる感情を言葉にしてるとか?


それに、「京極堂の言う”通りもの”が訪れたら、私も人を殺すのだろうか」との独り言も…事件に関係があるというよりは、やっぱりミスリードを誘う言葉というか…
いや、この場合は語弊があるかな…えと、直接事件を解く上では必ずしも必要ではない、登場人物たちの内面を細かく描き過ぎるまで描いているために、(其処が魅力の1つでもあるんですが)謎を解こうとする上では見ていて難解さが増してるって感じなんじゃないだろうか…と思い始めてるんですが…どうでしょう。


で、今回も自分の小説の順番を悩む合間にも、手にとって見てましたし、やたら久保の書いた「匣の中の娘」という小説は気になって(惹かれて?)仕方ないんですね(汗)ふむ

さて冒頭でも書いたけれど千里眼騒動の時に、マスコミは最初は持ち上げ,後には詐欺だインチキだと非難の声が圧倒的だったようですが…その時の彼女らの能力の真偽はともかく…
ようやく出てきた探偵、榎木津は本物の「他人の脳内に浮かぶイメージを視える人」だってのが良く分かる描写を探偵事務所内の会話で描いてました。
ただし、増岡は不思議がりつつも当初は調査能力に驚いてるようでしたし、最後まではっきりとは気付きませんでしたけどね(苦笑)

その増岡は、柴田財閥に関連する団体の弁護士で、加菜子の実の祖父にあたる男がその柴田財閥の創業者だと。
そして、色々あって血の繋がった子供はみんな死んでるので、唯一血を受け継ぐ孫の加菜子に財産を全て譲るという遺書を書いていた…とか。
しかも一昨日その爺さんが死んでしまってるので、加菜子がもし生きてたら財産が継げるわけで…探して欲しいと話してるわけですが。

榎木津はあんまり聞いていないような印象が…それよりも、ひたすら「視てる」感じで増岡が話す際に脳内を視て

「あ、あの女だ!なんといったかなあの女優(陽子のこと)…」と言ったり
監視役の男の話になった途端、また視たんでしょうね
「抑揚のない顔の男だなぁ…実にバカ正直そうだ」と。
えと、これって雨宮の事ですかね?きっと…そうだろうと思ったんですが。
さらには、「ところでそのハコは?ハコにしか見えない」ん?これは…なぜ、増岡の頭にハコが視えるんだろ?どこかで増岡は見た?これは気になったんですが…。


そして「木場かな…刑事」と…
まぁとにかく、よく視えてるってのは凄くよく分かる描写でした。ただ…この話、こういう能力で解決していくんだろうか…?犯人側も推理とか常識では決して通用しないカラクリもあるんだろうか?


ふむ…推理物的な謎に、そもそも憑き物落しとか千里眼をどう絡めて納得のいく解決を見るのか興味津々なんですが…一層予想が立てにくくなっていきそう(汗)

で、榎木津の横の子供はなんですか?だれですか?(苦笑)
あと、増岡って最初見た時もっと嫌味な冷徹な感じなのかと思いきや、意外に感情が出やすいキャラですね(苦笑)

あ、そういや1つかなり気になった事があるんですが…加菜子の母親のイメージについてなんですが(1話で頼子に首を絞めて見せながら語ったり、3話の回想 で出てきた「加菜子を憎み、病室で首を絞めながら何度も”死ね”と繰り返してた鬼のような形相の母親」と)今回の、手切れ金を断ったり数々の条件を承諾し た女性のイメージとの間に違和感があるんですが…まだ加菜子の家族絡みでは明らかになっていない重要な背景があるんだろうなぁ…。


それと陽子の事を加菜子は優しいお姉さんと語っていたものの…これで、少なくとも父親は異なるって事でいいんでしょうか?まだ、母親の実像も分からないので本当に加菜子が柴田財閥の血縁(ひろや氏の実子)かどうかも確定できる訳ではなさそうでしたから、その辺もまだ謎ですが…。

