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テイルズ オブ ジ アビス (最終回)第26話『新たな世界』

第26話『新たな世界』


アビスも遂に最終回!

エルドラントの最深部で、ローレライの力も取り込んだヴァンを相手に、最終決戦が始まる…。滅びは止めれるのか、そしてルークは消滅するのか…。今回もメンバーそれぞれのルークへの強い想いと、ティアの涙が胸に沁みました…。

今回は久々に完全に時系列順に書かせて貰います^^;


■懸命にもがき生きた末に出した結論
最初は我侭で右も左も分からない子供だったところから始まり…罪を抱え、自分を知り、自らの存在意義を悩み抜いた末に…成長して知った、自分自身の願いがなんだったのかを…。


  • ヴァンに『ただ認めて欲しかった…レプリカではなく一人の人間として』ルークの立場ならこれは自然に抱いてしまう思いですよね…でもそれでは駄目な事にも今は気付けた…。


そして最終的に…自分の中で結論と断言できるものに行き着けたルークが出した答えは…。

  • 『生きたい!それだけでよかったんだ…”誰かに認めて貰う為に生きるんじゃない”俺は俺として精一杯生きる』


生きる意味自体は、間違いなく個々に違うと思うんですよね…だから、この言葉自体に感心するわけではないんだけど…でも、ずっと半年間こうやってアニメで一緒にルークの成長を見てきてるだけに…レプリカとして作られたルークがこうやって自分で、自分の存在をしっかり見つめて、その意義までも断言できるようになった姿は…素直に凄いと思うし…嬉しいね…。

それが死を予感して、消え入りそうな段階になった今…というのが何ともいえない気持ちにさせられるけれど…。


■どこまでも相容れぬ平行線の主張
『星の記憶は未来の選択肢の一つ、それを選ぶのは星じゃない!人よ!』

『選んでいるのではなく、選ばされてるのかもしれんぞ』もぅね…こういうふうに『選ばされてるのかも』なんて考え始めたら…迷宮に陥るね…(苦笑)

答えは出なくなるよ…。

もぅここまできたら相手の意見云々ではなく…自分の信念に従うしかない…ですよね。

『俺たちは未来が選べると信じている』『私は未来が定められていると知っている』願いだけ見ると共通する部分もあるのに決して交わらない信念…戦わざるを得ない…そして最後の決戦が始まるが、ローレライの力を取り込んだヴァンの強さは半端なく…。


■七番目の旋律
ここでティアの譜歌の力が再び発揮される事に…ティアが歌うと…ヴァンが苦しみだし動きが鈍る…。今回のこれは7つの譜歌を全て理解して、全て歌う事でユリアがローレライに捧げた契約の歌「大譜歌」になり力が宿るんでしたっけ…。


しかもティアにそれを教えたのがヴァンで…『いつか必要になる』と語っていたのも…ヴァンというのが何とも皮肉な結果…。いや…違うかな、皮肉というよりも…ティアが語ったように『ユリアが世界を愛し、ユリア自身スコアを覆して欲しい…自分が見たスコアが成就するんじゃなくて、みんなに幸せに生きて欲しい』と願っていたのを…多分ヴァンも知ってたはずだもんね…。

きっとその時点でティアにその譜歌を教えたのは…自分の方法とは違う、人の可能性を信じる道が達成される可能性も残したくて…ティアにそれを委ねていた…そんな側面もどこかにあったのかも知れない……。

それでもヴァンは自分の信念を突き進み…自分の理想に共感してくれた死んでいった同志に向かって天を仰ぎながら『許せ我が同志達よ…』と呟き死んでいく…。これも、これまで死んでいった敵の面々にも、それぞれ切なさを感じながら見てきただけに…やるせないものを感じます…。


■約束
エルドラントが崩壊を始める中…ルークだけがローレライを解放する為に残ると言う…当然、このまま自分が消滅する覚悟を抱いて…。

でも、そんなルークの事情を知っていたのは既に聞いていたジェイドとティアだけじゃなかったんですよね…みんな察していた…。

この場面のそれぞれの言葉が…又、言葉以上の想いが伝わってきて…どうしても泣けてくる…(ノ_-。)


ジェイドが右手を引っ込めて左手を差し出し握手したのは…左利きのルークの利き腕と握手する事で、ルーク個人への強い想い入れを表していたのだろうか…。

さらには『生きて帰ってください…いえ、そう望みます』わざわざこうやって、言い直すところにジェイドらしさ…そしてジェイドがどれだけルークの事を大事に思うようになっているかが強く表れてて切ない…。

▼ガイも肩を力強く叩きながら…。『待ってるからな!サクッと戻って来い!このまま消えるなんて許さないからな!帰ってきたら心の友に隠し事するような根性を叩き直してやるよ』こうやって、あくまでも笑顔で…あくまでもサラッと真剣に言うところが…本当にガイらしいね…。

▼アニスも『私も知ってたよ…だってルーク分かり易いし…でもね私としてはルークに生き残って貰わないと困るんだよね♪教団を建て直すために後援者が必要でしょ、ちゃんと帰ってきてね♪』あえてこんな事を言うところが…もぅあまりにもアニスらしくて…なんかいい。

▼ナタリアの『生き延びてください。私はこれ以上大切な人を失いたくありません』も、実の父親、愛したアッシュのことがあった後だけに…もちろん重いしね…。

▼ティアは…『必ず帰って来て…必ず…必ずよ!待ってるから…ずっとずっと…』そして聞こえないように口元で呟く『ルーク…好き…』との告白も…もぅ切なくてたまりません。

あーなんか、やっぱこのメンバーそれぞれ味があって…好きだわ(苦笑)

ジェイドが最初に言った時には、無茶言うなよと苦笑してたルークも、みんなの強い想いを受けて『分かった約束する 必ず帰るよ』と約束する…。


■滅びの未来は変わった

崩れゆくエルドラント内でローレライを解放すると…。『世界は消えなかったか私が見た未来が僅かでも覆されるとは驚嘆に値する』とのローレライの声が…。

そう、歪みなど物ともせずに成就していくはずのスコアを変えれた…ルークたちの信念が勝った…だけど、達成感よりも何ともいえない寂しさと切なさが…。

ルークはその声を聞きながら落ちて来たアッシュを抱いたまま消え始める…。

しかし、消えていくさなかの音素の動きや…死んだはずのアッシュの身体の…僅かに動く”左手”…は、各自が何かを感じれる場面になってましたよね……。


■再会の涙
2年後…ルークの墓の前で公式には成人の儀が行われている最中に”墓”の前で行うその式典に意味はないと自然と集まるメンバー…。


『ルーク貴方が救った世界はこんなにも綺麗よ…でも、貴方が此処に居ない』寂しげなティアたちが帰ろうと背中を向けた瞬間、背後から赤髪の”彼”が…。

もぅね、この瞬間のティアの涙が背景や静かなトーンとも相まって美しすぎるし…このなんともいえない顔を見ているだけで…その言葉にならない感情を想って感動してしまう…(ノ_-。)

…………。

ゲームが出た当時、戻ってきた赤髪の”彼”については結構な論争になった事も、とあるスタッフがその正体について”ある話”をしたという事も知ってはいるんですが……。


あくまでも私個人の意見としては、ここはもぅそれぞれ自分が感じたままでいいと思ってるんですよね^^

はい。だからこれ以上はここはもぅ書かずに、自分が感じたままに…このティアの歓びの涙に浸ればそれで…いいかなと思ってます。


■全てを見終えて
このアニメは自分が初めて、原作を完全に知ったうえで感想を書いた作品なんですが…作品自体が凄く好きだった為に、先の展開を知っていながらも毎回ワクワクしたり感動する事ができましたし、思ったままに最後まで書ききる事ができました。

もちろん、この作品についてここに至るまでにあちらこちらで見かけた意見「尺が足りなかった、展開が速すぎた」という思いは私も同意見で、出来る事ならもう少し時間をかけて描いて欲しかった…そうすればきっと、もっと多くの方が感動してくれたはずなのに…うん…大好きな作品だからこそ、そこが残念だったなぁという思いは残っています…。

そして欲を言うなら、あのエピソードも入れて欲しかったとか…オリジナルの話ももぅ少し織り交ぜる冒険もして欲しかったかなという思いもあるんですよね…でも実際問題、これはね…きっと賛否両論も出るだろうからスタッフは大変なんだと思いますけどね^^;

でも、こういう点もあったとはいえ、あくまでも自分個人はやっぱりこの作品の世界、この作品に出てくるキャラたちが非常に好きなんです!だから楽しめました!そして、内容を知っているのにアニメで見ていても、毎回自分でも不思議なぐらい切なくて泣かされましたしね…^^;

こんなふうに感動できたのはシナリオはもちろんですが、声優の皆さんの凄さもあったと思います。全てのスタッフの皆様お疲れ様でした。2クール読んでくださったり、コメやTBでお付き合いくださった方々にもホント感謝ですm(_ _)m又よろしければ他の作品でもよろしくお願いします^^