で、最後には主役?一番トップに紹介されてる中禅寺(京極堂)がついに、インチキ臭さ満載の例の御筥様を放置しておけないので取材して暴きたいという鳥口に、関口が紹介する仕方で登場。
うーん、男前だ。しかし、関口によれば幽霊に対するのと同種の怖さを感じる男だとか…

そして、のっけから、その京極堂は「鳥口を知っていたり、武蔵野のバラバラ事件は早期解決は望めない…キミ達が迷い込んだ変な建物の事は調べない方が身の為だ」と忠告したり…鳥口の幼い頃の出来事を、言い当てたりと榎木津以上の凄みをだしまくり(苦笑)
その上で「この世にはね不思議な事など何一つないのだよ関口くん」と言いやがったよ(汗)

だけど、公式ページの榎木津のキャラ紹介では京極堂と榎木津と関口が学生時代からの友人と書いてる割には関口が驚きすぎな気がしたけど…。

さて、主要キャラも出揃ってここから本格的に謎の解明に動き出すんでしょうか…。これだけの個性的なキャラが多数いる中どう事件が進展し解明されるのか楽しみです。


6話の感想はここ


4話の感想はここ


| 08秋・魍魎の匣 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
魍魎の匣 第四話 「火車の事」

第4話 「火車の事」


ん?なんか、今回ちょっと見えてきた部分が多かった気がするけど…甚だしい勘違いだったらどうしよう(苦笑)


ま、今週も勢いだけで勝手に予想させてもらいます(苦笑)
予想が嫌な方は避けてくださいませ(汗)


  • あらすじ:加菜子がベッドの上から消えたと知り驚愕する木場、陽子、石井警部たち。見張りの警官の話では、木場らが加菜子を見舞った後、病室から出たのは、美馬坂と須崎だけ。ただ雨宮は、木場、頼子らが到着する前に研究所から出て行き…行方不明。
    木場は、少なくとも何かを知っていそうな、陽子に事情を訊ねるが拒否される。
    すると、すぐに今度は須崎が、研究所裏の焼却炉の前で殺されていたのが発見される。

    その頃、関口は、近く発売予定の自分の短編集について打ち合わせを編集者たちとしていたが、そこで、関口と作風が似ている作家・久保竣公について…そして最近話題の武蔵野周辺で連続しているバラバラ事件のことが話題に上る。

    木場は、管轄外の事件にクビを突っ込んだため、謹慎処分を受け自宅に居る所に後輩刑事が相談にやって来る。担当している武蔵野バラバラ事件と、加菜子の誘拐事件とが関係していると…根拠は、頼子や陽子が証言した、 黒い服で手袋をした男が被害者の周辺でも目撃されていると。
    さらに木場は昔の陽子を知る映画監督の川島を訪ね、陽子が誰かに強請られているとの噂の直後、引退していた事実と…美馬坂が、戦時中、フランケンシュタインのような死なない兵隊を作る研究をしていたことも知る。


えと、まず今回加菜子を連れ去り見つめてるこの眼、それに他の人間を次々にバラバラにしたり匣の中を狂った目で見つめてる謎の男が久保とかいう小説家でいいんですかね?

えと、色々まだ分からない点は一杯ありますが、それははっきりしたような気がしたんですが…って、ここまで書いて違ったら(苦笑)
えと、何故そう思ったかですが…。

まずあのアバンですが…ずっと関口の心の声なのか久保とか言う男の小説家の小説の内容なのかが、さっぱり判別出来なかったんですが…あれは、明らかに関口を疑わせようとしてる気がしますよね?…それは、ずっとそう感じてたんですが関口の目もイってるので…中々根拠が出せなかったんですよ。


でも、今回編集者との打ち合わせの場面で、久保竣公が関口と似た作風「幻想的な不条理感」があると。そして…それを受けて関口は心の中で「幻想や不条理を計算で書ける人は素直に尊敬に値する。私はありのままに書いているのだ…」と。