25話の感想はここ












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テイルズ オブ ジ アビス 第25話『存在を賭けて』

第25話『存在を賭けて』


うー…泣ける…。この作品は当初から個人的な思い入れが強いせいもあるんだろうけれど…やっぱり敵も含めた殆どの消え逝く者、そして残された者に色んな感情移入をしてしまい哀しくて…力が要りますね(汗)


今回まずはそれぞれの対決ごとに感想です。

■シンクVSアニス
イオンと同じ顔を持つシンクとの戦いはイオンがあんな形で亡くなった今…当然、他のどのメンバーよりもアニスには辛い思いを引き起こす、苦しい対決…それなのに、その上さらに…。


『悪いねイオン様が死んで 出来損ないのレプリカが生き残って』
『せめてイオン様と同じ顔に倒されれば嬉しいだろ ”お前がイオンを殺した”んだから』

と、敢えてアニスの感情を逆なでするかのように痛いところを突いてくるシンク…。


『そうだよ…私だよ…私がイオン様を…だからイオン様が願ったスコアに頼らない、レプリカも安心して暮らせる世界を”私が作る!”』
と、涙を浮かべながらも、自分の心の痛みを押し殺して…それでも前を向き逝ってしまったイオンの為にも力強く言い放つアニス…でも、その痛みをこらえて戦う様子が切なくてさっそく涙腺が緩みそうに…(さすがに早いよ自分…と思いつつ/汗)



でもね…この戦いも一方的にアニスに肩入れ出来る状況じゃないんだよね…。



そのあともシンクは常にシニカルな物言いを続けて…。


『七番目のイオンは甘ちゃんだった。スコアは未来の選択肢の一つに過ぎないと信じて(たけど)結局は星の記憶に抗えなかった。”導師イオンは死ぬ”その星の記憶どおりに死んで逝き…ただの”犬死だった”』
と、イオンを貶す酷い言い方をするんだけどさ…憎たらしくないんだよ…それよりもそれを言い放つシンクが痛々しくて仕方がない…。



しかもスコアが憎いのは
『生かされたから…スコアなんて物がなければボクは愚かしい生を受けずにすんだ』
生まれてきて何一つ得たものはなく…『僕の中は空っぽさ』と言い切るシンク…。

《現実の社会では、実は恵まれてる部分がたくさんあるにも拘らず、そこには目を向けずにただただ全てを境遇のせいにして、恨みごとを言うケースもあると思うけど…シンクの場合は、それとは違うと思うんですよね…》

シンクの場合は…本当に酷い状態で、ある意味…『造られた目的』からすると言い方は悪いけど”出来損ない”だった事は事実なんですよね、そしてその為にゴミのように廃棄された事も事実だからね……。


そんなシンクが、あくまでも自分の存在意義を全く見出せないまま、ここに至るまできてしまい、スコアやこの世界全てに憎しみを向けてしまうとしても…これは、やっぱり責めれないし憎めないよ…それよりも哀しくて仕方がない……。


そして最期の瞬間がまた…
『これでやっと終わる…このくだらない世界から解放されるんだ…』
と言いながら…。

安らぎとは程遠い深い哀しみを湛えたままの笑い声を上げながら今度こそ本当に逝ってしまったシンクが…やはりどこまでも哀しすぎる(ノ_-。)

しかもこの時のアニスの動きが…。
消え去るシンクに駆け寄り、まるで何とか最後に抱きしめてあげようとでもしたかのようなアニスの腕が…空を切ってしまうその様が、どこまでも救いのなかったシンクを象徴するかのようで切なさを増す……。

おまけに僅かなフォニムを手にすくいあげて『本当にアンタには何もなかったの…』と呟く、そのアニスの言葉がまた…深く突き刺さるし…。


■リグレットVSティア
リグレットが
『私は私の感情が星の記憶に踊らされてるなど、絶対に認めない。人の意志は人に委ねられるべきだ』と言いつつも『”閣下が望むなら”世界が滅びる事も厭わない』と語った事に、ティアが反発する。

『それが教官の本心なら私は教官を軽蔑します。人の意志を謳っておきながら、教官には自分の意志がない!』と。

でも逝く間際にリグレットは…。
『ティア!お前は一つだけ間違っている 人は誰かのためでなくては命を賭けられない 少なくとも私はそう思う…私はあの人と、その理想を愛し、そのために死のうと思った…それが私の意志…』と語る。

うーん、これは…好みの問題で語ってしまうとリグレットのようなタイプの考え方をする女性よりも、ティア的な独立した意志を持つ女性の方が個人的には好ましいけど…(汗)


でも、リグレットの言うように『ヴァンと、その理想を愛し…その為に命を賭ける』というのも、間違いなく『意志』がないわけじゃなくて…確かな『意志』には違いないですし、それ自体は一つの生き方ですよね…。

ただ、その愛したヴァンの理想は良いとしても、それを叶える為の方法が歪んでいた為に…リグレットの命を散らす行為が儚くも感じてしまう…。

《はぁ…でも、蛇足かもしれないけど…確か、この人も肉親をスコアどおりの形で亡くしてる為に歪んだ世界を変えたいという理想を持っていたんですよね…》


■アッシュVSルーク(存在を賭け、それぞれの思いをぶつけ合う二人)
アッシュは…居場所も名前も全てを奪われ、ただ懸命に生きるしかなかった…唯一あのナタリアとの約束を心の支えに…。

でも、あの約束を思い出すと今のアッシュの状態を考えると余計に切なさが増すんですけどね(ノ_-。)


《いつか俺たちが大人になったらこの国を変えよう。貴族以外の人間も貧しい思いをしないように、戦争が起こらないように、死ぬまで”一緒に居て”この国を変えよう


一方のルークも…自分が誰なのか分からないまま、閉じ込められ小さな世界で生きてきた…。

でも、今は…支えてくれる仲間と共に積み重ねてきた記憶がある。

だからこそ『もぅ別の存在って事なんだよ』
と言い放つルークに、ハッとするアッシュ…。

アッシュはきっと…自分の全てを奪ったルークには劣ったレプリカとしてではなく、自分と同じほどに強い想いや、自分のやり遂げたかった事の全てを果たせる同等の強さを持つ存在にまで到達して欲しい…そうでなければ自分が奪われたまま消えていくのはあまりに惨め過ぎると…思っていたんだろうね…。

だけど、そうである必要はない…別の存在としてだけど、間違いなく信頼して後を任せられる、自分の願いや想いを託す事のできる存在にまでコイツは成長してる…と気付けた…。


そんなふうにして遂に…ルークを認めたアッシュは…剣をルークに渡しローレライを解放する役目を委ねて、自分は敵兵の足止め役を引き受ける…。

でも
『約束しろ必ず生き残るって!でないと、ナタリアも俺も悲しむからな』というルークの言葉には、声を出せずに『(その約束はできねぇんだよ…)』と心で呟くアッシュが…どうしようもない現実だけに…。

そして全てを受け入れ覚悟し、苛立ちも消えた最後に
『お前らの相手はこのアッシュ…いや”ルーク・フォン・ファブレ”だ!』
と、奪われたかつての本名を名乗るアッシュが最期の輝きのようでホント眩しく感じた……。


■アッシュの最期
そして一人になってから、ようやくここまで引っ張り続けたアッシュの身体の異変の内容が明らかになりましたけど…それは自分自身の生体レプリカ(ルーク)が造られてしまったことの弊害でした…。


  • オリジナルとレプリカの間で、超振動に似たフォニムの干渉が起き、いずれフォニムが爆発し霧散し残った方へと流れ込むという現象のようで…。

    それが起きるまでの時間がもぅ…僅かしか残されていない事による痛みや、苦しみや恐怖にアッシュは一人で耐えていた。

    しかも、結局誰にもそれを告げずに耐え続けてたんだからなぁ…。


ルークに単に物理的な居場所を奪われただけでなく、そのレプリカが作られた事が原因で自分が肉体的にも消えなくてはならない事を知っていた…という、そのアッシュの秘めていた事情を考えると…ホントこれまでのアッシュの苛立ちやルークへの憎しみの全てが…痛々しくて哀しすぎて、あの態度も見ているのが辛くて仕方なくなるような言動だったんですよ……。


でもここにきて幾ら、託せる!とルークを認めれたとはいえ…。
『今なぜか気分はいい…俺には残せるものがある』
と言えるアッシュが凄いよ…。

いや…もぅ、そういう心境に至るまでトコトン苦しみぬいた事の証なのかも知れないけど…。

でも、アッシュの命は爆発が来るよりも前に尽きてしまう。再びアッシュに痛みが襲った…その隙をつかれて…串刺しになる事で…。

『聞こえるかレプリカ…後はたの…(む)』と言い残して息絶えるアッシュの姿が…。

いやもぅ…なんかね…ここはもぅたまらない…。



■残された者に出来る事
そしてその瞬間、アッシュの最期の声が聞こえただけでなく、アッシュのフォニムが流れ込みアッシュの存在を感じたルークは…アッシュが逝ったことを知る。

ここはルークもだけど…やっぱり、ナタリアの悲しみが辛く哀しい…ですよね…。
結局、お互いがお互いを想い続けていたのに、一緒にいられた時間はほんの僅かで…。

ここ最近も心配し続け…不安に想い続けていたのに…ナタリアにしたら何も出来ないまま…。

それでも、そんな時だからこそジェイドの言葉が重いです…。

『立ちなさい!ナタリア!ここで座り込んで世界が滅亡するのをただ黙って見ているつもりですか!それがアッシュの望みだと!』

うん…厳しいけど…あの『約束』を守る為にも、ここは立ち上がるしかないですからね…。

泣き崩れながらも、その一言で立ち上がり…最後まで戦おうとするナタリアもまた見事だよ。

アッシュの心…アッシュの想いと共に…負けられない最後の戦い!

来週はいよいよラストです…。


26話の感想はここ


24話の感想はここ


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テイルズ オブ ジ アビス 第24話『栄光の大地』

第24話『栄光の大地』


防御壁が消えた決戦の地エルドラントに乗り込む前夜!
ルークたちはそれぞれの思いを胸に抱えつつ、自由時間を仲間と共に過ごす。一方、一人孤独に――苦しみと恐怖に耐えるアッシュ……。

ラストダンジョンを前にそれぞれの胸の内が描かれた今回でした…。

でもまずは、先回保護したレプリカイオンにアニスが古代イスパニア語で『無垢な者』という意味のフローリアンと名付け、ダアトの両親のもとにその世話をお願いしに行くことに―。


このフローリアンのホント無垢な笑顔や元気な受け答えを見てると…例えレプリカといえども、環境や受けた教育によってオリジナルイオンやシンク、そしてずっと行動を共にしたイオンと、それぞれが全く異なる別個の人格を持つ者たちで、あらためてそれぞれが異なる”一つの命”を持っている事を痛感させられるなぁ…。


■アッシュとルーク
アッシュと出会うとルークは宝珠を渡しローレライを解放するのは、オリジナルのアッシュの役目で、一緒にヴァン先生を止めようと言うが…。


アッシュはいつまでも『先生』と呼んだり、この期に及んでまだ『止める』と語るルークに怒りをあらわにする。
そしてそれ以上に『お前は俺だ!そのお前が自分自身を劣ってると認めてどうする!どうして戦って勝ち取ろうとしない!』と…そのルークの姿勢に激高する…。

もはや、この二人は言葉だけでは分かり合えない様子になってきてますよね…。


ルークと違いアッシュがあまりにも頑なにも見えますが…これはね、アッシュの抱える事情を考えると、仕方ないと思うんですよね。

今まで以上に益々焦りの色を濃くし、苛立ちが隠せないのも…アッシュの立場からすると、どうにもルークに苛立ち、自分の存在意義や生きてきた意味を全てルークにぶつけたくなるその気持ちも…理解できるだけに…アッシュを見てると悲しくなる…。

だからアッシュが言葉にしない胸のうちで(そんな野郎に俺は自分の居場所を奪われたのか…お前は俺なんだ、そうでなければ何のために…間に合うか)と、必死に抑えながら語るアッシュの叫びが痛く哀しい…。

しかも、ルークには支えてくれる仲間がたくさんいる中で、アッシュは一人で必死に耐えてるだけにね…(ノ_-。)


■ガイとナタリア
ガイは今回一人で、剣の前で決意を語ってましたが…あの剣のエピソードはアニメで語られてましたっけ…。


  • あの剣は確か、ガルディオス家の家宝でファブレ公爵に一家が惨殺された際に奪われ持ち帰られて飾られてる剣なんですよね――。


だから、ガイは多分かつてはあの剣を見る度に「憎しみ」を募らせ、あの剣を前に「復讐」を誓っていた……。

それが今や憎しみすら乗り越え…剣の前で『復讐ではなく皆と生きる道を行く…これが俺の選んだ道です』と誓えるガイが、確実に前を向いて生きていて…やっぱ強いな…凄いよ。
ナタリアに対しても『俺は俺なりに過去にケリをつけた』と、さらっと言い切れるし…男前すぎる^^


ナタリアは、ルークを幼馴染として整理できた瞬間が過去の場面であったわけですが…アッシュがね……あんな様子を見せていて…おまけに二人が次に出会うときには、剣を交わさざるを得ない状況かもしれないとなると、どうしてもアッシュとルークに対する複雑な感情がわき上がってくるのは仕方ないよな…。

おまけにアッシュは何も語ってくれない…会いにも来てくれない…。
でも、アッシュ側からすると到底逢いに来るわけにはいかない理由があるわけで、そのどうしようもない状況が切ない…。


■ジェイドとアニス
今回この二人の場面が味があって、特に好きだったかも…。

まず、一人で酒を傾けながら寂しげな表情を見せるジェイドは、おそらく自分の犯したこれまでの罪を思い…ルークの現状を想い…最後の決戦を前に、自らに語りかけ…さらには死んでいった者たちの顔なんかも思い浮かべているんじゃないかなと思わせる…深い深い表情がね…いいです。

そしてアニスが来ると見せる最初の頃には想像できないくらいの、この温かい笑顔もね…。

そして二人が語り合う、生きて戻ってこれたら実現するであろう決戦後の…そう遠くない未来が、これまたイイです…。

アニスは教団を建て直し、初の女性導師?!
うん…痛みを知って苦労してきたアニスだからね…ガンバって欲しい。

ジェイドも『私は帰ったら改めてフォミクリーの研究を再開したいと思ってるんです。レプリカという存在を代替品ではない、何かに昇華させるために』
レプリカの持つ致命的な点を知り、禁忌にしたジェイドが…人としてのレプリカであるルークやイオンたち多くのレプリカと直に触れ合ってきた上での言葉だからこそ…重いね。


■ルークとティア
まずは一人礼拝堂でイオンを偲びながら、ヴァンから『いつか必要になる』といわれたユリアの譜歌に、決意と想いを乗せ歌うティアの歌声が凄く透き通ってていいですね。


そしてルークとティアですが…。
この二人は、それぞれのはっきりとは言葉にしない抑えた胸のうちが伝わってくるだけに哀しい…。

ルークの
『黙っててくれ…言っても言わなくても症状は変わらないんだから心配をかける必要はないよ、どうせなら生きてる時間楽しく過ごしたいんだ』という気持ちも…。

受け入れてはいても…身体が震えてしまう怖さや…それでも強がっていたい気持ちも…。

それに、伝えたい気持ちを飲み込んで『お礼が言いたかった』と言った、ルークの気持ちも全部感情移入出来るだけに……。

ティアの方もね…多くは語らないんだけど…それがまた…。
それでも『私の前では強がらないで、怖いって言ってよ』という気持ちや…。

十分にルークの状態が分かっていながらも…『保つは…明日も明後日も明々後日も、ずっと…この後もずっと見てるわ…』と言ったり…『俺消え…』と語るルークの口を塞いでそれ以上言わせたくないと思う気持ちが、理解できるだけにね…おまけに、表情が温かくて綺麗で余計に切ないです…。

おまけに最後のルークの『今凄く幸せだなぁって思うんだ…仲間がいてティアもいて…俺は俺だってやっとそう思えるようになって…今が俺の人生で一番幸せな時なのかもな…今が一番なんかじゃないって、これから先でもっと幸せだって思えたら………』
「今が」で止ってしまうこの言葉を、一体どんな気持ちで語り…どんな気持ちで聞いているかを思うとたまらないね……。

さて、いよいよ来週は……。


25話の感想はここ


23話の感想はここ


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テイルズ オブ ジ アビス 第23話『悲しき決別』

第23話『悲しき決別』


避けられない戦い、もぅ止まるわけにはいかないそれぞれの信念…どちらが正しいかではもはやなくなりつつある戦い…。

新生ローレライ教団の使者としてキムラスカ王国に最後通告を言い渡しに来たラルゴが去った後、義父である王から父に関する事実を聞くナタリア…。



■「血」

バダックという名のかつて傭兵を務めていた男が実の父親で、それがラルゴである事を知らされ驚愕するナタリア…。

「もぅ最前線に立つ必要はない 血を分けた親子が戦う必要など…」
と義父は勧めるが…。
「血を分けた親子だからこそ超えねばならぬこともあると思う」と、前に進む事を決めたナタリア。
それでも、当然その表情は晴れる事はなく似たような立場にあるティアと語り合う…。


ナタリアから問われて兄であるヴァンと戦う決意をした時の気持ちを語るティア…。
「この世で血の繋がった肉親は兄さんだけだったから 同じ血の流れる私が止めなくてはと思ったの…たとえ刺し違えても…」