あぁ、これはますます関口だと思わせようとしてるかもしれないが…まさに久保が関口と作風だけでなく、似たタイプなんだろうな…と、思ったんですが。
「匣の中の娘」を書いているのは久保竣公ですもんね。まさしく、あれは久保の私小説(直接経験したこと)をありのまま書いているんだろう…」と…。


そう考えると…冒頭のアバンの言葉は「匣の中の娘の」の一節で…「なぜだろう、なぜうまくいかぬ…やり方がヘタなのか。その医者が知っているなら会わねばなるまい。今すぐ出かけよう、かの娘を」
ってのがすごく繋がるような…その医者はフランケンシュタインのような死なない兵隊を戦時中に研究してた美馬坂というあの院長で、加菜子もバラバラにして繋ぎ合わせ生きながらえさせていた…。

その成功(久保から見るとうまくいっている娘=加菜子)を久保は(本人か誰かを使ったかは分からないが)連れ去った?
それを参考にまた違う被害者をもバラバラ…。どうだろ?(汗)
これ全くハズレてたら…ホント馬鹿すぎるよなぁ(´ρ`)

だから、先回も書いたけど美馬坂は美馬坂で今も人体実験を繰り返しながら、何かの研究をしてまだまだ秘密が多々ありそうな気がする…。

もちろん、院長も久保も動機とかはイマイチまだ見えてこないんですが…。
須崎が殺された理由とかもね…。変な宗教とのかかわりもまだ分からないし…。

で、アバンの関口の場合についても、思い切って感じた事を書いてしまうと…多分現実に幻想を見てるんじゃないだろうかと…。

言い回しが変ですが…例えば、意図して空想や妄想を描いてるとか推理を働かせてるというよりも…久保の小説を読み「自分も欲しい、うらやましい」と感じ、現実に幻想を見てる。…違いますかね?もちろん、今後その幻想が役に立ったりはするかもしれないですが…これは、違ったら原作のファンに物凄い怒られそうな気もする(汗)大丈夫だろうか…。

でも、木場も「俺たちが見たのは幻か…くそっ鬱病の作家(関口)じゃあるめぇ…」し、て言ってたし…。


ただ、分からないのは…いや、これも多分混乱させる為と何らかのちゃんとした理由が後で分かると思いたいんですが…
関口の書いた短編小説のタイトルが怪しすぎるのが何故なのかが…今の所、全く分からないんだよなぁ…。
「嗤う教師」「イデオロギの馬」「E.B.Hの肖像」「蒼ざめたものをもって」「舞踏仙境」「温泉源の老爺」「眩暈」…なんなんだよ、どこで見てたんだよ…ってなタイトル…しかも全部は理解出来ないが分かるのだけ考えても「確かに順番がおかしいのだ…と感じた」はい。そう感じますよ…(苦笑)うーーーーん。



で、木場が問いただしていた陽子ですけど…
間違いなく「何か」隠してるのは事実なんですよね…でも、この陽子の反応も実は自分の上の予想と繋がる気がするんだけど…私が思い込みが激しいだけかもしれないので、そのつもりで読んでください(汗)

でも、最初失踪した時点では手が震えつつも「加菜子は死にません。そう簡単には…」
木場にも「これ以上関わるのはやめて下さい…見つけてくれるかもしれない…それは分かっています。…(でも)…敵はあなたなのです」とさえ、言っている。

つまり、この時点では加菜子が消えたとはしても死にはしないと本当に思っている。
…って事はですよ、やっぱ陽子は美馬坂のやってる人体実験的な事はある程度知ってると思うんですよ…。


そして、何か加菜子の父親が美馬坂を支援するか何かして関わってるんじゃないだろうかと予想してるんですが…その事もある程度知ってるのだろう…と。
だから、加菜子が得体の知れない弄られ方をしたとしてもそうしなければ、きっと列車の事故の段階で死んでただろうし…今回も最初消えた事には美馬坂や父親が関係してると思ったので命は大丈夫と思ったとか…。だから見つけてはくれても、真相を暴かれてしまう可能性の高い木場は敵?だと思ったのでは。