「血」…「血」の繋がりには幼少期からの嫌な記憶しかなくて、卒業後一度も肉親の声さえ聞いてない自分は苦手なんですけどねこの手の話は…(苦笑)
でも『血』が特別なのは確か…色んな意味で…。

だからこそ、この二人がそれぞれ『血』を意識して、命をかけてでも対峙しようとする気持ちは分からなくはないし…重いな…。

〈そして宝珠には譜術が刻まれており、それを使ってアブソーブゲートとラジエイトゲートで同時に手を打てばプラネットストームを止め、防御壁で囲まれた状態の無敵のエルドラントにも乗り込めるようになることが分かり二手に別れる事にする一行〉



まずはアブソーブゲート側
■ヴァン再び…。
消えそうになる瞬間、ユリアの譜歌を唱えることでユリアの契約に答えたローレライがヴァンとシンクの身体をつなぎとめ再び戻ってきたヴァン…。
「次に会う時はメシュティアリカ お前とて容赦はせん」と語るヴァンだが…あれだけ悲壮な決意で兄を倒す戦いをしたティアの気持ちを思うと…「もぅ一度」というのはたまらんよな……。


■モースの最期
第七譜石の欠片をまだ残っていた別のレプリカイオンに詠ませるモース…。

素養のない第七音素を取り入れてまでも文字通り化け物並みの力を得たのに、譜石を詠む力さえ得れていないモースがなんとも憐れな末路だ……。

しかも詠まれた預言(スコア)はモースが期待したものとは程遠い星自体の滅びのスコア…スコアにしがみ付き、スコアにのみ未来と救いをかけて生きた男のなんとも哀れとしかいいようのない結末……。

それでもかつてモースを信頼し直属の部下として働いていたティアは正気を取り戻そうと叫ぶものの精神汚染が進んだモースには…いや仮にそうでなくてもおそらくスコアに固執し続けたモースには届かなかったかな…ティアの譜歌により止めを刺され最期を迎えるモース…。

最期までスコアに固執したまま逝ったモースに『ユリアのスコアがあれば世界が救われると信じていた…あの方なりに世界を救おうとしていた』と哀悼の意を表すティアだが…。
モースに関しては同情や悲しさよりも、何かをただただ妄信し狂信的なまでに生きるのは……やっぱり愚かで哀れ過ぎるよ…という感覚の方が強く残ってしまう……。



■無垢なレプリカイオン
まだ何も分からない様子の、レプリカイオンに『一緒に行こう』と手を差し伸べるアニスの笑顔が…悲しい記憶が呼び覚まされて辛い…。
死んでしまったイオン様の代わりにはもちろんならないけれど…今後新たに何かが築いていければいいな…。


ラジエイトゲート側では…。
■信念をかけた避けられぬ戦い
「何故ヴァンに協力しているのか」と問うナタリアに、ラルゴは実の娘も最愛の妻シルヴィアも同時に失ったバダックだった頃の話を語り始める…。


そして…娘が奪われる事も妻が無残な死を遂げる事も全て定められていたスコア(星の記憶)を恨み…どんなに変えようとしても同じ場所、変えられない結末(未来の星の記憶)へと進んで行く現状を変える為に『星の記憶そのもの…ローレライを消し去る』というヴァンについていく事を決めたと…。

確かにね…こんな運命論的とも思える現状が事実の世界では…命自体に意味などあるのか…人の意志も努力も全てが無駄ではないかと思ってしまう事自体は凄くよく分かるんだよなぁ…。
そして、それを変えるためなら…どんな方法でもという気持ちも分からなくもない…。

ルークが言うように、だからといって今を生きる人たちを見殺しにするのはおかしいけれど…。
でもそのルークたちも『大勢のレプリカたちの命を喰らい それでもオリジナルの世界を存続させる道を選んだ…』わけで…どちらも、強い信念の元に避けられない大勢の命を犠牲に前に進んできたんだもんなぁ…。

いくら同じようにスコアから離れようとしていたとしても、今更ラルゴもルークたちも引き返せないし、立ち止まれない…もはや避けられない戦い…。
『結果は同じでも違うのだ』という言葉はよく分かる気がする…。
人がここで引き返せれば、それはそれで悲劇は減るのかも知れないけれど…引けないんだよなぁ…。

だからこそ『私の最愛の娘はもぅこの世にはいない 18年前に奪われてな』…と語り娘との戦いをも躊躇う訳にはいかないラルゴと…そんなラルゴに止めの矢を放ったナタリアのこの結末も仕方ないというか……避けようがない悲劇。

でも最後の最期に『シルヴィアに似てきたな さらばだメリル…』は残される者には悲しすぎて反則的ともいえる…愛情がありながら悲劇的な別々の道を歩むしかなかった者からのこんな優しい最期の言葉は…堪えるだろうね…。
でも死んでいくものにだけ許された、後に残るものへの記憶に残る重い言葉…。

ナタリアが最後に『こんな事は終わりにさせなくては』と色んな感情を押さえ込んで、それでもしっかりと前を向いて言いましたけど…そうだよなぁ、多すぎる『死』を見てきましたからね…終わらせなければ……ですよね。

来週は遂に『栄光の大地』…ホント終わりが目前です…。


24話の感想はここ


22話の感想はここ



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テイルズ オブ ジ アビス 第22話『消えゆく者』

第22話『消えゆく者』



ここまで死亡フラグが立ち続けてきたアッシュだけでなく…遂にルークにも…。
今話は究極の選択。でも犠牲の上に成り立つ未来、犠牲がなければ救えない、犠牲にならなければいずれは自分自身も含め自分の大切な者たち全てが死んでいく……。
そんな現実を突きつけられれば…さすがにこれは死を選ぶと思う…。

でもその死を選ぶ者以上に、そんな死を見送らなければならない側の者たちが辛く切なく…その後ずっと引きずると思う………。



まずは
■ジェイドとディストの決着から
大勢のレプリカを人扱いせずに、人としての温かさの欠片も示さないかのような様子のディストに…。
『皆さん下がって頂けますか…いい加減うっとおしくなってきましたよ、この辺で決着をつけましょう…』
抑えた言い回しの静かな口調に凄みが(汗)

ディストはラルゴが序盤でジェイドにかけたアンチフォンスロット(封印術)の効果が続いていると思っている為に未だ上級譜術は使えないとタカをくくっていましたが、ジェイドは既に自力でその術を解除し使える状態に……。


『いつの話ですか』との言葉と共に…秘奥義が発動…。
ディストは慌ててジェイドを説得しようとしますが時すでに遅し(苦笑)

『サヨナラ…サフィール』
この言葉を呟くジェイドの表情は哀しそうですよね…。

ジェイドはここまでディストに容赦ない扱いをしているようにも見えましたけど、やはり幼馴染…。
しかも彼自身がしたかつての約束「ネビリム先生を復活させよう」との願いを頑なに大事にし続けてフォミクリー研究に没頭して歪んでしまったディスト…。ディストはジェイドが居なければあぁはならなかったかも知れない…。

その責任を感じてもいたでしょうし…自分自身が苦しんだ後にようやく認めれた『死んだものはどうやったって生き返りはしない』との真実に、ディストもいずれ気付いてくれる時が本当は来て欲しかったんだと思います……。
でもそんな色んな複雑な思いを胸に『サヨナラ』と決着をつけたジェイドのこの一言は深みがありました…。



ここからは、自分が犠牲になる事を選ぼうとするルークの考えを知った…それぞれの苦渋の反応を…。
■ガイとナタリア
ジェイドの考えに怒りをあらわにし『ふざけるな!』と掴みかかり『お前はまだ七年しか生きていない!たった七年で悟ったような口を利くなよ!石にしがみ付いてでも生きる事を考えろ!』と常にルークのよき友であり続けたガイは、これ以上ないくらいの必死の反応を示す…。
ガイも他に方法はないと知りつつ、終始ルークを支え味方し続けたその大切な友への感情はそう簡単に抑えきれたり、整理がつくものではないですよね……。


ナタリアも『アッシュが!こうしている間にもアッシュが…』とひたすらアッシュの身を気にかけていたもののルークの考えを知ると…。

『私はルークにもアッシュにも生きていて貰いたいのです』と願ったナタリア…。
自分の愛し続けたアッシュと…ようやく気持ちの整理をつけ…幼馴染で大切な友人の一人としてルークを受け入れたばかり…当然選べる事などできない話だし、ここまで正義感や真っ直ぐな思いが人一倍強いところを見せてきたナタリアですからね…。

それでも、この二人もルークかアッシュが犠牲にならなければいずれみんなが死んでしまう…その方法しかない事は嫌というほど理解はしている…何ともやりきれない展開です。



■アニス
『イオン様といいルークといい…どうしてあっさりと命を捨てられるの…みんなが駄目って言ってるのに…ルークを知ってる人たちはずっと苦しむんだよ!もぅイオン様見たいに誰かが消えていくのは見たくない…


イオン様の死をまだ当然完全には乗り越え切れていない段階で、追い討ちをかけるようなルークの選択…。

そんな状態で『イオン様みたいに…』と漏らすアニスの言葉と『ごめん…ごめんなさい…』とのルークの言葉が相まって本当に悲し過ぎる…。



■ジェイド
『私はもっと残酷な答えしか言えませんから…恨んでくれて結構です。あなたがレプリカと心中しても能力の高いオリジナルが残る。瘴気は消え、処置に困るレプリカの数も減る。いい事ずくめだ…死んでください…と言います権力者なら』


わざと、感情を押し殺し冷徹な判断を口にするジェイド…。
アッシュかルークかという究極の選択で言えば…最善なのはオリジナルが残るべきだと考えたジェイド…。
でも最善の方法が自分自身の望む方法では決してない…。

『…友人としては止めたいと思いますがね』

遂にさすがのジェイドも冷徹なフリを通しきれずに、漏らした本音が……。
しかも友人だと思ってくれていたと知らなかったと、死を決意した儚げな表情のまま嬉しそうに語るルークに…。
『そうですか…そうですね…私は冷たいから…すみません』
と語るジェイドの…常に憎まれ役を引き受けていたジェイドのなんともいえない悲しそうな顔が……。
でも、幼い頃は確かに感情に乏しく冷たかったであろうジェイドがいまや…そうでない事はみんなが分かってますから…はい。



■ティア
アバンの『アッシュは死なせない…アイツは死んじゃいけないんだ』との言葉からすでにルークの中で多きくなりつつある”考え”に気付き、顔を曇らせていたティア…。


そして死を怖れながらも、はっきりと死を決意したルークを前に…。
『あなたって馬鹿だわ…私は引き止めない…(自分が死を決意した際に)あなたもそれを許してくれたから…でも私はあなたを憎む…みんながあなたを賛美しても私は認めない…バカ…

ティアの場合はねぇ……友人として、仲間としての感情以上の”想い”があるゆえに
他のメンバー以上に複雑な胸の内ですよね…。
しかも、自らもイオン様に助けられなければおそらく死を迎えることになったであろう状況下の怖さや苦しみや、それでも抱いた想いを経験しているだけに…分かっている…ルークの気持ちは他の誰よりも分かっている……。

それでも、許せない許したくない…でも止められない…何とも素直に言葉が出せないもどかしさや苦しみ葛藤する心境が描かれていて切ないです。

さてこんな風に苦渋の反応を見せたメンバーですが…。
『自分の大切な者が死んでまで救われたくはない…それなら共に死んだ方がマシだ…』
私ならそう思ってしまうかもしれない…。
おそらくこのメンバーもそうだと思う…でも自分一人ならそう反応出来たとしても…それを選べば…自分だけではなく何も知らない幼い子供たちを含めた世界中の全ての人々が死ぬ……。まさにどうしようもない辛い選択、辛い展開ですね…。


それから『居場所はどこにもない』『我等は捨てられた』と自覚し、仲間のレプリカたちのために自らの意志で消えて言った無数のレプリカたちに関しては…なかなか言葉が見つからない…。
どんな事情があろうと目的のためには手段を選ばないヴァンやモースの被害者ですから、彼らを憎みたくもなるけれど…ヴァンやモースだけでなくこんなスコアに頼り切った世界に、甘んじてきた人たち全てにも罪があるともいえるだけにね……。

それに誰がどれだけ変えようと行動しても、歪みなどものともせずに…多少の迂回はあっても結局は成就していくユリアのスコアが怖るべし…。


そして何とか無事切り抜けたかに見えたルークですが…。
■いずれ消えゆく者との宣告が……。
生き残ったとはいえ本来なら消滅しかねない力を使ったルークは直後から手が消えかかる反応に怯え、それでも仲間にひた隠す…。
でも検査を受けるとやはり細胞同士をつなぐフォニム(音素)が乖離現象を起こし極端に減っており…そう遠くない未来細胞崩壊が起きて消滅するとの宣告が…。


それでも明るく仲間に嘘をつくルークの想いが…これまた辛い…。

でも、ジェイドはすぐにそのことに気付き…それでも『あなたの嘘に私も乗せられておきますよ』なんて言いながら笑顔も見せていますが……ホントそれぞれの胸の内の抑えた思いが切ないですね。

そしてその話を………。
一度は消えてしまうと思ったのに『よかった私もぅあなたが消えてしまうと思ってた』と歓んだティアが…やはり、ルークの様子に何処となく不安を感じて、陰で聞いていた…。

ミュウの涙と、ミュウを抱きしめ絶望的な悲しみの様子を見せるティアの姿を見た瞬間…涙腺が…(ノ_-。)
だめだ……。

宝珠と剣は揃いましたが…ルークはアッシュは…この後どうなるのか…。
その前にまずは、遂にあの人の父親の件が切ない決着を迎えるかな…又来週です。


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21話の感想はここ


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テイルズ オブ ジ アビス 第21話「古の塔」

第21話「古の塔」



アッシュが…ルークが…。見ているのが辛くなる不吉な空気が全体的に流れてる回でしたね。というか、ここ最近終盤に入ってからは…ずっと見ているのが辛くなるような回の連続ですが…。


さっそく詳細感想です。
■アバン
障気が漏れ出し、草木や動物が死に絶え始めてる様子の世界…かなりヤバそうです。

アリエッタの死を侮辱するディストに対して『自分の心に正直に生き、死んだ者に対する侮辱は許さん』と怒りを向けるラルゴ…。
先週アリエッタに感情移入して見た者としても、このラルゴの発言には同意…ディストも嫌いではないんだが…死んだアリエッタに向けるあの言葉は駄目過ぎる(-_- )


ところで…あれ?…シンク生きてた?!
(細かい部分はかなり忘れてるのは自覚してたけど、こんな大きな事を忘れてたとは/汗)
でも生きてたからといって…あの時書いたあまりに哀しい人生というのは変わらないんだけど…ね。

そのシンクに『今更…決心が鈍っていないだろうね』と言われたラルゴは、胸のペンダントを失くした事に気付きショックを受けたかのような場面も…。

このあたりの話はまぁ誰が見ても多分結果はバレバレなんですけど…双方の感情の動きは注目すべき哀しいものがあるからねぇ、回収されそうな再来週の描かれ方が期待です。



さて今回はなんといっても…アッシュとルークですが…。
■まずはルークの側から…。
わざわざアッシュを屋敷に来るように呼び寄せ、両親と再会させるように取り計らうルークは「ここはお前(アッシュ)の家で…ここに居るべきなのは…」と語り…どこか、居場所を譲ろうとするかのようなルーク…。


ジェイドが心配しているようにルークにとっては『自分の居場所が無くなる事をとても怖れ…自分の存在意義を見つける事は…切実な問題』
そんな中で、アッシュを気遣い両親と会えるように取り計らったこの行為はルークにとっては辛い選択だっただろうけど、良くやったと思う。
勿論、後で書きますが複雑な思いを抱えるアッシュからすると、ありがた迷惑的な気遣いの方法でもあったとは思うけど「時間がない」としきりに繰り返すアッシュにとって結果的に両親に会えて、話せて…良かったと思いたい…かな。

それから、別れ際に両親が語った『二人無事に帰ってきてください。待っていますよ』と語った母親…二人のルークをここにきて完全に受け止めている両親やルークの胸の内を思うと、そうなれば本当にいいんですが………。

ところでジェイドが言うように「その他の多くのレプリカも…闇雲にモースや六神将に従うのはそうする事でしか自分の存在の価値を見出す事が出来ないからでしょう」というのも重い言葉ですね。
ルークも他のレプリカも果たして、自分の価値を見出すためにどんな選択をこの後するのか……。



■一方のアッシュ…。
アッシュとしては、譲ろうとするかのようなルークの気持ちは理解できても…彼の抱えてる問題を思うと…逆にその気遣いこそが余計にどうしようもなく辛くなってしまったり、苛立たしくなってしまう部分もあるんだと思うんですよね…。


今の状況下で『ここに居るべきなのは…』なんて言われても遅いというか…。
だからこそ、真実が両親に知られてからも自宅に近寄ろうとはしなかったんだろうと思うし…そのアッシュの心中の決意というか…哀しみは複雑で…見ていて辛いです。

ずっと引っ張り続けてきた伏線もここにきて遂に…。
ジェイドが『身体に異変はありませんか?』と聞くレベルにまで達してるし…。

上で(結果的に両親に会えて、話せて…良かったと思いたい…かな)とは書いたものの、やっぱり両親の語った『今こうして帰ってきてくれたことが何より嬉しい』との言葉は、今のアッシュにとって嬉しい反面堪える…辛い言葉でもあるだろうなぁ…と(ノ_-。)



■世界中に充満し始めた障気で人々が死に絶えるのを防ぐ方法とは…。
セブンスフォニムの素養のある人間たち一万人の犠牲と、なおかつルークかアッシュの超振動とその超振動を放つ者自身の犠牲(死)が必要だった。