でも、助手の須崎が死んだ事実を知って、事情は一遍し…美馬坂が関係してないとすると…ヤバイ、これは別の誰かが連れ去ったなら…「あぁ死んでしまうかもしれない」という事で「先ほど言った事は撤回です。お願いです。早く、今すぐ加菜子の命がーーー」の、あの急変って事なら納得なんですが?


うーーーん今回も、かなり暴走気味に好き勝手予想を立ててしまってるなぁ大丈夫か自分…(汗)
〈そういや強請られて女優を辞めたのは、どう関わるのだろう〉

あと、今回の頼子の言葉は完全にイってましたが、あの言葉はもぅ聞きあきたというか…今さらあまり意味はないと思う。

で、木場さんには、ツッコミいれていいですかね…
空虚感を抱いてる感が先回出てきて、このヤマで自分の中の”何か”が満たされた見たいに言ってたのが、謹慎になって「結局刑事という肩書きがなけりゃ木場修太郎もただの壊れた匣と同じってことだと、お笑いぐさだ」って…
自分の虚しさに酔ってたそがれてるんじゃねー〈苦笑〉

本当に空虚感に打ちひしがれて生きる目的を失って空っぽになってる様な人間は、自分の事を例え皮肉交じりにでもそんな風な表現で語れないだろう…よ。
まぁこれ原作だと、どう感じるかは分かりませんが。

雨宮についてとか、火車についてとか、意識を失いながら語ってた加菜子の状態についても書こうと思ってたんですが…長過ぎなのでもぅ止めときます〈苦笑〉

いや、でも自分自身は楽しくなってきたんだが…このアニメ(苦笑)


あとは、時系列順にメモってたので、それだけ…はい。

8月29日 大垂水峠で右腕
8月30日 相模湖で同じ人物の両脚が、共に金属製の匣に入って発見。
(この日、あの施設(病院)に関口たち3人が迷い込む)
8月31日 加菜子が消える(誘拐)
9月6日 八王子で右足発見(これ以降は全て桐の木匣)
9月7日 調布で左足発見
登戸 右手発見
9月10日 関口編集者と打ち合わせ(その場で又別人の左腕が2本発見)
9月15日 淫売のマネ事してた娘が攫われ…
9月16日 田無で遺体の一部発見


ん…?これ見て思ったが匣が変わったのは犯人の違いを意味してるのか…正しい方法に気付いたのか…ん?あぁもぅ分からないです…。

来週はようやく色んなブログで言われてた主要キャラの一人?が出そうですね。  


5話の感想はここ


3話の感想はここ



| 08秋・魍魎の匣 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
IHクッキングヒーター

返信とか近況とか一言感想

アニメの方は、毎期視聴本数が減っています。。。

yutanpoさんへの拍手コメ返信
自分ではいつも「あーもっと上手く伝えられたら…」と思いながら書いているのですが、褒めて頂いてありがとうございます。
確かに、指の組み方は左親指が上、腕の組み方は右腕が上です(゚□゚;)!
「CLAYMORE」アニメの方は分からないですが、数年前に友人宅で何冊か読んで、その時「面白そうかも」と思ったのにそのまま放置していました。完結したんですね、近いうちに購入して読んでみます。

最近の記事

PROFILE

コメント等歓迎ですが返信はかなり遅くなってしまうこともありますm(__)m



↑拍手コメでのコメントも送れます

管理人へのメールはここ

利用サイト

BlogPeople
 
 

CALENDAR

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>

CATEGORIES

MOBILE

qrcode

SEARCH



当ブログで感想の補助・引用目的で使用している画像の著作権は全て各制作・放送関係者に帰属します。

SPONSORED LINKS