自分の存在意義を賭け『俺が…』と自分を「犠牲」にする事への思いが頭をよぎるルークに気付いたティアがすかさず…『バカな事を考えてるんじゃないでしょうね!自分の命を簡単に投げ捨てるような真似をするつもり!』と叱り…他のメンバーもその考えを否定しようとするが……。

それを聞いていたアッシュの方は一足先にその方法を実行すべく…セブンスフォニムで出来たレプリカたちが大量に向かうレムの塔へ飛んでいた…。

自分の震える手を、自分で必死に押さえようとしてるナタリアの様子が見ていられないというか…辛いです(ノ_-。)

来週は「消えゆく者」か…来週どこまで進むのか分からないけれど…いずれにしても、また見るのがかなり辛そうです…。


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テイルズ オブ ジ アビス 第20話『森の墓標』

第20話『森の墓標』


今週はとにかくアリエッタに尽きるかな…。アビスはシンクの時もそうだったけど敵の死も重くて切ない…。



■復讐を誓うアリエッタは、アニスに決闘を挑む…。
先週もアリエッタについてはイオンへの想いの…その背景を考えると切なくなると書きましたけど…。何がどうすれば、アリエッタは幸せな結末を迎えられたのかさえ、分からない…中々言葉が見つからない感じです…。

オリジナルイオンの死さへ未だ知らず…自分が導師守護役を解任された真の事情すら知らされていなかった中で…何故自分が遠ざけられ、変わりにアニスが選ばれたのか理解できなかったアリエッタ……。それなのに、変わらずにずっとイオンを大事に想い続け、モース達を裏切ってさえもイオンを守ろうとした行動……。

しかも、よりによって因縁のアニスの行動が引き金になり…死んでしまったと思っているアリエッタ…もぅこれは、さすがにアリエッタとしては戦うしかないですよね…。


そして、今更事情を説明しても仕方がないと、黙って戦いを受け入れるアニスの気持ちも推し量れるだけに半端なくやっぱり切なく重い戦いでした…。
(今回は色んなものを背負って生き続けるアニスの痛みは取りあえず置いておいて…逝ってしまった方をメインに書きますが…)

それぞれ、本当は別々のイオンに対する想い入れだった訳ですが…だけど、その想いの強さ純粋さは共に強く…散ったアリエッタの想いが弱かったわけでは決してないですよね…。

満足のいく閉じ方だったとは到底思えない哀しい死だけに…やっぱり、上の方でも書いたように「どうすればアリエッタが幸せになれたのか…」答えが見つからない…。
オリジナルイオンと思い込んでたイオンに遠ざけられたままの数年間…。
育ての親ライガの仇もとれず…最後は家族同然の、魔物たちを共に死に至らせてしまう形で…色んな人や魔物や事柄にひたすら『ごめんね…』と言いながら死んでいったアリエッタ……(ノ_-。)

最後に、アリエッタにとってのイオンの幻覚を見ながら…そして…届かない手を伸ばしながら涙のうちに死んでいったアリエッタ…。
オリジナルイオンと共に過ごした短く幸せだった日々を思い出しながら逝ったのがせめてもの救いと……思うしかないけど…。
あの伸ばす手が…掴めなかった幸せを象徴するかのようでもあり…今度こそしっかりイオンの手を掴みたいとの願いのようでもあり……切な過ぎました(ノ_-。)


さて今週はモースが結局スコアを妄信したあげく…いいように使われて、素養もないのにセブンスフォニムを体内に入れディストにさえ嘲られながら魔物のような醜い姿になったり…。

ローレライがアッシュとルークに『鍵を送る、その鍵で私を解放して欲しい。栄光を掴む者  私を捕らえようと…』 という意味深な言葉を投げかけていたその意味が、ある程度判明し…「栄光を掴む者」ヴァンが生きていることや…ルークだけ「宝珠」を受け取れず自分はやはり『劣る』のかと思い悩むルークの姿や、ナタリア関連の伏線もあったりしたんですけど…それらの詳細は全て今後続く話なので…今回はとりあえずいいかな…。

来週は又アッシュが色々取りあげらるんでしょうか…。


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テイルズ オブ ジ アビス 第19話『最期の預言』

第19話『最期の預言』


ここまで伏線を多数まいていたアニスの背景が明らかに…同時にイオンが遂に…。
今回のタイトルが「最後」ではなく「最期」という漢字を使ってた時点で、おそらく予想できた展開だったとは思いますが…レプリカとして生みだされ自由とは程遠い生き方を強いられたうえに、非常に短い人生を閉じるに至ったイオンの哀しすぎる結末でした(ノ_-。)


  • あらすじ:謎の部隊がマルクト軍やキムラスカ軍を襲撃する事件が続く。そんな中、不審な行動を続けるアニス…そして遂にイオンが掠われ、ルーク達も死んだはずの知人達に襲われる事態に…。一方、モースは、掠ったイオンに惑星預言プラネットスコアを詠ませ、未来を知ろうとしていた。しかしその行為は元々身体が弱く体力をすり減らしてきたイオンにとっては限界を超す死を招く行動だった…。


■アニス

まずはアニスの方ですが、今までやたらお金に固執し、玉の輿を願っていたその理由…さらには簡単に人を信じ、裏切った人たちさえ許そうとする仲間に複雑な思いを見せてきたその理由が理解できた回ですよね…。

陽気に振舞いつつも、実はどれほどアニスが心の底では苦しんでいたことか…_| ̄|○

最後のルークとの涙の場面で
『あたし最初からイオン様を騙してた…ずっと嫌だった イオン様天然って感じで騙すの辛かった イオン様私のせいで死んじゃった…』

と号泣するアニスを見てると、涙がやっぱり抑えられない…(ノ_-。)


  • アニスは自分の両親の借金を大詠師モースが肩代わりしていたために、いいように使われ、スパイとしての役割を負わされてイオンの行動を逐一報告しなければならなかった…。
    でもイオンの傍にいつも居て、イオンの人のよさを知り…心の底では純粋にイオンを守りたいとも思っていた……。

    おまけに、ルークたちと知り合い仲間意識がどんどん増していくパーティの中で裏切り行為を働き続けなければいけない自分への苛立ちと、そんな自分を無条件に信じてくれる周りへの自分ではどうしようもない不条理な怒りが…これまでの、時として見せる反発や怒りにも繋がっていた……。

    それが分かると以前に呟いた「なんでみんなそんなに簡単に信じちゃうの…馬鹿みたいだよ…」は、すごくアニスの心中の哀しみが伝わってくる呟きですし…。

    今回の冒頭の『何も知らないくせに』も、そんなかなり複雑な感情が渦巻いた発言でしたよね…。


あの幼さでこれまで、どれだけ無理をしていたかを思うと……しかも、最終的にはイオンを死に追いやってしまったと償えない負い目を感じ号泣する姿を見ると…(ノ_-。)


一方で、今週アリエッタが見せた導師イオンへの純粋な愛情も…その背景を考えると切なくなりますよね…。


  • オリジナルイオンの死さへ未だ知らずに…自分が導師守護役を解任された事情すら理解していない中で…遂に、モース達を裏切ってさえもイオンを守ろうとした行動……。

    しかも、アリエッタが純粋に守りたかったイオンはもぅとっくに居ないわけですもんね…。


それにしても、憎むべきはこういう状況に幼いアニスやアリエッタを追い込んでいたモースやヴァン…どんな理由があろうと腹立たしいよなぁ……。
おまけに、レプリカ技術を弄び、イエモンさんたちやガイの姉まで作り出して…(-゛-メ)

来週は予告を見る限りアニスに対して複雑な怒りや恨みを抱くのは当然のアリエッタと、アニスの対決も描かれそうですね…。

■イオン

冒頭でも書いたように、レプリカとして生みだされ自由とは程遠い生き方を強いられたうえに、非常に短い人生を閉じるに至ったイオンの哀しすぎる結末…(ノ_-。)

ただ最期はイオンの顔にある種の満足感、笑顔もあったと思いたい…。


  • イオンは他の劣化が激しかった導師のレプリカたちの中で最もオリジナルに近かったとはいえ、体力的にはやはり脆さを抱えていて、導師だけが使えるダアト式譜術を使うたびに命を削っていた…だから、いずれそう遠くないうちに死が訪れたはず。
    だからこそ、最期にルークたちにとって役立つ重要なスコアを詠めた事、おまけにティアの命を救えたことが嬉しかった…自分が無意味に生き、無意味に死んでいくのではないと思えたその事は…きっと嬉しかっただろうと自分は思います。

    だから、最期のスコアも決してイオンの思いの中では無理矢理に強制的に詠まさせられたのではなく…自分の意思で自分の命を賭けて詠んだスコアだっただろうと!

    そうであったからこそ、その最期のスコアをルークに託す際には
    『ルーク、今のは僕があなたに送るスコア…数あるあなたの未来の一つの選択肢です!』と、ルークにも自分の意志で未来を切り開いていって欲しい…スコアはあくまで、そのための助けの一つに過ぎない!と、自分の意志をはっきり乗せて託す事ができた…。

    こう考えると……イオンが少なくとも絶望しかない感情の中で死んでいったのでない事は救いかな…。


でも、そうは言ってもやはり、そういうある種の満足感を示す笑顔だけではなく…同時に、限りなく寂しげな感情も垣間見せる、そんなあまりにも切ない笑顔でもあったなぁと感じたわけで…。


  • 特に最後の最後まで『僕の変わりはたくさんいます』
    なんて言葉が出るあたりは…ね。

    最期に自分の意志で役に立てたとはいえ、自分の個人としての価値を見出しきれずに死んでしまった…まだまだ、そこまで思えるにはあまりに短い命だったんだと思いさらされるようで_| ̄|○


それに
『もぅ、僕を監視しなくていいんですよ…アニス…今までありがとう僕の一番大切な…』
という文字通り最期となった言葉も…。


  • これまでアニスをスパイと知りながらも、自分の傍にずっと居てくれたアニスへの感謝とアニスの心の中での葛藤を気遣う優しさ、さらには基本的にアニスと居る時はきっとイオンは楽しかったんだろうななどと思わせる…本当に色んな複雑な思いが垣間見えて…

    出来る事なら『もぅ少し生きたかった』だろうと感じずにはいられないよなぁ…。


さて、イオンの命を賭けた最期のスコアを無駄にせずルークたちは行動できるか…。
とりあえず来週はモースをどうにかしてくれるでしょうか……。
(一応命を賭けて詠んだイオンの最期のスコアも一番下に文字にしておきます/^^;)

又来週です。


20話の感想はここ


18話の感想はここ



イオンの最期のスコアの一部

『やがてそれがオールドラントの死滅を招く事となる。

ND2019 キムラスカ・ランバルディアの陣営はルグニカ平野を北上するだろう。軍は近隣の村を蹂躙し要塞の都市を囲む。やがて半日を要してこれを陥落した。
キムラスカ軍は玉座を最後の皇帝の血で汚し、高々と勝利の雄叫びを上げるであろう。

ND2024 要塞の町はうず高く死体が積まれ死臭と疫病に包まれる。人々はことごとく死に至り、マルクトは最後を迎えるであろう。
この後キムラスカは栄光に包まれるがマルクトの病は勢いを増し、やがて一人の男によって国内に持ち込まれるであろう』

『聖なる焔の光は汚れし気の浄化を求めキムラスカの音機関都市へ向かう。そこで咎(とが)とされた力を用い救いの術を見出すであろう』

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テイルズ オブ ジ アビス 第18話「アブソーブゲート」

第18話「アブソーブゲート」



毎回すさまじく展開が速いんですが、さすがに今回はアニメだけ見てる方からするとどうだったんだろう…全てがあっさり進んだ感じで拍子抜けしていないだろうかが不安です^^;

まぁ急ぎすぎてるだけで、内容自体は本当は今週も濃いとは思うんですが…時間がどうしてもなぁ…。


という事でいつものように詳細感想です。
■足止め
吹雪のためにアルビオールが飛び立てず足止めを食らうルークたち。でもジェイドは、これは逆にちょうどいい休息でヴァンを阻止する為にも、ここは体調を万全にする必要があるんだからゆっくり休もうと提案する。


こういうところはやっぱりジェイドというか、さすがにジェイドというか…こういう全体を見通せて常に冷静な人がいると味方としては助かります…^^
まぁ大事な戦いの前のこのイベントは定番といえば定番なんですが…。

ただ、メンバーは同意するものの、ティアだけは兄であるヴァンとの対決を控えて、何が何でも自分が止めなければならないという悲壮なまでの決意ゆえに焦りをあらわにしています…ルークが扉の前で声をかけるの躊躇するくらいに辛そうなのが前面に出てます…。

確かに、もぅ迷わないヴァンと戦う!と決意はしたものの、辛さがなくなるわけではないですから…待つ時間は返って辛いですよね。という事でここはさすがに、仕方ないですよ…。



■ナタリア

オリジナルルーク(アッシュ)の事を幼いころから一途に愛し続けてきたナタリア…。

だからこそ、本物はアッシュだと分かってからは、戸惑いながらもアッ シュの事を確実に想うようになっているわけですが……。

それでも、やっぱり7年間必死にルーク(レプリカ)を本人だと思い…その記憶が戻るよう必死に尽くしてた時間があるわけだもんねぇ…単純に割り切れる筈はなく…。まだここまで、割り切れない思いを両方に抱いていたんだろうね…。

でもこの日遂に、気持ちの整理を付ける事が出来た…。
ナタリアのこういう気持ちの揺れや、ようやくある程度の時間を経て今、整理を付ける事が出来…ルークを幼馴染の一人、大事な友人として受け止めれるようになった!というのは十分理解できます。はい。

ただ理解できない点が一つ…。
踏ん切りの付け方というか、最期の自分の中でのけじめのような形で聞きたかったんでしょうけど…ルークに本物の約束の言葉…
『いつか俺たちが大人になったらこの国を変えよう…死ぬまで一緒にいてこの国を変えよう』
を言わせてみるというのは…ちょっと自分には理解できないかな…自分なら本人以外から聞きたくないような…(汗)
ふむ…^^;


■ガイの言葉
『どこかで違う道を選んでいたら、俺も六神将のようにヴァンに協力していたかもしれない。…それで、ホドが復活するなら例えレプリカでも仲間や家族が復活するなら、それでもいい…と考えていたかもしれない

これは、結構考えさせられるというか…大事なものを復活させられるとなると…迷うよ…なぁやっぱ。でも、色んなものを失くしていくのは現実問題どうしようもないわけで…それをどうにかしようとすると歪みが生じてしまうんだろうから、ガイが今の道を選んだのはやはり正解なんだろうね…。

まぁでも一概には決め付けれない程とにかく、難しい問題です…。
ただ、ガイが言うように
『ルークと同じ道を選んだ…だからやれるだけの事はやる』と、言い切るガイは間違いなくいい男です。


■アッシュは

『期限は近づいているということか』
『こんな身体でなければとっくに俺が…』
もぅ…誰もが心配になるアッシュのこういう類の言葉が毎週……。

そして必死の形相でルークに『止めるんじゃねぇ!倒すんだよ!』と叫ぶアッシュ。



■ティアの語るヴァンへの想い

アブソーブゲートに到着して早々大きな揺れを感じてティアとルークだけが落下し、メンバーと離ればなれになる。

そして二人きりになったルークは辛いならティアだけでも戻っても…と言うが。
『いいえ!これは私が決めた事だもの!』とキッパリと言い切るティア。

そして語るヴァンへの想い…。
『母がなくなった後、ずっとティアを大切に育て、何でも教えてくれた大好きだった兄…でもそんな優しい笑顔の裏で、兄さんはこの世界の何もかもを憎んでいたのかもしれない
大好きな兄の苦悩に気付けなかった、ここまでに至るまでに止めれなかった…それは凄く悔しいだろうし、やり方が間違ってしまった兄が哀しくて仕方ないだろう…ね。

だからこそ、最後まで自分の手で戦ってでも何とか止めたい…と。



■ヴァン

ここに至ってのヴァンのルークへの言葉が辛辣過ぎて黒すぎる(汗)

『何故お前がここにいる!レプリカ!ここに来る(べきなのは)ルークオリジナルだ。私の邪魔をするな愚かなレプリカ』

『何かの為に生まれなければ生きられないと言うのか!…お前はユリアのスコアを覆すために捨て駒として生まれた代用品 ただそれだけだ』


ここに至って、ルークの存在意義など毛ほども認めようとしないヴァンが酷すぎる…(苦笑)でも、ルークには先週も書きましたがまだ『何か』が足らないのも事実…なんですよね…。
ヴァンをも認めさせるほどの何か…。

事実、躊躇なく飛び道具を投げつけたティアがヴァンに
『本気なんだなメシュティアリカ』と言わせたのとは対照的に…ルークのほうは一度、剣を振り上げたものの、ヴァンに斬りかかる事を躊躇ってしまいヴァンに『だからお前は愚かだというのだ』と言われてしまう…。

もちろん、逆に斬られる瞬間に、ガイとジェイドが駆けつけ攻撃に参加したことで流れの中でヴァンを斬ることは出来たんですが…。
まだ、どこかその意志の質、そして持ってる意志の強さもヴァンやガイやティアと比較すると何かが違うのかな……と、思んですよね。
まだルークの成長という面でも物語上、途上なんだろう…なぁと。

さて、一応ヴァンは落ちていき…逆流を無事止めて、ひとまず決着が着いたかのようには見えますが……^^;

でも、普通に見てれば当然ヴァンの語った
『枝葉が変わろうが木の本質は変わらぬユリアのスコアはあるべき未来へと確実に進んでいる。やはり一度全てを無にし新しい世界を作るしかない』
という言葉、つまり枝葉は変化したように見えても、やっぱり第七譜石が示してる未来に向かって確実に進んでいるようで…一体その未来とは何なのかが…気になりますよね(汗)

それに、ローレライがこのときアッシュとルークに同時に語りかけてきた
『鍵を送る、その鍵で私を解放して欲しい。栄光を掴む者  私を捕らえようと…』
という意味深過ぎる言葉も気になりますし…ね。

『鍵』も気になりますが…栄光を掴む者は例のスコアで、ヴァンを表してたのはすでに判明済みですし…。



■とりあえずの平穏?!

表面上は全てが上手くいったかのように見え、終わったかのように思えてから一月後…。

燃え尽きて、引きこもってるルークを見てもまだ、やっぱり何かが足りてないのがありありと^^;
他の人は『やるべき事』があるのを寂しく思い、『自分には何もない』とただ羨んでる感が…。

母親は暖かく見守ってくれてるみたいです…。
元々はこの人はルークを甘やかしすぎた人でしたが、描かれてはいないですが色々あってこの人も苦悩し変化してるんでしょうね。
もちろん以前から、心は温かい人だったでしょうが「気分転換に出かけて来い」とは言いそうにない過保護な母親というのが、自分のイメージだったんですが…。

そしてノエルと二人でティアに会いに行く道中アッシュが依然として何かを調べてる事を聞き…急に火がつくルーク…身を乗り出してノエルに接近しすぎです^^;
ノエルは、ひいてるようにも見えますが、別に嫌がってるわけじゃなくノエルの場合は「照れてる」に近い立ち位置だった気はしますが(笑)


■再び…。

ティアと再会したルークはまずヴァンの墓に手を合わせ…。

それに感謝して柔らかく微笑むティア…すっかり、いい雰囲気になりましたねこの二人は(笑)

でも、ヴァンの剣が消えている事…もしかすると六神将の誰かが生存しているのでは…という点とアッシュの動向も気になるという事で再び出発です…!

さて来週は『最期の預言』…。
このタイトルは………。
物語は佳境…来週もかなり注目です。


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17話の感想はここ


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テイルズ オブ ジ アビス 第17話『崩壊の序曲』

第17話『崩壊の序曲』



まだまだ光は見えてこないどころか…いろんな暗雲も…。



■アニスの怒り
スピノザが現れ自分の過ちを認めて、ヘンケンたちを死に追いやったことを悔いていると言いますが…。
アニスは激高し「今更そんなこと信用できるわけないじゃん」と。


うーん、これはねぇ…正直、自分なら確実にルークたちのように寛大になる事は出来ないわ(苦笑)


今更ノコノコ現れやがって、悔いてるならまず見えない場所で、しっかり悔いたことの証拠でも示してから来やがれよ…と思ってしまうだろうなぁ(-゛-メ)
この男が自分の思い通りの研究をしたいがためという自分勝手な理由でとった行動の結果、先週のじぃちゃんらはもちろん、アッシュも被害にあった訳だしね…。

まぁ、ジェイドの反応がこの場合は一番利口だってのは頭では分かるけど(苦笑)
『許したわけではありません。…外郭大地を降ろしクリフォトの障気を封じれるかどうか専門家として検証してもらう必要があります』
ジィちゃんたち亡き後この人しかいないわけだしね…。
そして、そこにいる皆が『スピノザを信じる』と言う。

それでも…納得できないアニス…。
「なんでみんなそんなに簡単に信じちゃうの…馬鹿みたいだよ…」
これは…意味深な発言ですね(汗)



■背中を向けるルーク
降下作業を続ければティアは確実に障気に蝕まれ命を危険にさらす事になる…でも、ティアを連れていかないとパッセージリングは起動しない…。


ティアの体が心配で仕方がないルークはティアを気遣いに部屋に行くが…。
そんな状態でもいつもと変わらぬ笑顔を見せようとするティア。

そんなティアにルークは…
『強いフリしすぎだ!怖いとか悲しいとか言ってくれれば俺…』
…えーと、ここはこれ以上言葉は必要ないですね^^;
とにかく、この二人いい雰囲気です^^



■第7譜石

ガイがヴァンとともにホドが沈む前に第七譜石らしきものを見た事を思い出す。

という事は、ヴァンはこれまで作中で何度も取り上げられてきた第6譜石後半のスコアのさらに続きの未来を知っている事になる…ユリアの詠んだスコアは果たして一体どんな未来を示しているのか…。
やっぱりこれは興味はあるよなぁ…。

スコアに縛られた世界なんざ御免こうむりたいが、そういうスコアが実在するとしたらやっぱり知りたくなるのが人間なんだと思う…(苦笑)そして知ってしまう とどうしても何らかの影響は受けてしまう…だから、そんなものはやっぱり存在しちゃいけないんだよ…てのはヴァンの意見に大いに賛成なんだけどね…(汗)

それから、ティアがユリアの子孫だというのは先週のローレライの言葉の中にも出てましたけど…ここで、はっきり自覚するんですね(汗)



■ヴァンとの決別の決意
ヴァン自身も障気に蝕まれていたので、当然ティアの体の異変にも気づいていた。そして、なんとかまだ自分の側に迎え入れたいと願っている…ここは兄として普通に妹が大事だという感情が表れてるんですよねぇ…。
でも、だからといって妹のために極論を翻す気は…さらさらない。


ティアもここまでは、兄を説得できるかもしれないとの一縷の望みを抱いていたものの、それが無理であることを悟る。

そして、ヴァンの言うとおり…この世界のスコアに踊らされた醜い人々の姿や、スコアを利用する為政者がいる世界は確かに間違っていたとしても…それでも、自分が出会って来たたくさんの人たちは消滅して当然といえる人たちではない…『守りたい人たちがいる』という事を思い返して、ヴァンと戦う決意を固める。
辛い決断をした後の、ティアの引き締まった決意に満ちた表情がいいですね…。

アッシュも…ヴァンと同じように『スコアもこの世界もぶっつぶしてやりたい』と痛切に願ってるにもかかわらず…やっぱり、アッシュにも守りたい人がいる…。
アッシュはホント復讐の鬼になっても不思議ではないのに…この願いは、切なくなる…。

しかも、手当てをしようというナタリアを振り切り『俺には時間がないんだ…』と再び去って行くアッシュ…。
ナタリアも重ねたあとの手を見つめ何か感じたよね…あの表情は…。

そして、ルークは 『出来損ないではない本物のお前(アッシュ)が必要なんだ』と目の前で語るヴァンにうな垂れつつも…まだヴァンを『先生』呼ばわりしてます。そんなルーク を見つめるイオンがこの後の雪山で言ったように、ルークはまだ完全にはヴァンから自立出来ていない…あと、一押し「何か」が必要なんでしょうね。



■大佐!出番ですよー
アニスがジェイドの肩をたたいて「大佐ー出番ですよ!」と言ったのに笑った(汗)
アニスのこんな発言ゲームでもあったっけ…。


そして…ディストの方はジェイドに出会って最初嬉しそうな声を出してるのにジェイドは一切容赦なし(苦笑)
『あぁジェイドーーギャーーー止めて! そこは駄目 死ぬー!』
って一体何をしたんだ(汗)
まぁおかげで、ロニール雪山で六神将(残り三人だけど)が待ち伏せてるのが分かったわけですが(笑)



■ロニール雪山の決戦

相変わらず、ナタリアはラルゴと対峙してます(苦笑)

そして、アリエッタはアニスが!

でも、雑魚敵も多くてキリがないと見たジェイドが…決めてくれました!

そして、守りは鉄壁のティアの譜歌!と思ったら一番大事な人が(汗)



■最後の…?!
六神将は雪の下に埋もり、これで邪魔もいなくなり最後のパッセージリングを起動して外郭大地降下作戦は成功か!と思いきや…。


ヴァンに嵌められた…?!
最後のパッセージリングを起動すると、本来終息地点であるアブソーブゲートのセフィロトからセルパーティクルが逆流してしまうように仕掛けられており、このままでは外郭大地は再び崩壊を始めるようになっていた…。

せっかく、ここまでの各地点で倒れつつティアの体に負担を蓄積させながら作業を敢行したのに……。
予告のヴァンが又来週もかなり悪そうな顔をしてるよ…(苦笑)

又来週です。


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16話の感想はここ


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IHクッキングヒーター

返信とか近況とか一言感想

アニメの方は、毎期視聴本数が減っています。。。

yutanpoさんへの拍手コメ返信
自分ではいつも「あーもっと上手く伝えられたら…」と思いながら書いているのですが、褒めて頂いてありがとうございます。
確かに、指の組み方は左親指が上、腕の組み方は右腕が上です(゚□゚;)!
「CLAYMORE」アニメの方は分からないですが、数年前に友人宅で何冊か読んで、その時「面白そうかも」と思ったのにそのまま放置していました。完結したんですね、近いうちに購入して読んでみます。

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